最近多い虫の話で恐縮です。
毎日の毛虫取りは一体いつまで続くのでしょう。
毛虫の捕獲をはじめて今日で何日になるかしら？
終わりなき戦いに思えて来ます。
昨日は縁側の向かいに立っているイチイの木にイッパイ毛虫が付いている夢まで見ました。
実際の事、
毛虫は木の上から自分で糸を吐いてツーッと地上に降りてきます。
だから木の下を通る時には毛虫が下がっていないかよく見て歩かないとね。
空中にぶら下がった毛虫と正面衝突したくないでしょ。
ヾ(＠＾(∞)＾＠)ノ
どうも卵を抱えた蛾は、
高い木の上に産みつけるようです。
安全だからでしょうか。
ために、
毛虫に生まれ変わった幼虫はうまいエサを求めて口から糸を吐き地上に降臨するわけです。
上手く出来たシステムですよね。
時々は下がって来る毛虫を、
捕獲ビンの口を開けて待ってましたとばかりに生け捕りにする事も有ります。
捕獲はピンセットで生け捕りですよ。
最近は毛虫が大きくなって来たので掴みやすくなりました。
見つけるたびに、
何食べてこんなに大きくなったんだ、って。
食べる事しか考えてないんだろうね。
ていうか、
生きる事しか考えていないのかな。
生命を維持するための食事ですからね。
最近見つけたのは凄く小さな虫。
これがニンジンの芽を食べるのだ。
。・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･｡
せっかく芽を出してやっと本葉が出た頃に現れて根こそぎ食べてしまう悪いヤツ。
ニンジンの芽が毎日まいにち消えていきます。
どんな虫が食べているのか初めは全く判りませんでした。
気がついたら畝の半分はやられています。
その後も日毎にニンジンが減っていくのでメガネをかけて良く見たんだそうです。
そうしたら、
か細いニンジンの周りにモゾモゾ動くものを見つけたんだって。
メガネを持ってすぐ畑に来るように、と大声で呼ばれたので行って見ました。
するとそこにはダンゴムシより一回りも二周りも小さい黒い虫がウジャウジャ。
げ、
これがニンジンを全滅させようとしている張本人だ。ヾ(▼ﾍ▼；)
早速二人でピンセットによる捕獲が始まりました。
でも虫には敵わないわ。A=´、｀=)ゞ
発芽してわずかに育った後のニンジンは半分以上この虫にやられています。
ブルーベリーもどれだけ守れるのか、今となっては予想不可能です。
こんなにエネルギーを使っても、いただけるものはわずかばかり。
（ｉДｉ）
毒を使って虫をやっつけたくなる気持ちは判るワ、と二人で話しました。
それが
プラントにとっても、
土壌にとっても、
水にとっても、
もちろん人間にとっても毒にならないものだったら良いのですが、
まだ全部に好いものって発見されていませんよね。
そんなの無いのかもしれません。
自然界の中で自分の食べる物をいただこうと思ったら、
虫と分け合う事を前提とした方がストレスが少ないです。
毛虫の捕獲も、
ここに書いているだけあって，実は楽しんでやってます。
殺さないからね。
出来るだけそっと、
いかにそっと毛虫にダメージがないように挟んであげるか、
その辺に神経を使って挟みます。
もちろん時々交通事故みたいにアクシデントが有って、
負傷させる場合も有ります。
そう云う時は「南無阿弥陀仏」
しかし実際のところ、
農業をやる人は殺生を避けて通れないんですわ。
畑にくわを入れるだけでどれだけの生物を殺しているか知れませんもの。
かといって無惨に皆殺しなんて出来ませんよ。
命ですからね。
それもこのもの達こそがが人間の住みやすい環境を整えてくれているのです。
そういうわけですから、
人間以外の生きとし生けるものの存在に感謝し、命を尊敬するよう心がけています。
ニンジンの葉の根元で繁殖するネキリムシだか、ヨトウムシだか判りませんが、
このままだと彼等のために我が家のニンジンは全滅だ。
どうしたら良いのか、
昔聞いた事がある、卵の殻を粉々にして撒いてみようか。
ニンジンが大きく成長すれば今度は別の天敵がやって来ます。
でっかい芋虫君。
ため息。
しかしまあ、自然界に暮らすってこういう事なんですな。
そう考えるしかないね。
さあ今日も夏の暑さになりそうです。
それではお昼前の畑の見回りにいってきます。
雨が少ないわけではないけれど今年は草の勢いが弱いので今のところ助かってる。
草刈りは大変だけど自分の仕事の成果がはっきり見えるので好きです。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村