最近、ブログには書いていない色々なことでも忙しく、
頑張り過ぎて無理をしていたようです。
全然平気、楽しいから、と思って気付かなかったけど、
身体は正直ですね~。
こんなことを書くのは恥ずかしいのですが、
歯茎が腫れて、口内炎が沢山できて、右鎖骨下が痛くなって、とどめに風邪を引きました。
どれも大丈夫なんですけど、びっくりです。
気力があるからなのか、本人いたって元気です。
寒暖差が激しいので、皆様もお身体気を付けて下さいね。
でも、ほどほどにしよう。
一番大切にしなくちゃいけない人に八つ当たりしちゃいました。
本当反省です。
そんな時、もう18年も前に挙げた結婚式の披露宴で、
友達が読んでくれた詩を思い出しました。
もう一度読み返してみて、何だか泣けてきちゃいました。
横にいたチョコ、そんな私を見て、慰めてくれたね。
皆さんももしよかったら、読んでみて下さいね。知ってたかな?
『祝婚歌』
2人が睦まじくいるためには 愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは 長持ちしないことだと 気づいているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい 完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
2人のうちどちらかが ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても 非難できる資格が
自分にあったかどうか あとで 疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい
立派でありたいとか 正しくありたいとかいう
無理な緊張には 色目をつかわず ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら 生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる そんな日があってもいいそして なぜ胸があつくなるのか
黙っていても 2人にはわかるのであってほしい
吉野弘
※著作権について
吉野弘さんは、2014年1月15日肺炎のため自宅で死去されたそうですが、生前、
著作権料が民謡に発生しないことになぞらえて、
作品の著作権の放棄を示唆していたそうです。
そのことを知って、詩を全文記述させて頂きました。