放射性物質の検出があちこちで続いています。
福島第一原発1号機、2号機、3号機は地震直後からメルトダウンが始まり、
高濃度の放射性物質が放出されたことは間違いありません。
今日、福島市内の学校が、この夏プールの使用を禁止すると決めたのも、
放射性物質の汚染が実際に起こっているからに違いありません。
汚染されたと予測されるプールの水を捨てる場所がないといいます。
でもプールの水が汚染されているなら、川や湖、沼や池も同じですよね。
そういうのはどうするんでしょう。
この震災と原発の事故がおきたとき私は外国にいました。
毎日、インターネットのニュースを見て、
一体どうなっているのか、心配な事もありました。
特に気になったのは、
被曝したらどうするか、というテーマで書かれた記事を読んだ時でした。
「放射性物質は重たいので、雨が降ると空気中の放射性物質が落ちてきます。
もしも放射性物質に汚染された雨にぬれたときには、すぐにシャワーを浴びましょう。
こすると皮膚から体内に入るのでこすらないように水で流します。
濡れた衣料はビ二ール袋に入れて口を閉じておきましょう。」
って・・・・・
えー、それでシャワーの水はどこへ流れていくわけ?
下水道に出て、町の浄化施設までいけば、放射性物質はきれいになるのですか。
そんなはずはないでしょう。
東京都民の半数がシャワーを浴びるような事になれば、
都の下水処理場には放射能が集まって、高濃度の汚染水とかになってしまうのでしょうか。
あなたはシャワーを浴びればよいかも、でも放射性物質を含んだ水がどこへ流れていくのか考えた方がいいんじゃないですか。
それとも考えないでいるほうが良いのでしょうか?
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福島市内の学校が汚染された校庭の土をブルドーザーで取り除きました。
ブルドーザーの運転手はマスクもせずに仕事をしていたそうですが、汚染された土ぼこりを空中に撒き散らし、自分も吸っていることに全く注意を払わないというのは恐ろしい現実です。
結局放射性物質に汚染された校庭の土は、どこに運び出す事もできずに校庭の地中に埋め戻されました。
表面より10cm下なら問題ないと、誰が保障したのか知りませんが、子どもたちはもう校庭に穴を掘ることはできませんね。
足元10cmには放射能で汚染された土が横たわっているという事をすべての人が忘れてはいけないのです。
また、福島の子どもたちは、学校で窓を閉め切ったま勉強しています。
外にも出られず、エアコンもなく、これからの時期にはどうやって暑気をしのぐのかと気がかりですよね。
あれほど安全といい続けた原発推進派の人々は、子どもたちに顔向けできるのでしょうか?
放射性物質について、」