脱ステ中の方へ
佐藤先生の患者で発足したatopicより、「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」の内容改訂を要求する署名活動が始まりました。
脱ステという方法を選んだ人達は、私と同様に薬が効かなくなって止むを得ずという人もいれば、先の事を考えて自然治癒を選んだ人かと思います。
脱ステは、想像を絶する苦痛、先の見えない不安、この世で一人取り残されたかのような絶望を味わいます。
通常は専門家のサポートが無ければとても乗り越えられないものだと思っています。
でも、現在、その専門家は少数しかいない。
皮膚科のお医者さんは限られた地域にしかいないし、自然療法の治療科さんを含めても本当に少数です。
このような状況の中、みなさんはネットで情報を探したり、ご自身で試行錯誤を重ねてきたと思います。
このような状況だからこそ、私も色々な方のブログを見て勇気をもらいましたし、私自身も少しでも自分の体験を残そうという気持ちになりました。
そういった中、同じ体験をした者同士の交流が生まれたり、頼れる人がいないからこそ自分で何とかしようという気持ちになったのは、結果としては良かったのだと思います。
でも、それに加え、近所の皮膚科でも、ステロイドやプロトピックを使用しない方法について理解を示してくれて、脱ステ中でも非難の目で見ずに、通常の患者として接してもらえたらどうでしょう?
不安な時に一緒に患部を診てくれて、生活の相談にのってくれたらどうでしょうか?
標準治療のお医者さんだって、睡眠不足や不摂生、ストレスがアトピーに悪い事は知っていますし、孤独な脱ステ中、そういった当たり前の話をしてくれるだけでも落ち着く事がありますよね?
感染症等の診断や検査もしてもらえるかと思います。
この署名は、現在のガイドラインである、治療にはステロイドとプロトピックを使用するという部分に、状況や患者の希望によっては、ステロイドやプロトピックを使用しないという選択肢を盛り込んでもらえるよう、要求するものです。
私達からすると、状況に応じての診察という事は本当に簡単な事のように思えるのに、何故かなかなか理解を示してもらえない状況です。
そこで、このガイドラインを改訂してもらうべく、私達患者一人一人が署名をしようという流れとなりました。
どうかご協力下さい。
既に、脱ステの辛い時期を脱して通常の生活が出来るようになった方も、これから脱ステする方や小さな子供たちの為にご協力下さい。
よろしくお願いします。
ご理解を頂けた場合は、署名は以下のリンクからお願いします。
【署名:日本皮膚科学会作成 「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」の内容を改訂する事を要求します】
ステロイド治療中の方は、こちらの記事をご覧下さい。
署名ページへのリンクは同一ですが、私から伝えたい内容が違う為、別記事にしました。
『ステロイド治療中の方へ☆ガイドライン改訂の署名についてお願い』
※治療関係なくアトピーの人、そうでない人、多くの方にご協力いただきたいと思います。 もしご協力いただける場合は、この記事をリンクしていただいて結構ですので拡散にもご協力下さい。