雨が止みました。
青空が見えてます。
天気予報が当たりそうです。
昨日は整形外科の検診でいつもとは別の病院へ行って来ました。
大腿骨が折れてしまったのはガンが骨を腐らせていたからです。
二年前の今頃から症状は出ていました。
でもまさかガンに侵されているとは思いもしなかったので、
筋肉痛と考えていたのです。
其の頃から食欲も落ちていたような気がします。
一昨年、ガン発覚と同時に骨折、すぐに金属の棒を入れて骨をつなぐ手術を施すも、
半年後に其の金属棒を固定するネジが折れてしまいました。
病気によって壊死した骨が折れたので
骨折部が再び骨を形成することが難しいのです。
最初の整形外科はネジが折れたことを発見できず、
わかった時には再手術不可能と言って来ました。
ひどい話ですよ、
「それで再手術できなければこのままということですか?」という質問に
あっさりと
「ええそうですね」と答えた医師の顔が今でも忘れられません。
ええそうですねで済まされたんじゃ、
こちらは納得できません。
信じられない、医師の無責任な発言に
医者の言うことばかり聞いていては絶対ダメ、と言う気持ちがさらに強くなりました。
今思えば現在の医師は手術後、ひと月後、二月後と予後を
チェックして検診ごとに初めは松葉杖の使用など、
細かく指導してくれていますが、
最初の医師は手術が終わったら検査もせずなんでもしていいですよ、と言うばかりだったのです。
何でもして良い、と言うのやりすぎた結果、ネジが折れてしまった可能性もあるのです。
もっと細やかに本当に骨が再生するまでケアしてくれていたら
再手術は必要なかったかもしれないのです。
患者が多すぎてそこまで細やかな診察ができないのが現状なのでしょう。
それから自分たちで再手術できる病院を探し、
今の整形外科にかかるようになりました。
そこで去年の七月に再手術して、それから二ヶ月ごとに様子を見て来ましたが、
いつも結果はがっかりしてばかりだったのです。
それが、なんと昨日の検診で
初めて肯定的なドクターの言葉をもらいました。
レントゲン写真を見ながら
「ここの白い部分がはっきりして来ているでしょ、
少し骨が育っていると思いますよ。」
医師が嬉しそうにそう言いました。
ええ、本当?
それが本当ならこんなに嬉しいことはありません。
骨が再生しなければ必ずもう一度手術しなければなりません。
金属の疲労で今の状態なら長くて五年、いつまたネジまたは棒が折れるのか、わからないと言うのです。
もう一度手術はどうしても避けたいところです。
だから足の骨が再形成して欲しいと強く望んでいるのです。
それが昨日は初めて希望が叶いそうな兆しが見えました。
なんと嬉しいことでしょう。
つれ合いは何より歩くことが大好きなんです。
自分の足を取り戻せたら彼はどんなに幸せでしょう。
早くそうなるよう、祈るばかりです。