伊勢神宮 正宮(まさみや)に次ぐお宮を別宮といいます。

内宮の域内には
荒祭宮(あらまつりのみや)
風日祈宮(かざひのみのみや)」
2所の別宮が鎮座しています。

「荒祭宮(あらまつりのみや)」にお参りする途中には、

古神宝類が納めてある「外幣殿(げへいでん)」と、


御稲御倉(みしねのみくら)が あります。

御稲御倉(みしねのみくら)の御祭神は、
御稲御倉神(みしねのみくらのかみ)
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)ともいわれ、神田で収穫された稲穂が保管されてるそう。

どちらも、歴史で習ったことのある高床式倉庫。
時を経て、今でも穀物を保存してることに感激。


荒祭宮(あらまつりのみや)は、内宮に所属する十所の別宮のうち、第一に位して、殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次ぐ大きさです。

ご祭神は、
天照坐皇大御神荒御魂(あまてらしますすめおおみかみのあらみたま)

神様の御魂の

平和とか調和というおだやかな「静」の働きが「和御魂(にぎみたま)」。

向上心や前進力など荒々しい「動」の働きが「荒御魂(あらみたま)」。



「荒祭宮」は、天照大神の荒御魂をお祀りしています。


そして、
天照大神の荒御魂(あらみたま)は、
別名、瀬織津姫(せおりつひめ)である
という記述もあるそうです。

瀬織津姫(せおりつひめ)は、
水神、祓神、瀧神、川神といわれ、
祓い清める神様だそう。
瀧とか川とか、
確かに「動」の神様という印象です。


また、
荒祭宮の石段には、踏んではならない「踏まぬ石」という石段があるみたい不安

また、このブログ書くのに調べてて知る私。

踏んだら骨折するという謂れがあるんだとかあんぐり

「荒祭宮」に繋がる石段の真ん中にあるみたいだから、ちゃんと端を歩かなければ。

真ん中は、神様の通り道ということですよね。


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