こんにちは
またまた、台風がやって来るのでしょうか
いかがお過ごしでしょうか
ご覧いただきありがとうございます。
乳癌標準治療を終えた私の闘病経験を、
1症例として残すブログです。
乳癌告知を受けられた方の参考になれば嬉しいです
現在は、先月標準治療を終え、経過観察となっております。
今回は、
術後の診察・病理検査結果です
針生検結果・画像検査結果
- 浸潤性乳管がん(左胸)
- ステージⅡA 腫瘍サイズ3.5㎝
- グレード3
- サブタイプ HER2
- ki-67 20~30%
- 遠隔転移なし
◆術前治療
(抗がん剤)
◦2021.5~6 EC療法(エピルビシン・シクロホスファミド)
3週毎×4回
※2回目から+ジーラスタ注射💉になり2週毎
◦2021.7~9 DTX(ドセタキセル)+
抗HER2療法(トラスツズマブ+ペルツズマブ)
3週毎×4回
◆手術
◦(左)乳房温存手術
◦センチネルリンパ節生検
◆術後治療
(放射線治療)
◦2021.11~12 20回(週5日×4週間) 総量53.2Gy
※16回+ブースト照射4回
(再発予防治療)
◦2021.11~2022.8 分子標的薬(トラスツズマブ)
3週毎×18回
乳房温存手術
切開法⇒傍乳輪切開法
傍乳輪切開法とは、
乳輪の縁(通常の皮膚との境)を2~3㎝切開し
腫瘤あととその周りを取り出すものです。
私の場合は乳輪の上側を切開しました。
センチネルリンパ節生検
こちらは、脇の下に約2㎝切開し
センチネルリンパ節を数個とり術中に検査されます。
退院し、1週間後に病院に診察に行きました。
傷口のチェックでしたが、問題なく順調に
回復しているとのことでした。
自然にはがれるのを待つように言われていた
細かいテープもはずれ、自分でも傷は見ていました。
乳輪の縫合部は少し赤みがありましたが、
近くで見ないとわからまいのでは?
と思うくらいでした。
脇の下の生検の傷口もまだ少し
赤みはありますが、
他の皺と並び目立ちませんでした。
治療前に想像していた乳癌の手術後とは
全く違い、正直こんなに軽傷でよいのかと
また、こんなに綺麗にしていただいた先生に
感謝の気持ちでいっぱいです
病理検査の結果は
この日から、3週間後ということで
その間、支障なく日常生活を過ごしていました。
手術跡はとても綺麗で、体調も良いこともあり
術後、気持ちもより軽やかになってはいました。
ですが、
やっぱり、病理検査の結果のことが
絶えず気になっていました。
ながーい、
3週間を過ごしやっと診察日が来ました
良い結果を強く信じてはいましたが
少しドキドキで診察室に入りました。
“良かったよ!”
椅子に座るなりおっしゃいました
それからPC画面で、摘出した組織の断片などを
見ながら説明してくださいました。
そして
PCR 消失
目の前に置かれた説明書に、そう書かれました
※PCR⇒病理学的完全奏功
これを目指して、信じて治療してきたので
何より嬉しいかったです
万々歳です
涙が出そうでした うれしくて
全身の力がスゥーと抜けるようでした。
説明の最後に
“最善の結果です” と 感謝です
ということで、
術後の補助療法が決まりました。
★抗HER2療法 トラスツズマブ 14回
★放射線治療 乳房+Boost
どちらも、次週から開始することになりました。
病院を出ると、視界良好
スキップしたい気分だったのを覚えています

では次回は、
放射線治療についてになります。
乳癌告知というショッキングな出来事に
心を痛めておられる
貴女の目に届くことを願って
