息子のギャンブル依存から始めた過去離婚の記事。
自分のは書けるけど息子の離婚は書けない。
苦しかったし辛かったし怖かった、まだ傷になっている。
息子が離婚に至るまでの期間は4年くらい。
元夫と同じくいろんな騒動が起こり気が休まらなかった。
理由は「お金」だけど、怖い繋がりがなかったので借金だけならまだ救われる。
しかし借金の背景にある『ギャンブル依存症』は、もうどうしようもないと思った。
何冊も本を読んだし、病院にも行ったし、カウンセリングも受けた。
しかし親が一生懸命やっても本人にその気がなければ何にもならない。
もちろん「親が変わって子が変わる」の期待ははあるが、
息子の場合は息子自身がどん底に落ち、
「自分が死のうが自分の責任、心配不要」と私に言い、
全部自分が決め行動していく中で、変わっていった。
「それはアドバイスなの?それとも言うとおりにさせたいの?」
息子の言葉に、私は自分が過干渉だったことにやっと気づく!!!
息子は昨年9月から新天地で暮らしている。
今はコメを送った際、「元気?」とメールのやり取りするくらいで何も聞かない。
★息子のギャンブル依存症から見えたもの(私の見解です)
依存症になると話が通じず人間が変わってしまう。
息子の「平気で嘘、隠す、逃げる」が夫と同じと気づき、二人の共通性が見えてきた。
息子は言った「自分はADHD不注意優勢型ではないか」←診断は受けていない
私もそう思っていた。
二人に共通するのは、先の見通しが立てられず、忘れ物が多く、マルチタスクが出来ない。
人当たりが良く口がうまく、初めての人には「出来る人」と見られる。しかし仕事をしていくとミスが多く注意を受けるようになる(その結果、居心地が悪くなり・・・)。
片付けが苦手、当然金銭管理は出来ない。
しかし何故かプライドは高い(子供時代ヒーロー経験あり)。
コミュニケーションが上手く見えるが、実は人の気持ちがわからない。だから変な言葉を使う。
能力の欠落をADHDは擬態で誤魔化すことができるが、そのうち話のつじつまが合わなくなり誤解される。必然的に自己否定、自信喪失、ストレスを受けやすくなる。
そのストレス発散の仕方に注意しないと、脳の仕組みの問題で依存症になりやすいようだ。
元夫は他人だから「もしかしてコンクリート詰めにされ海に・・・」
と思っても大して胸が痛まないけど、
「今頃息子は・・」と思うと胸が苦しくなる。
子供と言うのは、いくつになっても気になるものです。