Hi there,
イギリスの南風が温かいマーゲートでWorkaway中のLoveです。
訳アリシングル男性の巣で生活して2週間目になろうとしているところです。
6才くらいの娘さんと週末は過ごします。とても良い子なのですが、YouTubeにくぎ付けで1日が過ごすので、私は同じ空間にいるくらいです。平日一緒にいるお母さんは真面目そうな方なので、YouTubeが好き放題見れるというのはお父さんの家で過ごすときの特権なような感じに見えます。片付けをさせないようなので、私がおもちゃの片付けをするくらいです。
今お世話になっているシングルファザーは不動産管理をしているので、「ここで仕事を見つけたらいいよ、安い家賃で住まわせてあげるよ。」と言われています。そして、「これからの冬の時期は仕事もあると思うよ、クリスマスカード屋さんとか。」。そう、イギリスにはカード屋さんがあります。節目にカードを送る文化なので、カードだけを取り扱っている店舗がたくさんあります。そこなら君の英語力でも忙しいから雇ってくれるだろうと言いたいようでした。
拘束時間が朝から晩までの奴隷生活にも慣れ、比較的楽しくやっていたんですね。
筋肉痛で腕が上がらないような肉体労働の庭仕事だけどデストロイヤーとして楽しんだし、
料理は加熱するだけで味付けしなくていいから楽勝だし、(古い考えのイギリスの男はそうらしい)
食材には困らなかったし、嫌いな片付けも容量よくやれば楽だし、
水道とか気にせず使えて全額払ってくれるわけじゃないけどどこかに連れて行ってくれようともしました。
(結局行ってないけど)
娘とドーバーへ行くのについてきてもいいけど旅費は、全てを払ってあげられないけど少しなら払ってあげられるよと言われました。
家探しで撃沈したスコットランドが頭にあるので、家がすぐ見つかりそうなのはとても魅力的でした。ただ、ここで仕事を見つけるのが難しそうなのですが。本気でMargateに住むことを考えるか?と思い始めたころ。
ある夜。仕事を終えて、部屋でWi-Fiが使えないのでもういいやと布団に入ったらホストからテキストが届きました。それは結構な長文で、これから俺のベッドにこないかいというお誘いでした。驚いて飛び起き、鍵が閉まっているかの確認をしました。閉めましたが、オーナーの彼はすべてのカギを持っています。恐ろしいと思いました。
それから、Scotlandで知り合った人に相談し、なんて失礼なく怒らせることなく断るべきか教えてもらいました。けど、やんわりだと困ると思って、「No」という言葉を付け足して送って寝ました。寝れませんけど。
本当はScotlandにいてすごくお世話になったBさんに相談したかったんです。ですが、「シングルファザーでWorkawayを探しているなんて、奥さんの仕事をさせるみたいで変だよ。」と否定的な意見を言われていながら、大丈夫だよ!と来た手前相談できませんでした。
最初のWorkawayから連れ出してくれたイギリス在住日本人のAさんにも相談しました。
「今すぐ出て行ったほうがいい」と言われました。同じ屋根の下に暮らしてて何が起きてもおかしくないんだから警察に逃げ込めと。自分でもだんだんそう思い、実質被害はなかったからよいものを事件発生から2日後、ホストの留守を狙って脱走しました。1枚のメモを残し、メールを送って。
2日間は、週末だったので娘が来ていました。ホストは何もなかったように振る舞っていました。
重たいスーツケースを引きずって、Canterburyへ向かいました。Canterburyのホステルを数日間とりました。幸か不幸か、Canterburyは最近観光に来ていたのでダウンタウンだけはなんとなくわかりました。けど、天気が悪く、ホステルも遠く、大変でした。また、ホステル生活が始まるのかと思うととても気が重かったのですが、事態は動き始めるのでした。
つづく。