布団が出来ました♪ | 星の輪ネットワーク

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金 銀花の独学パン工房 .
山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

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こんにちは。

晴れ


良いお天気です。


相変わらず雪に囲まれていますが、陽射しは強いので今日も少しは融けて欲しいわね。


車も出られなくなっていますわ。



さて、


布団作りのお話ですが、

ついに昨日完成です。\(^_^)/


そして昨夜は出来立てのふかふかなお布団で寝ましたよ。

о(ж>▽<)y ☆

真新しい綿の布団は横になるとフワフワの雲に包まれて宙に浮いているような感じで気分は最高。音譜


眠りにつきながら布団作りのあれこれが思い出されました。





作って良かったヽ(゚◇゚ )ノ



職人さんの技を見せてもらったけれど、

実際にやってみると大変な場面が幾つかありました。

当然ですね,素人のそれも初めての仕事ですもの。


写真も撮ったのですが逆光であまり良く照れていなかったのが残念。

でも一応アップしましょうね。


先ず縫った布団の皮を裏表にして広げます。






ここに綿を乗せて行きます。


これが綿のシート。



最初に打ち直した綿を使いました。

布に対して横に並べています。

少しずつ重ねて、最初の綿は皮から40cmくらい外にはみ出しておきます。






二段目は縦に綿を重ねます。

綿のシートは三つ檻になっているのでそっと広げますが、この作業は割と好きでした。



三段目はまた横に広げます。

こうして順繰りに縦横と綿を広げ、重ねるごとに4,5cm位ずつ綿の幅を狭くして行くのです。

最初に広げた綿はかわより40cm外に出ているとすれば次の重ねは出っ張りが35cmになるという事。

そうして重ねるごとに縦横の幅を小さくして行き、

使用の総量から仕上げ用に取置いた5枚のシートをのぞいて残り全部を交互に重ねて広げます。


この布団はシートを20枚使いました。

一枚のシートは377gです。

およそ7,2キロの綿を入れた計算でしょうか。


5枚を取り除き、

15枚のシートを全部広げたら角をとります。




皮の角から5cm程出した状態で角をとるのですが,それが結構難しかった。


この辺りは経験がものを云う仕事です。


職人さんがやったのと同じように角を落としたのですが、それではダメでした。





上手に落とせばとんがるはずの角っこがこんなに太くなってみっともない。

みっともないというより駄目です。

こんなんじゃ角に綿が入りません。


これは後で修正したけれど、角を落とす時にはその後の工程もよく考えてもう少し意識的に角度を見ながら切り落とさないと行けないのだと後になって判りました。

この工程が上手く出来なかったのでもう一度挑戦したい気持ちです。


今思えば職人さんは何も考えないように無造作に切り落としていたけれど、

やっぱり経験で判っているからなのでしょうね。

こんどは切り落としの角度とかもう少し細かい天を質問してみたい。


仕上用の綿以外を全部並べるたらはみ出している部分を内側へ折り込みます。



綿を広げる時も、段々狭くなって来るとシートを切って短くします。

そうなると残りの綿の使い方とか、並べ方も意外に難しく、パズルの様でしたね。

考えながら縦横に綿を交差して行くのでそれも経験を重ねればもっと簡単に出来るのかもしれません。


織り込む前に空気を抜くという作業もありました。

並べた綿は空気をいっぱい含んでいるので皮を被せる工程であまり膨らんでいるとやりにくい為だと思います。

周りを畳み込んで真ん中のくぼみに切り落とした角の綿とか、短過ぎる切り落としの残り和多田とかを均等になるように埋め込みます。

そして最後の仕上げ用の綿をキレイに均等になるように広げます。





さあ、これからが一番の山場。

自分で布団を抱えて奮闘しているので写真は撮れません。

m(_ _ )m



最初に布団の皮を袋状に縫う時、片側には開け口を作ってておきます。


布団の四隅を丸めて布を引っ張るようにして綿を入れこむのです。


これが布団作りの一番の醍醐味かもしれません。




布団と格闘する感じです。


特にダブルの大きな布団なので大変でした。



開け口も「両端を40cmも縫えば良いんじゃない」という職人さんのアドバイスに従ったのですが、もう少し広げておいた方がやりやすかったと思う。


でもここまで来ればもうだいたいの仕事は終わり,後は開け口を閉じて、

布団にとじを入れるだけ。


私の布団作りのイメージはだいたいここまででした。




職人さんもここまでも工程を見せてくれて、

「後はとじだけだから」

といとも簡単に話を終えていました。

ところが、

大変だったのはその’とじだったのです。


布団は四隅を糸で綴じてあるだけではありません。

ダブルだったら平均20個以上の綴じが綿のづれを防ぐ為に施してあります。


綴じ針はだいたい8センチくらいの長さですが布団が厚くて針がしたまで通らない、

それに大きいので真っすぐ通っているか確かめるのにも一々布団を持ち上げ無ければならないのです。




綿を並べてひっくり返すまでにおよそ二時間。

綴じだけでも同じくらいの時間がかかってしまいました。


結局これが一番大変で厄介な仕事だったのです。


この厄介な仕事を私は全く考慮していなかったのだからお目出度いもんです。

(/ω\)

しかしここまで来たらやらなければ眠れないじゃないですか。


奮闘する事二時間。

ついに完成しました。

人生初の手作り布団です。γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ





レトロなと云っても今の若い人は布団がこんな柄だったって事さえ知らないのでしょうね。


私の子供の頃は布団はたいていこんな柄でしたよ。

家の前が布団屋団だったのでよく目にしていました。


それにしても、

手作りの布団に寝るのは本当に気持ちが好いですよ。


またやって見たいな。


つれ合いは一つあればもういい、っていうけど。


お客様様の布団だってあるんですけどね。(*^o^)乂(^-^*)



































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