JNOとは
ジャパン・ナショナル・オーケストラ
反田恭平さん(29歳)が同年代の実力者アーチストを迎え結成!
最近、ピアノの有名どころを聞きに行っている私。
12月は小林愛実さん(反田さんと結婚)、
3月には藤田真央さんを聞きに行く。
2024年の反田さんは、仙台近辺の演奏予定がなさそうだったので、山形駅徒歩1分の「やまぎん県民ホール」のチケットをゲット。
一応市から山形には仙台で電車かバスに乗り継いで行く。
一応市から車で山形に行けないことはないが
(高速もあるし)、遠いし雪がどのくらいあるかわからないので公共交通機関にした。
前日はマンドリン練習と娘んち掃除で疲れ切ってしまい、娘んちにスマホを忘れ、
「一応市から在来線→地下鉄→北仙台で受取り仙山線で山形」という、無駄な時間とお金を使ってしまった
仙台~山形
JR仙山線とバスがある。
今は1時間に数本あるバスが主流のようだが、私は古い人間なので仙山線の方が良い。
仙山線は各停で1時間半
反田さんコンサートに行く人で混みあうか?と思ったら、いつものように少なく、おにぎりを食べ本を読みながらゆっくり行く
仙山線は単線で、鹿と遭遇したり、落ち葉で滑ったり、雪・強風でよく止まる。単線なので各駅では「4分の待ち合わせです」などのアナウンスが流れる。仙台市と山形市は県庁所在地なのだが、この2つを結ぶ路線が単線という不思議
その理由は 山
愛子駅(あやし)まではいっぱいあるけど、そこから山に入っていくので土日の日中なんかは1時間に1本。案の定、「葛岡駅」(廃棄物処理場と霊園あり)を過ぎると雪がチラついていた。熊がいっぱい出そうな「熊ヶ根駅」は雪が舞っていて、秋保温泉と双璧と言われたが今は寂れた「作並温泉駅(さくなみ)」→人降りた を過ぎ、次は渓谷で一部の人に有名な「奥新川駅(おくにっかわ)」。雪が積もり吹雪いていて「ここで降りたら遭難しに行くようなものだ」と思ったら誰も降りず、次は「面白山高原駅(おもしろやま)」。この駅は山形県側だが、この山が宮城県と山形県の境(トンネルあり)で、冬は駅閉鎖でネットでは「秘境駅」と呼んでるらしい。
コンサートに行くのに
「冬の秘境旅」をしているような気分
以前購入した「冬の旅 ローカル線」より↓
次は有名な山寺(宝珠山立石寺)。松尾芭蕉が「閑けさや岩にしみ入る蝉の声」を詠んだ地として知られる東北有数の霊山。ここでけっこう人が降りた。ホームにも人がいて家も立ち並んでいてホッとした。頂上までお寺が点在していてほぼ階段を登る。昔々、夏に登ったけどきつかった
雪あるのに登るのかな???
そこからはフツウの風景、雪もなくなり山形に到着。
お待たせしました(延々と仙山線の案内になってしまい申し訳ありません)
ここからが本番のコンサート
前半の2曲「ラヴェル」「プーランク」
全く知らないのと、私の好みじゃないので眠くて仕方ない
演者もホールも素晴らしいので、アルファ波が出て、眠くてたまらなくなったのでしょう。
耳って、興味がある楽曲や楽器は聴けるのに、興味ないものには反応しないんですね
後半のモーツアルトでやっと素晴らしいと思った。
前半は素晴しそうなのはわかるけど何が良いのかわからない、って感じ
一番良かったのは単独で弾いた反田さんのアンコール曲
繰り出す音色が場面によって変わり、
「音を操る魔術師」
の印象を受けた
「生で聴くとそれぞれの個性がはっきりする」と、小林さんと反田さんの演奏で思った。
JNOは『今一番チケットが取れないオーケストラとして話題を集めている』らしい。反田さんの演奏となかなか取れないチケット、席も満席(8000円)という希少度から大満足
家を10時に出て、家に20時着
冬の鉄道旅?も経験した良い時間でした