このブログは英語が全く話せない、英語力ゼロの私が旦那の仕事関係でアメリカに18年住んだ記憶、日記を綴ったもので、自分が今まで頑張ったアメリカでの奮闘、ご褒美の日記です。

文章力がないので小学生のような日記になってるけど、気に入って下されれば幸いです。

 

 

2005年 夏

突然外資系企業に勤める旦那から「秋からアメリカに2年間住むことになりました」

。。。「どうする?一緒に来てほしい」との言葉に、いつも空っぽの頭の中に一気に想像もしてこなかった生活、世界、予期せぬ出来事、困難、波乱、などなど、はっきり言ってポジティブな事よりネガティブな事ばかりをが一気に降り注がれた。

旦那は元々行きたがってた。向上心が強い人間。ミスターポジティブ。私とは月と太陽の存在。それだから好きになった。

そう、彼の可能性をつぶしてはダメ。

そう自分に言い聞かせる。というよりも、ここで反対したら旦那は絶対生涯後悔すること間違いなし。私を陰で恨むこと間違いなし。

そんな事を一瞬のうちに考え、ここは男らしく?「はい、行くか」

この返事で一気に生活が変わる。

 

私と旦那との間に可愛い、愛らしい、目の中に入れてもいたくない、猛獣、怪獣、アッ違う、大事な愛息子3人がいます。

当時長男(5歳)次男(3歳2か月)三男(1歳11か月)

計画出産なぞできない夫婦なため、下二人が年子。全員男。

皆さんが想像できると思うが、奴らは常に何かと戦い、走る、食う、泣く、物が壊れる。なぜか知らないが靴下が片方いつもない。もっともっともっと男の子について沢山語れるが今はしません。

この話はまた今度じっくり語りたいとおもいます。

 

さて話は戻り、アメリカに行くには飛行機に乗ります。

幸いうちの子たちは乗り物大好き。大好物。ずっとご機嫌でいてくれる。だから泣かれる事はないだろう。と、だけど、長時間だし、アメリカにつく頃は日本時間で夜中の2時か、3時。だからなるべく飛行機の中で沢山寝てもらって、着いたころはご機嫌に起きてくれることを想定して、一応念のためかかりつけの医者に相談をして眠くなるアレルギーの薬を処方してもらいました。

 

2005年 9月5日

いよいよアメリカへ!

飛行機に乗る数時間前、やはり子供達は大興奮。エネルギーが溢れてるので、彼らのエネルギー解放にとりあえず展望台デッキに行き飛行機眺めながらダッシュ。ダッシュを私も混ざり親子ともども乗る前に汗だく。日本は9月といえど夏日。子供たち全員ノースリーブ。ま、着替えはあるから大丈夫!そこら辺はちゃんとママバッグに大量に用意済み。おやつも、おもちゃも、絵本も、彼らの好きなタオルも、ぬいぐるみもすべてOK。薬もね。

そして、搭乗。三男はまだ小さいので私の膝の上に座り、私の両隣に長男次男が座り、その横に旦那。

三男君、飛行機がまだ離陸してない段階で力尽きてねんね。絶望

この子は比較的とてもおとなしくて、手がかからない子なので途中で起きても大丈夫。

問題は次男。奴は手ごわい。でも、彼のために医者から薬もらってるから大丈夫!

 

とりあえず、離陸する前に棒付きの飴ちゃんを舐めさせ、耳が痛くなるのを防ぐ。これ意外に効くんです。皆さんも試してみてね。

飛行機好きな息子たちは超ご機嫌にシートに座って自分が持ってきたおもちゃで遊んでる。いい調子だ。いいねこの調子。

機内食もまあまあ食べた。私が持ってきたお握り🍙も食べて後は薬飲ませ、お遊び。そのころ三男が起きてくる。三男におもちゃで遊ばせて、絵本読んで、お絵かき、かきかき。。。

ひたすら彼らに絵本、お絵かき、おもちゃ、車など、色々工夫しながら、必死に子供たちと遊ぶ。何度も車が落ちては拾い、クレヨン落ちては拾い、お水はこぼす、旦那も私も疲労困憊。

もういいか、と思い目の前のテレビつけてあげて、アメリカのアニメをつけてあげて、大人しくなった。

しかし、そこからはまった。

見たことない面白いものを発見したため、目がギンギンになってる。凝視寝る気配ゼロ。お薬全然効かない。なぜだ。と思いつつ、この際大人しくしてくれたら、ずっとテレビ見ててもいいか。もういーや。今回は特別特別。

