昨日書きかけだった日記。
原発屋内退避区域の住民は、希望者全員、県外避難出来るらしい。(3/16現在)
http://w.mainichi.jp/eq/news/20110317k0000m040063000c.html
この屋内退避区域からもう少し拡大した区域、福島いわき市や南相馬市等が、本当に物資不足で、餓死凍死者も出ているらしい。
と言うのも救援物資を届ける際、放射能の心配から危険区域のかなり手前で引き返してしまうから。
水、食料が不足していて、微量ながら放射能の心配もあるのでで、自由に思いのままに外にも出れず、県外脱出しようにも交通機関がほぼストップ。
近隣の郡山など、交通機関が動いている区域まで移動するにもガソリンが無い。
もっと酷い被災地があるから、まともに報道されないし微妙な区域なんじゃない?
そう言ったのは、その地域に住む親戚。
この現状に早く気づいて報道されて欲しい。
閉じ込められたまま、原発の恐怖に怯えたまま、毎日過ごすのは辛すぎる。
毎日思っていたけど、今日(3/16)夜のニュースでやっと報道された。
テレビの向こうで、原発の専門家が、いわきは危険区域じゃないから引き返さずに物資を届けて欲しいと話す。
特に避難所以外の屋内退避でガソリンも無く遠くまで食料調達に行けない人達が深刻だと言う。
まずはきちんと報道されて良かった。
そして、最初に話した、移動手段が無く脱出出来ない人達の救助。
屋内退避区域と言えば原発半径30km以内。
そこから外れる区域の人も、県外に出たくても出られない人が多数いる。
実は、ついこの間まで必死に脱出手段を調べてた。
でも……無いんだよ…。なかなか。
高速閉鎖、交通機関停止。
この区域から出る手段が見つからない。
ガソリンも無い。
1日かけてみんなで探した結果、運行しているのは福島空港行きのリムジンバスのみだった。
もちろん空港はキャンセル待ち。
私の親戚数人はこの手段で移動して福島空港からタクシーを使う事にした。
でもお年寄りには厳しい移動手段だから今も何人か現地に残っている。
国が決定した避難対象区域がもっと拡大してくれたら、バスで県外に出られるのに。
避難対象区域からも外れ、食料調達班も入ってくれない区域って…。
順次避難させてくれるのを心から祈る。
原発も、新たに東北電力から送電して冷却装置改修とか外部から放水とか動きが出ている。
何とか最悪の事態を回避して欲しい。
そして、国には福島全域の脱出手段を確保しておいて欲しい。
食料調達問題の事実を把握して欲しい。
これが昨日の夜中に携帯片手に書いていた日記。
そのまま眠ってた。
そして今日(3/17)、朝から物資不足の報道。
凍死者が出た事実も表に出た。
やっと周りが騒ぎだす。
報道の力はすごい。
各地の状況をうまく伝えている。
http://w.mainichi.jp/eq/news/20110317k0000e040030000c.html
でも、やっぱり原発は怖いんだね。
宮城、岩手の映像は現地から。
その地に立っての臨場感。
そして、福島の映像は上空から。
原発30km以降の安全とされている区域なのに。
怖いのは当たり前。
でも、『我々報道陣も降り立つのに躊躇するこの場所に、今も自宅で物資を待つ被災者の方々がいます』くらい言って欲しい。
そこから伝わり動きが変わる事だってたくさんあるはず。
今日は海外から自国民日本国外退避の通告があったらしい。
原発20km区域ではなく、80km区域まで。
http://w.mainichi.jp/eq/news/20110317k0000e040062000c.html
昨日の段階で、30km以内を県外避難としている時点で、その次は60km区域となり順次避難だろうって思ってた。
そう期待していた。
その期待に早々気づいてくれたのは外国の方々だった。
でも、海外の動きに日本の対応も変わると思う。
思いたい。
『周辺住民に被害が及ばない対応で動いている』というけれど、何故それと同時にもしもの場合に備え確実に住民を守るような対処が出来ないのか?
