大きな吉備真備像の傍らには、
吉備真備さんの概要説明が。


岡山県小田郡矢掛町で産まれた吉備真備さん。

新暦を定め、
農業を奨め
民訴を聴き、
律令を定め、
内乱を除き、
人倫を諭し、
カタカナを創始する等、

善政を布いた。
すごい方。

カタカナを創ったのが、吉備真備さん?
へ〜。


遣唐使に随伴した際に、
玄宗皇帝が、その才智に感じ入り、
帰国させたがらなかった逸話。

一つ目
吉備真備の才智があまりにも優れているので、唐人から恐れられ幽閉されている時に、日本にまだ無い本で試そうと計画していることを従者から聞いて知った吉備真備は、従者の記憶する内容で文選がわかったので、暦の裏紙に試そうとしている文選の文章を書き散らし、試される前にその本のことを知っていることを知らしめ、皇帝が悔しがったちょっと不満


その二

唐の囲碁名人と対決することになり、負けそうになった吉備真備は、相手の碁石を飲みこむことで勝利をおさめる。名人が疑って下剤を飲ませ碁石を出そうとしますが、真備は「秘術」を使って碁石をお腹に留めたとのこと不安


その三
文がバラバラに書かれて、まともに読めない状態の野馬台の詩を、吉備真備が日本の神仏に祈り、落ちてきた蜘蛛の這った後を追うと、無事読むことができたので、唐人が感心したあんぐり

その四
幽閉された時に、日と月を双六の筒に隠して天地を暗闇にしたため、玄宗皇帝が慌てて帰国を許したので、日と月を元に戻し、再び空が明るくなったとのこと不安


陰陽道の祖というのは、
こうした逸話から来るんだろうな…

すごい方。


石碁盤


日時計
日時計も?
ということですよね。


構内の片隅には、
吉備真備の産湯の井戸の跡もあります。

吉備真備が産まれる前夜、こちらにあった井戸に星が落ちたとのこと。


公園は、すごく綺麗に整備されてます。
樹木すら、きちんと対に。


槐樹(カイジュ)
中国、台湾の街路樹。


唐に居るかのような雰囲気。





つづく