先週訪れた、京都御所。
昔は、一般公開はごく限られた時期に
抽選でしか中に入れなかったそうですが、
今は、常に一般公開。
しかも、拝観料無料。
駐車場も、時間制限あるものの無料。
なんと、太っ腹な
見取り図
ジオラマ
敷地は、さすがに広かったですが、
誠に雅でございました。
海外の方々もたくさん居て、
休憩場所は、グローバル!
ここ、日本よね?というほど。
■紫宸殿(シシンデン)
建物両脇の樹木は、左近の桜(東)右近の橘(西)。
雛人形の花飾りの由来であることは、有名です。
桜には魔除けと邪気払いの力があるといわれ、
橘は、年中葉が緑色で、黄色の実が長く残ることから不老長寿の象徴とされてます。
当社、桜は梅だったそうですが、ググると、
火事の際の消失か、枯死か、当時の帝の好みかで変わったよう(説いろいろありました)
■清涼殿
天皇の普段居住する殿舎。
私的な場所。
政事や神事などの儀式にも、利用。
こちらの建物の左右には、竹が植えてありました。
全景写真失念
竹は、
年中青々として、
生長も早く、
一定間隔に節目を作りながら真っすぐ伸びる
しなやか
春には筍がどんどん生える
ことから、生命力、子孫繁栄の象徴とされてます。
そして、松竹梅の竹。
縁起ものです。
竹は、神様とのつながりも深く、
神社の神楽(かぐら)で巫女さんが手にするのは笹。
天照大神が岩にお隠れになった際、天細女命が笹を持ち踊る楽しそうな様子に、またお出ましになった話はあまりにも有名。
清涼殿は、神事を行う場所だから、竹なんですかね。
向かって
左は、漢竹。
→葉が、広い。
右は、呉竹
→葉が、細い。
そういえば、かぐや姫は竹から生まれてますね。
竹の茶道具は、昔からのものが残っています。
(天然の殺菌効果あるらしいから、古くても長く使い続けられる?)
竹の語りが長くなりました
お庭も綺麗に整えられてまして、
庭師さんが、箒で掃いたり、
植え木を手入れしてましたが、
その様子を海外の方々は、
庭もですけど、
庭師さんを
パチパチ一生懸命写真撮影してました
とにかく、立派な松がたくさんありました。
松竹梅の松。
梅もあったと思うけど、写真失念
この日は暑くて、
携帯もアツアツになり、写真撮るにも動きが悪かったから、真夏はとっても暑いと思います。
が、素晴らしく見ごたえありました。
すごく広いので、歩きやすい靴がお勧めです。
外には、売店&食事処もあります。
ここで、千寿せんべいアイス食べ休憩しました!
レストランで食べる人、
売店で買って食べる人、
持ち込み弁当食べる人が、
自由に入り交じる素敵な場所でした
よく、歩いた〜。