阿波の青石物語
第二話
私は青石です。
私は神山の青石です。
神山は神の山です。
何故なら、神の石である翡翠の山があるからです。
神山の石を調べてください。
翡翠の原石が見つかります。
原石を磨いてください。
私のように磨いてください。
私はカットされた青石です。
私のように磨いてください。
阿波の青石を磨いてください。
私のような、美しい星空のような石のきらめきが現れます。
私のような美しい青石を、世界の人に届けてください。
私は世界の人の目覚めの石となります。
私の色を見てください。
私の光を見てください。
太陽の光の中で見てください。
私の中には宇宙があります。
私の光を見てください。
私の光を見てください。
私の光を見てください。
貴方のアンテナの感度を調節します。
アンテナの自動チューニング装置です。
新しい次元の世界にチューニングを合わせます。
私は今、この瞬間に世界に出ることを決めて来ました。
いくえさんが、神山に歯医者に行った日に、私はいくえさんと出会いました。
神山温泉の横のベンチが私です。
私は青石のベンチです。
青石に座ると、人の意識が浄化されます。
負の感情が吸収されます。
吸収というよりも、転送されます。
私が転送します。
私は負の感情の転送装置です。
私はエゴの浄化装置です。
私は生き霊の浄化装置です。
私の力に気付いた人は、建物や庭に私を使います。
大阪城にも使われています。
青石は海を越えて使われるほど、力のある石です。
私たちの誕生をお伝えします。
私たちは、変成岩の一種です。
阿波の青石は、青色片岩という名前で呼ばれています。
藍閃石に代表されるNA角閃石を多く含む低温・高圧型変成岩です。
徳島県を代表する石です。
私たちのいるところの地質や地層を調べてください。
いくえさんにお願いします。
シャーマンにしか、石の声は変換できません。
シャーマンいくえさんにお願いします。
終わり。
シリウスブルーの公式ラインと繋がってください！
