※ この記事はステロイド治療への切り替え記録となるため、以下に保存しています。
テーマ【ステロイド治療切り替え】



2015年10月4日付、後半10月18日付 追記 記事

悪化して体力も落ちて皮膚症状も酷い状態からステロイドを使用して、体力や気力が底から溢れてくる感じにかなりびっくりして衝撃だったので、、今の心境を書きます!


皮膚症状は別として、全身の体感のあまりの違いが1週間程度だったので、最初の3日間の内服の影響だと思う。


夜、内服を飲み始め翌日は気分や全身症状はあまり変わりがなかったけど、体幹部分の汁が止まって気持ち悪さがなくなった。


3日目、ただただ、びっくりした。
活力がわく。
健康生活系のCMじゃないけど、体の奥底から活力がわいてくる(笑)
元気が出るとかではすまされないくらいの、活力(笑)


普段の生活に疲れない。
ちょうど土曜日だったんだけど、病院に行って買い物にぐるぐるひと通りの用事を済ませて回って、しかも一旦家に帰ってから用事を思い出してまたすぐに出かけられる体力と元気がある。
これ、普通なの?


私は脱ステ中も悪化時期以外はこれに近いくらい元気ではあったけど、つい3日前はごはん食べる行為とか朝晩着替える行為でさえ疲れて辛かったのが、ここまで変わってしまって、ただただびっくりした。


だって、食事を作るのが面倒以前の問題で、咀嚼が面倒で疲れるくらいの疲労感(笑)
胴体から汁が出始めると、大抵顔とか耳とか腕とかも炎症が酷いのでそのくらい全身の消耗が激しい。


脱ステ中も大いに勧められている運動だけど、正直、症状のあるときは体力もないし、痒い痛いの他に、動くのが疲れるし面倒だという気持ちがストレスになることがあると思う。
つい3日前の私もそう。


早くこの状態から抜けるためには運動をしないとなと思い、平日は毎日仕事の帰りに30分は歩くようにしていて、土日どっちかで室内トレーニング用に買ったバイクで1時間程度運動をしていた。
何もしないで仕事の往復だけよりも顔の赤みなんかはマシになるからストレスより運動効果は勝っているんだと思うけど、やっぱり動く前に気力もいる。


そんな状態の直後だというのに、突然、運動が苦じゃなくなり、これもびっくりした。


これを言うと人間としてどうかと思うけど、体調が最悪な時って話しかけられるのも面倒だったし疲れていた(笑)
それが、体調が戻るとぜんぜん面倒じゃない。


時間が空いたから、ちょっと横になろうかという気が全くおきない(笑)
食べる寝る以外にも目が行くようになり、頭も回るようになる。


こう感じたときに、アトピーって本当に皮膚の症状だけではないんだなと痛感した。
皮膚が痒い、痛い、見た目にも辛い。
だから皮膚症状だけでなく精神的な辛さもあるんだよと、最近では言われるようになったけど、そんなもんでは済まない病気なんじゃないかと改めて思った。


いつも面倒そうに見えるとか、楽しそうにしないとか、疲れをすぐ顔に出すとか、そういうところって、性格とか人間性だと思われそうなものだけれど、そもそも、それは本来のその人ですか?と言いたい気になってきた。


だって、ステロイド内服によるまやかしだったとしても身体中の炎症が消えたとき、痒いから楽しめないとかそれだけでなくて、ほんと活力が湧いてきたんだもん。
鼻炎や頭痛や喘息も一気に無くなったのもあると思うけど。


4日目、普通に歩くだけの散歩で空や紅葉が気持ちいいと感じるようになった。
よく、脱ステ中にどんどん良くなってきて、歩けている自分が嬉しいとか、運動してすっきりしたというのではなく、それよりもずっと自然に、外気も景色も気持ちよく、感性が鋭くなってるように感じた。
炎症ってなんとなく、そういった感受性の部分にも影響をするのかもね。


この内服の影響はだいたい7日目くらいで終了。
終了というのは鼻炎や結膜炎、喘息、倦怠感と皮膚の痒みの部分への効果のこと。
8日目からこれらの全身症状が少しずつ戻りはじめた。


ただ、皮膚に関しては、ステロイド未使用の頭、顔、首、脚、指も完全にステロイド使用前の状態まで悪化してない。
体幹部分に塗っていることで他の炎症も治まっているのか、一旦強力に内服で抑えたことで生活リズムを正して動くことができたから、宮澤先生が言うように自律神経が多少なりとも整ったからなのか今のところは不明。


これからゆっくりだけど、体幹部分のステロイドを弱くするにあたり顔が悪化していかないように、そして、脱ステ2年目~5年目の満足できる顔に戻るように、ここから土日も積極的に動くようにして、運動と岩盤浴も増やしていこうと思っている。