4月、新年度になりました。
やはり気持ちが新たになります
3月29日
辻彩奈(バイオリン)
佐藤晴真(チェロ)
藤田真央(ピアノ)
3名による三重奏を聞きに行きました。
絶対聞きたいピアニスト・・藤田真央
年の半分はヨーロッパで演奏するので、なかなか聞く機会がありません。
仙台の演奏会を見つけ1月ゲット
いつもの単独行動!
場所は駅から徒歩18分程度の電力ホール。
7階がホールなのでエレベーターで待ちます。
三重奏
凄く良かったです
語彙力がないので、良さを表現できません。なので誰かの言葉を載せます。
誰かの解説👇
藤田真央さんは非常に優れた音楽的才能を持っています。その演奏技術や表現力は、多くの音楽愛好家から高く評価されています。彼のピアノ演奏はテクニカルでありながら、感情豊かで深い表現力を持っています。特に彼のクラシック音楽の演奏は、音楽の魔法に包まれたような体験を提供します。
【感想】
鍵盤の上で歌っている踊っている
音が鍵盤から浮いている感じでした。軽いタッチは花園で遊んでいるよう、早い部分は水面を滑っているよう、大きな音は嵐のよう、体全体で音を奏でていました。
ぷくっとした体形も音量を出すためでしょうか? 確か反田さんが「ピアノを弾くため体重を増やした」と言っていました。「反田さん」「藤田さん」、もう1人是非聞きたい人に「辻井さん」がいますが、皆さんぷくっとしてます。「ぷくっ」はタイプじゃないけど、3人とも愛嬌ある顔をしています。
バイオリン・チェロ 両方とも凄かった
辻彩奈さん(26歳)
「2016年モントリオール国際音楽コンクール1位」
佐藤晴真さん(25歳)
「2018年ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール1位」
「2019年ミュンヘン国際音楽コンクール チェロ部門において日本人初の優勝」
藤田真央さん(25歳)
「2017年18歳でクララ・ハスキル国際ピアノコンクール1位」
「2019年チャイコフスキー国際コンクール2位」
上記のチャイコフスキーはショパンコンクールと並ぶ権威のあるコンクールです。
曲は「アレンスキー ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調作品32」「メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲第1番 作品49」
メンデルスゾーンはよく流れていて、聞けば「ああっ」って思う曲。アレンスキーは初めて聴きました。
何より私、こんな凄い人達の演奏を聞いたことがないので、メンデルスゾーンの第一楽章で感動のあまり涙目になりました
3人の呼吸がピッタリで引き付ける力が凄い
当日、東北新幹線がトラブルで遅れ、雨だったし、3人とも大変だったようです。
壇上で藤田さんが
「東京から来た人います?」
と聞いたらパラパラと手を挙げる人多数。てっきり仙台近郊の人ばかりと思ったので(19時~だし)「東京から来ている人こんなにいるんだ」と驚いてしまいました
後で、クラシック好きの方のブログを見たら、追っかけがいることを知りました。反田さん、藤田さんはまだ若いし有名だし、当たり前か
私だって反田さんを見に山形まで行ったじゃないか(乗り継いで)
翌日は酒田(山形)で演奏。上半期の三重奏はこの2回だけです。そりゃ行きますわ
それにしても、東京から来た(手を挙げた)私の隣の隣の白髪のおば様がスタンディングオベーションする中で、隣のおば様は寝ていた
まずいでしょ!なかなか取れないチケットなのに!みんな心待ちにしていた藤田真央の演奏なのに!白髪のおばさんは東京から来ているのに~
多分、この人、仙台市民(勝手に解釈)
ちゃんと聞きなさい
藤田真央は「蜜蜂と遠雷」の映画でピアノ演奏(風間塵演奏部分)を担当しています。風間は天才の設定で、風間と藤田さんが被ります、そして幼馴染の2人のピアニストも、反田さん・小林さんと被ります