勢いづいて、ググっていると、
古事記、日本書紀には、意外な物語が盛り沢山不安

猿田彦命と、天細女命の結婚は、ハッピーエンドとはほど遠い伝説も、てんこ盛りです真顔


お願いだから、夢を壊さないで欲しい悲しいと願いつつも、古事記や日本書紀をかいつまんで触れながら、私の素朴な感想・勝手な自説も、ちょいちょい織り交ぜていきます。



二神の出会い
瓊瓊杵尊が天降りしようとしたとき、天の八衢(やちまた。道がいくつもに分かれている所。)に立ち、高天原から葦原中国までを照らす光輝く神がいました。

そのため、天照大神と高木神は天細女命に「汝はか弱い女神だが、向きあうと面(おも)勝つ神」だから、誰が降りる道を邪魔しているか調べるようにと命じます。

立ちはだかる その神は、猿田彦命

猿田彦命は「天地を照らす神」ということから、天照大神以前に伊勢で信仰されていた太陽神だったとする説もあるそうです。


猿田彦命は、威嚇的な姿で進もうとする道の先にいましたが、天細女命が尋ねると「私は国津神 猿田彦で、天津神の御子が天降りなさると聞いてお仕えしようと思って待っている」と答えたそうです。そうして、高千穂まで邇邇芸命らの先導をしました。


邇邇芸命らが無事に葦原中国に着くと、邇邇芸命は天細女命に、「その名を明らかにしたのだから、猿田彦命を送り届けて、その名前をつけて仕えるように」と言います。そこで天細女命は「猿女君」と呼ばれるようになったとのこと。(『日本書紀』では、猿田彦命が天細女命に自分を送り届けるように頼んだことになっています)


えーっと、

結婚したという記述ではないな…真顔

天細女命は、猿田彦命に「仕えた」???


猿田彦は故郷の伊勢の五十鈴川の川上へ帰るのですが、伊勢の阿邪訶(あざか)の海で漁をしていた時、比良夫貝(ひらふがい)に手を挟まれ溺れたとあんぐり


この時、海中で溺れた際に生じた泡からは三柱の神が生まれ、阿射加神社に現在は鎮座していると。


えーーー突然に急展開不安不安不安

そんなすごい方なのに、あっけなさ過ぎます。


ん?真顔

いや、

でも、亡くなったとまで、はっきり書いてはない?


一方、天細女命。

天細女命は猿田彦命を送って日向国(または志摩し国)に帰った後、大小の魚を集めて天孫(邇邇芸命)に仕えるかどうか尋ねた。

みな「仕える」と答えた中でナマコだけが何も答えなかったので、天細女命はその口を小刀で裂いてしまった。それでナマコの口は裂けている。アメノウズメの功績により、代々の天皇は志摩国から新鮮な海産物が献上される時は、猿女君に与える。


突然あんぐり

このくだり、必要?不安

なにを意味してる?



神話の世界は、
ハッピーエンドや起承転結ではない物語多し。

猿田彦命


猿田彦命は、国津神。


天照大神以前に伊勢で信仰されていた太陽神だったとする説があります。

自らが光輝き、道を照らすことができたんだとか。

天照大神の孫の瓊瓊杵尊が、降臨。

それが弥生時代の幕開け。

ということは、縄文時代は猿田彦命が太陽神だった?


また、どのようにしてかはわかりませんが、猿田彦命は、瓊瓊杵尊が天降ることを誰よりも早く情報をキャッチできていたようです。
縄文から弥生への時代の変化が見えていたのか?

猿田彦のご神徳が、
導きの神と言われるのは、
瓊瓊杵尊を安全に先導したことからなんですね目がハート


すごい能力。

先まで見えてそうなのに、あのような亡くなり方はしないと思っちゃいます。


更に、交通安全や教育、方位除け、五穀豊穣、事業開運などの様々なご利益があるともいわれています。

また、天之八衢に立ちはだかったことより、境界を守護する境界神・防塞神という面もみられますし、
新しいことをこれから始める人や道に迷っている人がお参りすると、成功や目的地に導いてもらえるとされています。



天細女命


天細女命は、天津神。

天岩戸神事の天太玉命の娘にあたります。

巫女みたいな担当かな?


素戔嗚尊が高天原に向かって来ているのを最初に気づいたのは、天細女命だったそうです。


そして、なによりも芸能を司る神として有名です

岩戸に隠れたアマテラスを救出する際、踊った踊りが石見神楽のルーツとされてるそう。

 国内で見られたはじめての踊り子といわれることもあり、様々な芸能関係者から篤い崇敬を集めています。


まさに、圧倒的、神アイドル!

人を魅了する魅力の持ち主。

あの、天照大神や猿田彦命までもあんぐり


更には、


数いる神々の中で、

猿田彦命との交渉の先達に選ばれている。

また、

大小の魚を集めて天孫(邇邇芸命)に「仕える」と答えなかったナマコだけ口を小刀で裂いた=自分の役目を全うするキャリアウーマンあんぐり



お二方(二神)共に、どちらもひけを取らない最強実力者。


当時は、天津神と国津神は結婚することがなかったから、最初は、婚姻という形にとらわれないパートナーだったと考えるのが自然な気も?


私が、単純に、荒立神社を参拝した時に感じた空気。
猿田彦神社や椿大神社参拝の時に、いつも感じる、参拝すると清々しくなる!

これは、二神のパワーに違いないと思うのです。



色々調べてて知ったのですが、
アニメの推しの子って神話がモチーフっぽいあんぐり
(映画しか観てなくて内容よく理解できてないけど)

荒立神社とか、アメノウズメで検索してたら、度々「推しの子」が検索に入り込むんでチラ見したら、そんな感じの解説してました。

極秘に出産したのは、高千穂だったのねあんぐり


とにかく、素敵な二神ですひらめき