銀の指貫 | 星の輪ネットワーク

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金 銀花の独学パン工房 .
山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

 

指貫って何さと思われる方は縫い物をした事のない方ですよね。

 

記憶力の良い方は、小学校の家庭科の時間で使ったのを覚えているかもしれませんね。

 

日本語では指貫と呼んでその形は指輪型です。

 

メタル製と皮製があって私は皮製のものを好んで使っていました。

 

 

実は昨日久しぶりに縫い物をしようと思ったら指抜きが見当たらないんですよ。

 

小さい物をすぐに片付けないのでいざという時にまずそれを探さなくてはなりません。

 

バカみたいだけどそういう事が出来ません。

 

で、仕方がないので昔買った銀の指貫を出して来ました。

 

コレはアフガニスタンの商人から買った古い物で、

 

彼の国では指貫として使われる物らしいけど、日本の物のように指輪型ではありませんでした。

 

 

指に被せて使います。

 

猫がよじ登ろうとしているのと

 

右側は猫がこちらへ歩き出そうとしている飾りが付いていて銀の手作り品です。

 

 

昔、可愛らしさに惚れて購入した物ですが、使い方がいまいち分からず、

 

収集品として持っていました。

 

 

昨日はそれを出して来て使ってみましたの。

 

購入した当時は被せた天辺に針を当てると思って使ってみたのですが、

 

使いにくくて実用向きじゃないと思ったのです。

 

でも昨日、何気に針の尻を指帽子の側面に当ててみましたら、なんとしっかり針を押さえて

 

スイスイ縫えるじゃないですか。

 

え?

 

もしかして以前は使い方を知らなかっただけだったの?

 

こんな風に使えば実用的だったと、昨日初めて知りました。

 

 

げ、なんてお馬鹿なのでしょう。

 

でも使い方がわかった今は感激しています。

 

 

使ってみれば結構良いじゃんこの指帽子。

 

縫い物をしたい気分になって来ましたよ☆