今日はガチャの日、駄菓子屋の思い出 | 星の輪ネットワーク

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山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

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雲が晴れて日差しが眩しい昼下がり、雪解け音のにぎやかな山里です。
 
ガチャの日って言うけどいつからですか?
 
大体ガチャと言う遊びはいつ頃から始まった物なのでしょう。
 
一度もやったことがないです。
 
たまに行くスーパーではトイレに行く前のスペースに
 
ガチャのマシンがずらっと並んでいますが
 
特に興味もないので目もくれず通り過ぎていましたが、
 
先日、初めてこのボックスの中には一体何が入っているの?と
 
足を止めてみました。
 
三百円と二百円のもありました。
 
値段だけ見て興味が薄れ
 
中身を確認することはしませんでした。
 
思い出すのは子供の頃の駄菓子屋の探りです。
 
探りって、子供の頃はそう呼んでいましたが他の場所でなんと言う名前で呼ばれていたのか
 
それは知りません。
 
多分五歳から十歳くらいまでの近所の駄菓子屋の小さな世界の事しか
頭になかった時代です。
 
 
探りとは何か、
 
それは古新聞で作られた紙袋の中に
 
雑誌の付録やら、小さなおもちゃやら、スターのブロマイドやらが
 
入ったもので一束になったその袋を手で探って
 
これはと思ったものを引っ張ると言うゲームのような遊びでした。
 
今思えば福袋のようであり、
 
ガチャともにている気がします。
 
 
でも何より違うのは
 
探りは自分の手で触ることができるので
 
何が入っているかを推理するのが楽しみになっています。
 
自力が試されるのがおもしろかったのね。
 
 
でもガチャや運だけですよね。
 
やったこと無いけど、中身はわかってるんですよね。
 
でも自分の欲しいものが出るかは運任せなんでしょ?
 
違う?
 
やったこと無いのでそう思ってます。
 
でも結局何が出るかわからない事が楽しみを増大させるわけだから
 
どちらも遊びの種類としては同類でしょう。
 
人間ってどうしてこうギャンブル性のあるものに
ワクワクするのでしょうか。
 
哀しい人間の性ということかしらん?
 
 
ガチャの日を巡って懐かしい探りのことを思い出しました。
 
一人暮らしのおばあちゃんがやっていた店で
 
私が小学高学年の頃にはもう店を閉まっていた気がします。
 
時々、あのお婆ちゃんのように子供相手に小さな商売を回して
 
一人生きていくことのできた時代は
 
人々が今より幸せだったような気がするのです。
 
お金はなかったけど夢はあった時代が妙に懐かしい今日この頃☆