先に諸外国が動いてくれた事で、日本も動いてくれると信じたい。
安全な北海道にいながらのこの言葉は、我ながら説得力が無いと思ってる。
でも、この1週間私なりに思う事もあり、心配や不安でおかしくなる事もあり、今の気持ちを残しておくと共に、私の知る福島原発区域のほんの一部の現状を記しておきたいと思う。
原発屋内退避区域の住民は、希望者全員、県外避難出来るらしい。(3/16現在)
http://w.mainichi.jp/eq/news/20110317k0000m040063000c.html
この屋内退避区域からもう少し拡大した区域、福島いわき市や南相馬市等が、本当に物資不足で、餓死凍死者も出ているらしい。
と言うのも救援物資を届ける際、放射能の心配から危険区域のかなり手前で引き返してしまうから。
水、食料が不足していて、微量ながら放射能の心配もあるのでで、自由に思いのままに外にも出れず、県外脱出しようにも交通機関がほぼストップ。
近隣の郡山など、交通機関が動いている区域まで移動するにもガソリンが無い。
もっと酷い被災地があるから、まともに報道されないし微妙な区域なんじゃない?
そう言ったのは、その地域に住む親戚。
この現状に早く気づいて報道されて欲しい。
閉じ込められたまま、原発の恐怖に怯えたまま、毎日過ごすのは辛すぎる。
毎日思っていたけど、今日(3/16)夜のニュースでやっと報道された。
テレビの向こうで、原発の専門家が、いわきは危険区域じゃないから引き返さずに物資を届けて欲しいと話す。
特に避難所以外の屋内退避でガソリンも無く遠くまで食料調達に行けない人達が深刻だと言う。
まずはきちんと報道されて良かった。
そして、最初に話した、移動手段が無く脱出出来ない人達の救助。
屋内退避区域と言えば原発半径30km以内。
そこから外れる区域の人も、県外に出たくても出られない人が多数いる。
実は、ついこの間まで必死に脱出手段を調べてた。
でも……無いんだよ…。なかなか。
高速閉鎖、交通機関停止。
この区域から出る手段が見つからない。
ガソリンも無い。
1日かけてみんなで探した結果、運行しているのは福島空港行きのリムジンバスのみだった。
もちろん空港はキャンセル待ち。
私の親戚数人はこの手段で移動して福島空港からタクシーを使う事にした。
でもお年寄りには厳しい移動手段だから今も何人か現地に残っている。
国が決定した避難対象区域がもっと拡大してくれたら、バスで県外に出られるのに。
避難対象区域からも外れ、食料調達班も入ってくれない区域って…。
順次避難させてくれるのを心から祈る。
原発も、新たに東北電力から送電して冷却装置改修とか外部から放水とか動きが出ている。
何とか最悪の事態を回避して欲しい。
そして、国には福島全域の脱出手段を確保しておいて欲しい。
食料調達問題の事実を把握して欲しい。
これが昨日の夜中に携帯片手に書いていた日記。
そのまま眠ってた。
そして今日(3/17)、朝から物資不足の報道。
凍死者が出た事実も表に出た。
やっと周りが騒ぎだす。
報道の力はすごい。
各地の状況をうまく伝えている。
http://w.mainichi.jp/eq/news/20110317k0000e040030000c.html
でも、やっぱり原発は怖いんだね。
宮城、岩手の映像は現地から。
その地に立っての臨場感。
そして、福島の映像は上空から。
原発30km以降の安全とされている区域なのに。
怖いのは当たり前。
でも、『我々報道陣も降り立つのに躊躇するこの場所に、今も自宅で物資を待つ被災者の方々がいます』くらい言って欲しい。
そこから伝わり動きが変わる事だってたくさんあるはず。
今日は海外から自国民日本国外退避の通告があったらしい。
原発20km区域ではなく、80km区域まで。
http://w.mainichi.jp/eq/news/20110317k0000e040062000c.html
昨日の段階で、30km以内を県外避難としている時点で、その次は60km区域となり順次避難だろうって思ってた。
そう期待していた。
その期待に早々気づいてくれたのは外国の方々だった。
でも、海外の動きに日本の対応も変わると思う。
思いたい。
『周辺住民に被害が及ばない対応で動いている』というけれど、何故それと同時にもしもの場合に備え確実に住民を守るような対処が出来ないのか?
先に諸外国が動いてくれた事で、日本も動いてくれると信じたい。
安全な北海道にいながらのこの言葉は、我ながら説得力が無いと思ってる。
でも、この1週間私なりに思う事もあり、心配や不安でおかしくなる事もあり、今の気持ちを残しておくと共に、私の知る福島原発区域のほんの一部の現状を記しておきたいと思う。