四国高松
八十八ヶ所霊場の75番札所
善通寺。

空海の生まれ故郷。

産まれたのは、母(玉依姫)の故郷多度津の海岸寺説もあったみたいですが、今は、父(郡司 佐伯直田公)出身の善通寺ということで整理されてるようです。


日本全国どこかしこも空海の逸話だらけで本当にすごい方なんですが「同行二人」に、空海という人物の魅力がぎゅっと詰め込まれているように思います。



善通寺で「戒壇めぐり」(真っ暗な地下道100mを渡ることで、自分を見つめ直す)して、奥の資料館に行った際、

時空は違えども、安倍晴明との接点を描いた記録が残されてて思わず感動しました。


~その昔、善通寺には弘法大師筆の扁額が掲げられた門があった。陰陽師・安倍晴明は縁あって讃岐国を訪れる機会があり、この門の前にさしかかると配下の鬼神がもつ松明(たいまつ)の火が消え、門を通り過ぎると再び火がともったという。これを見て晴明は、この門には四天王がおり、寺を火災から守護していることを感じ取ったという。~


二方の呪術、法力が交差する一コマが史実として残されてます!



善通寺敷地内の大きな楠。

樹齢千数百年。

空海が生まれた時には、既に存在していたそう。


若い頃、空海は、この大きな楠の木に登ったに違いないと思うのです。



戒壇めぐり、お勧めです。
(閉所恐怖症の方には、お勧めできません)

資料館にも立ち寄り、空海と安倍晴明との時空を超えた接点の一コマも確かめて欲しいです。

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