艶やかな彩り




佇む足元に秋をみつけて




時を止めて魅入る一瞬にも
水は落ち続けていた



次第に枯れて行く落ち葉には



悲恋が似合うのかも知れない






貴女のいない旅




日差しは色を飛ばし




見上げる空は冷たい




盛りの紅葉の庭をひとり歩いた





時が止まったままの場所



見上げた空に
鳥たちが通りすぎる瞬間
時が無情に流れている現実を知る









貴女と訪れたこの場所を


今日、ひとりで歩いている








京都の遅い秋は




ありがたくも無い切なさだけをくれた


そして、帰れと背中を押す






今日もまた歩き過ぎたかな


帰ろう