タイの寝台列車 | 星の輪ネットワーク

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金 銀花の独学パン工房 .
山ぶどうから生まれた自家製天然酵母で焼くパンを楽しみ、緑に囲まれて暮らすワンダーフルな日々の出来事を綴ります。

一年に一度はタイへ行くので、一年に一度はタイの鉄道を使っていることになります。

タイへ行ってもたいていは南下するだけなので、タイ鉄道南部線がおなじみの路線となっています。

今年は二月の下旬、6時18分発のトラン行きに乗りました。

宿からバンコク中央駅まで30分くらい見ておけば充分なのに、今回ひどい渋滞に遭い、走って列車に乗り込む次第となりました。こんなこと初めてでした。

いつもは少し早めに着いて、すでにプラットホームに入っている車両に腰をかけてから、売店に新聞を買いに行ったりして、旅の旅情を楽しむのですが、今回それどこれではありませんでした。

走ったよ、ほんと。

結局それも後にひびく一つの訳になるのですね。・・・・・・・・

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そんな事で、車両の写真を撮る時間がなかったのですが、これは車両の中。

通路を挟んで一席ずつ。

座席はゆったりしていて座りごごち良いです。

夜八時過ぎた頃になると、ベッドを作る係りの人がきて、ベッドを作りましょうか?ときいてくれます。まだ横になりたくなければそう言うと、待ってくれるのです。

タイではそういう融通が利くので好きですね。

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写真のマスクをしている人、ベッドを作ってくれるお兄さんです。

マスクをしてますね。

今まで、タイでマスクをかけている人にお目にかかったことなかったけど、新型インフルエンザの影響なんですね。今年はあちこちで見かけました。

これも私にとってははじめてみる出来事でしたね。(=◇=;)

タイの人がマスクをかけている姿は想像もしたことなかったな。

ほんとに、ほんとにこの世に起きる出来事は私の小さな脳みそでは想像も出来ないものなんですよね。

さて、タイの寝台車、おばさんくつろいでいますね。

ファンシーなピンクの飾り物みたいなのがありますね。お土産に持っていくのでしょう。

係りの人が来ると席を立って座席がベッドに変わるのを見ることが出来ます。

イスをつなげて下段のベッドを作り、天井近くに組み込んである上段のベッドを外して、つり革でささえます。中にはベッド二つ分のマットとシーツと大判のタオルが入っていて、それが寝具です。

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窓も大きくて眺めも快適に楽しめるし、なんといっても私が好きなのは走る列車の窓から体を乗り出して、風に吹かれること。

子供の頃電車に乗ると良くそうして、叱られました。
あぶないからって。

でも気持ちがいいのですよ、走る車両から乗り出して風に吹かれながら眺める景色はまた格別。

これもそんな風にして撮りました。

17両編成の列車の17番目に乗っていたのです。

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タイの鉄道はそれまで割りと正確に動いているというイメージを持っていたのですが、今年はそれが覆されることになりました。

16時間の予定が結局20時間以上かかって、最終的に4時間半遅れで目的地に着きました。

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小さなタクシー、ドアが普通の車とは反対側に開きます。

こんなトゥクトゥクはバンコクでは見られませんね。

この町には古い日本の車が多く、特に古い日産セドリックが目に付きました。

列車が遅れて着いたので、島へ渡るボートと連携しているミニバスに乗ることが出来ず、この町で一泊するか、ローカルバスで船着場のある町までいくか、ということになり、私たちは後のほうを選びました。

そんな訳で、それから3時間半、各駅どまりのローカルバスに乗り込みほこりだらけの道をいきました。

それから、モーターバイクタクシーに乗って30分、風をいっぱいに受けて海岸沿いの道を突っ走り、
やっと海辺の小さな町に着いたのでした。

バンコクを出てから24時間後、ついにその日のうちに島に着くことは出来なかったけど、とりあえす、海のそばのゲスト・ハウスに到着。

久しぶりの海の光景です。

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結構大変な24時間でした。(#⌒∇⌒#)ゞ