でも、全然寝てくれない。もう寝なさい。と言っても寝ない。代わりに私が寝た魂が抜ける

そして、ずっと起きてた息子たち。いや、次男だけ。いよいよ、長旅が終わりに差し掛かる手前、飛行機が下降して気圧が変わったとたんに、次男の瞼が急に閉じた。大あくび

え?えー?いま?後30分で着いちゃうよ。30分で起きても寝足りないから怒るよね。

これは寝かしちゃいかん!飴ちゃんはどうだ?お外の景色どうだ?がんばれ息子!今はまだ寝ちゃいかん!!。。。。だけどむりー。寝ちゃいました。日本だと夜中の3時。そりゃ眠いわ。限界だわ。

仕方ない。3男用のバギーに次男、三男は私が担ぐ。長男は眠いの我慢してあるいてくれる。

少々ぐずりながらもイミグレーションを通り過ぎるが、次男のご機嫌よくない。ぐずぐずしてる。でも、一生懸命頑張ってお目目開けてくれてる。偉いぞ。

 

ワシントン州シアトルに到着。

ここがこれから2年住む場所。

 

寒い!!!暗い!!土砂降り!!!めっちゃ降ってる!そして、田舎。。。東京と比べたら田舎。(その日から3日間ずっと土砂降りになってて、そこからずっと寒くて暗い、雨が続く雨期に代わっていった)

私の第一印象。最悪。

 

そして、レンタカー借りるのに、空港からリムジンバスという小型の相席バスがあり、それに乗るにも子供たちはチャイルドシートが必要で運転手の方がやさしく上二人にチャイルドシートに乗せてくれた瞬間、次男君運転手さんのお顔を間近で見て一気に眠たいのを我慢してるせいもあって、何かが切れたらしい。(ちなみに、息子たちは日本でもチャイルドシートつけてるので、そこは大丈夫)

怪獣を見たかのようなギャン泣き。喉から血が出るほどの大声でギャン泣き。その横で長男も不安が一気に増したようで一緒にギャン泣き。何しても泣き止まらない。二人の泣き声大合唱。

バスには私たち家族以外に4人ほどアメリカの方々が乗ってて、一人の女性が私にやさしく話しかけてくれたのだけど、私、英語わかりませーん。ごめんさない、何言ってるかわからない。彼らが泣くのを止めることできませーん。

ほらね、飛行機の中で寝なかったからじゃん。こうなる事想定してたわ。でも、まさか、アメリカに来て、アメリカ人見て泣くとは想定してなかったけど。これからどうするよ。毎日ずっとアメリカ人ばかり見るぞ。

 

アパートについた。家具付きのアパートメントを会社が手配してくれたので感謝。

やっと落ち着いた。ひと段落ついてきづいた。

ここはアメリカ。パンの国。

炊飯器はない。そりゃそうだ。アメリカだもんね。

水道水のお水のめる?いや、こわい。買うしかない。

いきなりの買い出しを余儀なくする。それも子供3人連れて。。。私一人で車運転して知らない土地、わからない英語での買い物は無理で旦那が必須。ということは子供3人連れて買い物。

あーー。ジジババがアメリカに来てほしー。誰かもう一人大人が欲しい。せめて、自分が英語できてたら。。。と、心底思いました。

無事買い物済ませ、アパートでゆっくりご飯たべてシャワー浴びて、もう寝ましょ。

旦那も私もへとへとだし、ヘロヘロ。という言葉のほうが合うくらいボロボロ状態だったので、早く寝たい。

が、が、違うおうち、違うベット、それも大きいベット、広いおうちで大興奮状態になった息子たち。アメリカでは夕方。でも、日本では朝。ということは、子供たちの体内時計は今起きたこと?

全然寝てくれない息子たちの側で限界な親はリビングで寝ました。

 

そんな感じで始まったアメリカスタート。ハチャメチャ道中、余裕ゼロ。反省点だらけのスタートでした。でも、自分よく頑張ったな。と、そして、息子たちもよく頑張った。

 

 

長くなりましたが今回はこの辺でお終い。

 

次回は、初のアメリカの公園。長男、次男君の幼稚園選び。を予定してます。

お時間ある方、興味ある方ぜひいらしてください。

 

Thank you 

Have a nice day!

 

追伸

シアトルは今じゃITの街になって、沢山のIT業界、アマゾン、マイクロソフト、ボーイング、フェイスブック、グーグル、コストコ、有名なスターバックスなどがあって、治安もよく素敵な街です。

当時はMicrosoft、ボーイング、コストコ、くらいが大きい企業がなくて小さな町でした。でも治安はとても良いです。

6月中旬から8月下旬までが最高な夏の時期で、毎日晴天、空気も乾燥しるおかげで蚊がいない。ゴキブリもいない。

隣がカナダバンクーバーでアウトドア、キャンプする人がたくさんいます。

シアトルの夏を経験することおすすめです。最高ですよ。