国税専門官は、
調査官、徴収官、査察官などに分かれます。
ナサケの女というドラマは査察官の話。
査察は人数がそこまで多くなく、基本的には調査官が税務調査をします。
ドラマと違うのは、
納税者(税理士いる人は税理士に)事前電話して日程決めて、必要な資料・年分も教えた上で準備をお願いし、実地調査をします。
意外ですよね
でも、普通いきなり来ません。
そんな事ないよ!うちは突撃されたよ
という方
それは風俗か…風俗だから←街中の風俗店の多さに辟易とします
たまに飲食関係も当日調査が多い
(過去に売上除外の多い業種など理由があるから)
あと、全部指摘される訳ではない
10個のうち、1〜2個だけ指摘の場合も。
何故なら、
調査官も人間だし情けがあるから。全部否認して倒産して欲しくないし将来までを考えてる。
そして、業務量も莫大なため早く次の案件へ移らなければならないから。
調査件数は少ないが、内部や年度末細々としたのも合わせたら1人当たり1,000件は超えてるかと。
ちゃんとやれよって声も聞こえそうですが、毎年人員削減されるので人が足りてません。
そして、調査に入る割合。
個人だと…1%くらい?
意外と少なく、実際調査に入られたとて
妥当な理由であれば何も指摘されない、
経費もちゃんと認められます。
ビクビクしてるのは…
家族や愛人へのプレゼントだったり、高級時計を10個も計上してたりとやらかしてるケースが多い。
正しく経理処理されてれば、
何も否認されず『今後も頑張ってください』と褒められて終える事が多い。
と、某本にも書いてありました
ま、普通に考えて
調査官も人間ですし一から十まで全部否認は、あり得ないよね…
と、いち主婦としても思います
多分イメージと違い、優しいです。
何でも見逃してくれるというより、
ココは今回はいいので次回からは注意してくださいね、これは娘さんへのプレゼントですので流石に認められません…という感じで
理由もきちんと説明した上でやってる。
税務署や局で確定申告しに来た事がある人は分かるけど、『他にも払ってるのありませんか?』を聞かれ、家族分の社会保険料も経費として出来ますよ!とわざわざ聞いてくれて、計上まで教えてくれます
因みに確定申告時だけアルバイト人数が多く、普段は少ない職員数で回してるそう。
という感じで、
知れば世の中のイメージとは違う所もあります。
なぜか内部のハンドブックまである😂
にしても、どうして世の中は
節税だのなるべく税金払いたくない方向へ…になるのでしょうか。
誰しも道路は使ってるし、
小さい頃は公園や学校を利用しましたよね。使ったから税金を払おうとするのは、理想ですが…
国会で予算を変な所に使われたり、議員だけ自由にお金使える報道を見ると、、
払いたくなくなる😓
個人的には議員にも税務調査入って欲しいが、あの検察でさえ疑惑議員全員を逮捕出来なかったんだから…いかにハードルが高いか。
議員に対するお金関係の法律も、
ちゃんと決めた方が良いのかもしれませんね。