愛知県東海市
『観音寺』に行って来ました
文永3年(1266)の開創と
伝えられています。
中興され伽藍も整えられましたが
間もなく火災により堂宇を焼失しました。
天正13年(1585)
名古屋大須にある宝生院の鏡融法印の
助力を得て再興しました。
その後、後柏原天皇の勅願所となり、
豊臣秀頼の祈願寺として
居屋敷一帯の五町歩を下付されました。
これにより遠方からも
除災招福を願って参拝する人が
後を絶たなかったといわれています。
「本堂」
当地出身で幕末に活躍した細井平洲は
幼少の頃、
観音寺の九世義観法印の室に入って
学んだといわれています。
「ちょうちん祭り(観音まつり)」が行われ
ほおずきの提灯を数十個つけた孟宗竹が
夜の集落を練り歩き、
祈祷が終わると見物人がその提灯を
奪い合うという何とも面白そうな
お祭りが開催されています