私の住んでいる住宅には決まり事が存在する。
管理会社が入らず毎月管理費を払わなくていい代わりに住民がしなければならない義務のようなものがある。
①毎月500円の組費を支払う
(会計係が毎月住民から組費を徴収して諸々の経費に充てている)
②第三日曜日に住宅近辺の清掃を行う
(朝9時から始まり住民全員が参加、不参加の際は罰金1000円を支払った上に近隣の住民から白い目で見られる)
③ペット飼育の禁止
(ほぼ誰も守っていない)
住民の中で一番青二才の私は昨年末に今の家に引っ越してきたばかりにも関わらず今年度から会計を任される羽目になった。
まじすげぇ面倒くさいし本当に嫌だったから「いえ、越してきてまだ慣れませんし私に会計が務まるかどうか・・・」と言ってみたものの誰も私の話なんて聞いていなかった。
本人の意思とは無関係に今年度の会計が誕生した。
すっぴんで能面のような顔だったしセリフが棒読みだったのがまずかったのかもしれない。
とにかく私は会計になった。(させられた)
一年間会計を務めると一万イェンがもらえるらしい。
私は一万イェンの為に前会計引き継いだ出納帳を毎月つけ、毎月組費を徴収している。(現在4ヶ月目)
もう一万イェン以外どうでもいい。一万イェンもらった暁にはベロベロになるまで飲むと心に決めた。
先月の第三日曜日私は旅行で留守にする為、下の階の○木さんにその旨を伝え当日は東京でハシャいで居酒屋でウンコの話をしながら飲んだ。
楽しい時間を終え帰ってきて日々の労働に励んでいると昨日知らない番号からケータイに電話がかかってきた。
~♪
私「・・・もしもし」
○木さん「下の○木です。もう組費集める頃ですよね?先月掃除した時参加したみなさんに150円のペットボトルのジュースを出したので1050円私が立て替えてるんですよねぇ~、組費集める時に持ってきてもらえる?」
私「(1050円?私を入れてこの階は7軒だよね。私は不参加だったから参加した軒数は6軒でしょ。私ジュースもらってないのに150円多く支払う計算になるよ。おかしくない?おかしくない?ねぇねぇ、おかしくない?方程式成立しなくない?私には見えない力が働いているのか?ミエナイチカラが僕を今動かしているのか? え?稲葉?え?!)」
○木さん「もしもし?じゃあよろしく」
私「ふぁい!」
飲んでいないジュース代150円を支払う疑問を抱きつつ、私は1050円を〇木さんに支払った。
今朝夜勤から帰ってきた私とエンカウントした○木さんはこう言った。
○木さん「あら、朝帰り?」
○木さん「もしかして夜のお勤めしてるの?日中はほぼ毎日駐車場に車泊まってるけど」
私「ええ、夜勤専門なんです」
○木さん「へぇ~、夜勤って何のお仕事してるの?どこにお勤めなの?」
私「看護師です。八枝郵便局の前の中央病院で働いています」
BBA「へぇ・・・そう。(ジト目) 看護師さんっぽくないわねぇ~!夜勤専門とかある訳?いつも昼間家にいてお休みが多いみたいだし昼間は寝て夜仕事なんて楽でいいわねぇ~!アルバイトみたいww」
その時私の精神内に潜む爆発力がとてつもない冒険を生んだ。
普通の人間は追い詰められ息が苦しければ水面に出ようとばかり考えるが私は違った。
私「あの!昨日渡したあとに気付いたんですけど、ジュース代1050円支払ってますけど私は掃除欠席したので6軒分ですよね?7軒分組費から支払ってるんで150円返してください。あと組費の支払いがいつも期日より遅いので気を付けてください。期日は7日までですよ。皆さん期日を守られているのでちゃんと○木さんも守ってください。じゃあ私疲れてるので失礼します」
・・・スタスタスタ
・・・やった
・・・・やった!!!!!!!!!!!!言ってやった!!!!!!!!!!!
並河さんがついに・・・・やったんだ!!!!!!!!!!!
今冷静になってこの日記を打っています。
これからの近所付き合いについて助言の程よろしくお願いいたします。








