賣沼神社の横には、
八上姫公園があります。
そこの立て看板を読むと、
八上姫は、
大国主命の兄 八十神の求婚を断り、
(大国主命には、80人兄が居る
?と驚きましたが、異母兄弟らしいです)
![不安](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/597.png)
従者のように扱われていた末弟の大国主命を
見出したことより、
本質を見極める目をもつ、
非常に優れたシャーマンだったのではないか
と言われてるそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240705/23/mikomarin9999/95/85/j/o1080081015459771926.jpg?caw=800)
八上姫との出会い以後、
大国主命は世の中に出て、
どんどん国造りを進めていきます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240705/23/mikomarin9999/90/e1/j/o1080081015459771927.jpg?caw=800)
川の向こう岸の小高い山は、古墳。
八上姫のお墓の可能性もあるそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240705/23/mikomarin9999/36/a8/j/o0810108015459771935.jpg?caw=800)
賣沼神社と八上姫公園を紹介した立て看板。
八上姫は、日本で一番最初の恋物語のヒロインだと紹介してあります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240705/23/mikomarin9999/0c/6b/j/o1080081015459771938.jpg?caw=800)
公園には、神話を説明した紙芝居石碑があります。
駐車場には、こちらの立て看板には、
大国主命が、かねてから八上姫を慕い、
会いに行く前から恋文を八上姫にあてて
送っていたという記録があるみたい。
大国主命のその恋文は、
倭文神社で書いて送ったみたいです![あんぐり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/598.png)
![あんぐり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/598.png)
倭文神社って、びっくり逸話多し。
倭文神社の御祭神の下照姫は、
大国主命の娘。
(母は、多紀理毘売命ですが)
あと、
八上姫と大国主命の間に子供が産まれますが、
なんと、八上姫は他の妻を恐れ、子を木の俣に刺し挟んで実家に帰ってしまった。
そのため、その子は木俣神といわれているとのことなんですが、なんだか本当のことなのか疑問もあります。
倭文神社の下照姫のお墓には、木が三又に分かれてる樹木が多く、とても印象深かったのですが。今になって、色々繋がっていきますが、きりがないのでこの辺で次に進みます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240705/23/mikomarin9999/67/69/j/o1080081015459771946.jpg?caw=800)
神社の無人社務所には、
賣沼神社を説明する
二種類の案内プリントが置いてありました。
こちらは、賣沼神社の説明。
神社入口にある御由緒看板と同じ内容です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240705/23/mikomarin9999/19/e8/j/o1080081015459771953.jpg?caw=800)
そして、もう一つ。
こちらの御由緒説明を紹介するのに、
もう一回ちゃんと読み直そうと思っていたら、
行ってから随分時間経過してしまいました。
こちらには、
八上姫の生誕地は、賣沼神社辺り。
→はい。わかります。
もう一つ、
渡来人上陸地点は、この場所。
→は?どういうこと?
よく読んでみようと思ってたら、
忙しく、時間経つ…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240705/23/mikomarin9999/76/7e/j/o1080081015459771963.jpg?caw=800)
どうやら、この賣沼神社あたりに渡来人が渡ってきて、鉄製品で原野を開拓したり、川を利用した水運業の交易で財を成し、豪族として勢力を増していったらしく、八上姫は、その豪族の子孫にあたるんですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240705/23/mikomarin9999/fb/66/j/o0810108015459771973.jpg?caw=800)
八上姫に選ばれたことで、大国主命は兄たちから嫉妬されて、後も大変だったようです。
ですが、幾多の困難にもめげず、国土を平定していった大国主命。
八上姫の目に狂いはなかったんですね。
モテモテの八上姫と、
モテモテの大国主命。
神様といえども、単純にハッピーエンドとはいかないものです![ちょっと不満](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/599.png)
![ちょっと不満](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/599.png)
ちなみに、この狛犬さんの謂れが
社務所にはってありました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240705/23/mikomarin9999/6a/05/j/o1080081015459771990.jpg?caw=800)
初孫を楽しみにしていた氏子さん。
残念ながら、生後間もなくしてお孫さんが亡くなった哀しみから、この狛犬を奉納したところ、翌年に2人目のお孫さんが誕生したとのことです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240705/23/mikomarin9999/44/b2/j/o0810108015459772001.jpg?caw=800)
賣沼神社の右手には
足元に大きな岩。
その先に、もう一つ小さなお社がありました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240705/23/mikomarin9999/a7/40/j/o0810108015459772016.jpg?caw=800)
お祀りしている方がどなたかはわかりませんが、
合祀されている、
伊弉冉尊(いざなみのみこと)最古夫婦神の女神
保食神(うけもちのかみ)穀物の神
建御名方神(たけみなかた)雨風、農耕狩猟の神
高龗神(たかおかみ)水を司る龍神
闇龗神(くらおかみ)雨や雪を司る蛇身の神
でしょうか。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240705/23/mikomarin9999/2f/b6/j/o0810108015459772029.jpg?caw=800)
境内の灯籠も、なんともいえない素朴さ。
悠久の昔のままの風景が、
そこにはありました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240705/23/mikomarin9999/87/09/j/o1080081015459772036.jpg?caw=800)