8月8日の夕暮れ




今日も熱い太陽が去って行く

南西の空





貴女はまだ夕陽を見ていないだろうね





木陰で汗を拭きつつ聴いた貴女の声




じゃあ切るよ

また明日ね

暑いから無理してはだめよ




じゃあまた

ありがとね





貴女が

海に煌めく夕陽を浴びるころ





僕は

既に暮れた街を急ぎ足で歩く



澱んだ空気を纏いながら

滴る汗を拭いながら







秋はまだ遠い