МОНГОЛ БӨХИЙН ХИЙМОРЬ
歌の動画です↓
《歌詞》
Монгол бөхийн хийморь
Дуучин:Я.Гэрэлчулуун
Шүлэг:Я.Гэрэлчулуун
Хөгжим:Д.Жаргалсайхан/МУГЖ/
Чингис хаан хамтдаг
Уудам монголын бөхчүүд зодоглолоо
Унаган нутгийн хүчтэн түрүүлэв ээ
Уухайн түрлэг тэнгэрт сонсогдоод
Учрал ерөөлөөр цол нэмлээ
хийморьтой юмаа
*Монгол төрийн наадамд шинэ цолтон
мэндэллээ хурай
Монгол бөхийн хийморь үеийн үед
бадраг ээ
Монгол төрийн наадамд шинэ цолтон
мэндэллээ хурай
Монгол бөхийн хийморь үеийн үед
бадраг ээ
Эрэлхэг монголын бөхчүүд зодоглолоо
Эх нутгийн хүчтэн түрүүлэв ээ
Есөн цагаан тугаа тойроод
Ерөөлт дэвжээндээ залбирлаа
тэнгэртэй юмаа
*繰り返し
Тусгаар Монголын бөхчүүд зодоглолоо
Түмэн олны хүү нь болж түрүүлэв ээ
Төрийн сүлдээ дээдэлж сүсэллээ
Тэнгэр газартаа мөргөлөө буянтай юмаа
*繰り返し
モンゴル力士の栄誉
歌:Y.ゲレルチョローン
詞:Y.ゲレルチョローン
曲:D.ジャルガルサイハン、
チンギス・ハーン・バンド
広大なモンゴルの力士たちがゾドグを纏った
生まれ故郷の力士が優勝した
喝采の唱和が天に響き
チャンスに祝福されて称号が授けられた
栄誉なことだ
*モンゴル国家ナーダムで
新しい横綱誕生だ 万歳
モンゴル力士の栄誉は子々孫々までも
モンゴル国家ナーダムで
新しい横綱誕生だ 万歳
モンゴル力士の栄誉は子々孫々までも
勇敢なモンゴルの力士たちがゾドグを纏った
わがふるさとの力士が優勝した
九足白旗の周りを回り
祝福を受けた競技場で合掌する
天のご加護だ
*繰り返し
独立国モンゴルの力士たちがゾドグを纏った
我ら皆の息子が立派になって優勝した
国の紋章に敬意を表し
天地に祈りを捧げる めでたいことだ
*繰り返し
(歌詞は動画の字幕より書き写しました)
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この歌はウランバートルの市場で買った
「Зохиолын хит түүвэр 2019」
というCDに入っていました。
(日本語に訳すと
「歌謡曲ヒットセレクション2019」
というところでしょうか)
旅行の帰路、北京から羽田に戻り、
そこから我が家のある九州地方行の飛行機に
乗り継いだのですが、
乗り継ぎの飛行機までかなり時間があり
このCDの歌のタイトルの意味を調べていまして
「モンゴル」…「力士の」…「幸運」?
もうこの、タイトルの意味が分かっただけで、
どんな歌か早く聞きたい!
と、ワクワクした歌でした。
(タイトルにある"хийморь”という語は
辞書で引くと「幸運」という意味ですが、
ナーダムの開会式の動画などを見ていたら
「”хийморь”のある馬」という表現があり、
どうも私には「幸運」よりもっと強い
「栄誉」「栄光」に近いような意味が
あるように感じられました。
・・・が,間違っていたらすみません)
モンゴルで相撲が盛んなことは日本でもよく知られていると思いますが、
旅行中短い滞在期間でも、
街角では相撲新聞、
CDショップでは相撲DVD、
書店では相撲すごろく、
などなど色々と相撲関連商品を見かけました。
写真は書店で買ってきた「相撲すごろく」です
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モンゴル相撲について調べたことを
ここでもう少し。
歌詞に出てくる「ゾドグ」というのは
力士が着るベストのような衣裳のこと。
全国レベルの「ナーダム」の相撲では、
512名の力士によるトーナメント戦が行われ、
勝った回数に応じ称号が授けられるのだそう。
5回戦を勝ち進みベスト16で「隼」、
その後勝ち進むごとに
「大鷹」→「象」→「ガルーダ(神鳥)」
優勝すれば「獅子」
2度優勝で「巨人」
→再度優勝で「世界の巨人」
→再度度優勝で「神聖なる巨人」
となるそうです。
(すごろくにも鷹や象や獅子の絵がありますね)
*この「称号」に関しては、下記『モンゴルの相撲「ブフ」について知ろう』を参考にさせて頂きましたが、他の本などでは少し違うのも見つけましたので、今後もう少し調べたいと思います。
さて、歌詞にある" есөн цагаан туг ”
これはすごろくの一番上に描かれている
白い旗のようなものですが、
辞書で引くと「9の白い旗」という意味で、
"есөн хөлт цагаан туг ”「9つの足の白い旗」
とも言うそう。
日本語では何と言うのかな?
と、調べましたが分からず。
色々と調べてみたら
中国語で「九斿白纛」とか「九足白旗」と
言うようなので、
そこから取らせていただきました。
勝った力士が鷹の羽ばたきをまねながら
会場中央部にある「九足白旗」の周りを
一周し、試合は終了となるそうです。
参考
モンゴル相撲について↓
「九斿白纛」について↓
今回もお付き合いありがとうございます。