ピーポーピーポー救急車音符

男の子を持つお母さんならわかる、乗り物大好きな男の子は救急車と消防車はあこがれを抱いてます。

その憧れの乗り物にアメリカで乗ることになるとは。

それも移住して一年たっていない頃に。。。

 

今日は次男がアメリカではじめて救急車に乗り、初めて手術をし、初めて入院(泊まってはいないが病室を使った)ことをお話しします。

 

家族で移住して半年が過ぎたあたりのころ、次男が突然腹痛を訴え、緊急で救急車に乗ることになりました。

その前夜から腹痛があり、かかりつけのいわゆるファミリードクターの病院へ夜行くが、担当医はいなく当直医の先生がレントゲンを撮ってみるが異常がないといわれ、いったん家に帰る。

でも、次男の腹痛はますますひどくなり、一晩中飛び上がるほどの痛みと戦い、病院からは朝まで待つようにと言われ続け、次の日の朝一番で担当医の所へ診察に行くとレントゲンを見た先生の開口一番が「盲腸かも。救急車で小児科専門病院へ行くように」と告げられる。

その間次男は激痛と戦っており、私は怒りマックス状態。この子に何かあったら絶対この病院訴える!と怒り状態で小児科専門病院へ行った。

旦那は英語がわかるから次男と初の救急車に乗り、次男君喜ぶより痛みで辛そう。そりゃそうだ。

 

ちなみに、アメリカの救急車についてです。

アメリカの救急車は有料です。それも高額。

サイレンなしの場合。大体500ドル(場所による)

信号の時だけサイレン鳴らす場合600ドル。

サイレンつける場合800ドル。

次男君、信号の時だけサイレンつけました。

 

そして、病院に着き次男君の診察がはじまります。

 

ここでアメリカの病院についてです。
 

まだ幼い次男君がお腹抱えてうーんうーん訴えてる横で事務系の人が来ました。

保険について。旦那のお仕事はどこか。事細かく聞いていました。

その間次男君には何も処置なし。

 

次に通訳の方が来てくれました。

私たち夫婦にとっては彼が心の救世主でした。すべて訳してくれてかなり助かり、彼の通訳なしでは私たち夫婦だけでは大変だったと思います。

 

ついに医者らしい人が来ます。

挨拶、自己紹介、症状伝える、先生が血圧はかり、身長体重、予防接種歴、など基本情報をコンピューターに入れる。そして去る。

時間置いて、違う医者らしい人が来ます。

挨拶、自己紹介、症状を聞く、次男の血液を採る。去る。

時間置いて、違う医者らしい人が来ます。

挨拶、自己紹介、症状聞く、次男に点滴入れる。次男ギャン泣き

時間置いて、また違う医者が来ます。

挨拶、症状を聞く、次男のお腹触る。

レントゲンのオーダーする。去る。

時間置いてレントゲン取りに行く。

次に超音波も取る。

恐らくだが、この超音波の先生初めてっぽい。とにかく時間かかる。ずっとずっと超音波をとってる。もう我慢限界!

そして時計はすでに夕方5時。朝、救急車できたのに。。。

 

おいおいおいおいい!!時間かかりすぎー!緊急できたのに、何この時間は!

その間次男君の腹痛は頂点に達してて、彼の体力もなくなり憔悴しちゃってて、でも激痛で飛び上がる状態がずっと続いてる。

もういい加減私の怒りがマックスに掛かるころようやく違う医者がきて、彼の病気の診断がされた。

 

次男君、腸重積です

初めて聞いた腸重積。

ウイルスによって小腸が大腸の中に食い込んで抜けなくなって腸が動くたびに激痛になる。

そして、痛みが出てから24時間いないに処置しないと死ぬ。と軽く言われた。

え!!!!え?????昨日の夕方から痛み出してるから24時間経ってる!死んじゃうの?死んじゃうじゃん!

ていうか、ここの病院に来てから軽く10時間経ってる。なぜなぜ、こんなにも遅いの?次男君に何かあったら絶対訴えてやる!

と思ったが初めに、「訴えません」の宣誓書にサインしたんだった。と思いだして悔しい思いが募る。

診断されてからが早かった。

すぐに処置するために手術室に入り、そこで説明される。

とりあえず、次男君のお尻から空気いれて大腸から小腸を離す。

その時に大腸に傷がついたら即大手術。時間が経ってるから癒着が始まってる可能性があるので手術の覚悟の必要、といわれた。

手術室の横の部屋で待機してたけど、壁がガラスになっててすべて中の様子が見れた。沢山の先生たちが次男君の周りにいて、次男君の処置がはじまった。

 

ドキドキしながら待つこと30分。

無事、空気だけで治った!

大腸に傷つかず治った。すごく安堵して涙も出たし、先生に感謝に気持ちを伝えた。

 

先生があと2時間経ってたら次男の腸が壊死するところで死んじゃうところだった。と告げられ、あーーーー本当によかったーーーーーー!次男君助かって本当によかったーーー

 

 

処置が終わると次男はほぼ丸一日寝れてなかつたのと、痛みのせいで疲労がかなりあったのだろう、ぐっすりと天使のような顔で寝てました。

 

そして次の日の朝、次男君、無事退院。

半日だけの入院。

処置が終わって初めての食事、というか、口に入れたものがアイス。棒アイス。着色料で口中青に変わる棒アイスキャンディ。

 

家について家族みんなで次男君を迎え入れ、つくづく思った。

健康第一‼みんな元気でいることの大事さを痛感しました。

 

そして、今回次男が緊急に入院することになった際、他の二人の子供を快く預かってくれて友人に感謝。

そんなに長い付き合いではないのに困ってるときに助けてくれる人がそばにいてくれた事に大感謝で、他人は助け合いながら生きていく大切さを学びました。

私も絶対に困ってる人がいたら助けよう。と心に誓う経験をさせてくれました。

 

そして病院からの請求額に滝汗笑い泣き

 

 

半日の入院で8000どるネガティブ

アメリカの医療費舐めんなよ。の経験でした!

 

次は、長男、アメリカで初めての誕生日会に呼ばれる。です。

アメリカでお誕生日会に呼ばれてびっくり仰天!したお話です。

お楽しみにー!

 

have a nice day and stay in healthy!

Thank you