マフィンも上手く焼き上がり、準備万端になったので、私は皆を呼ぶために外へと出た。

 

子供達の見守る中、ヒロシとガルシアがゴール戦をしているのを、子供達が見守っていた。

 

ヒロシー頑張れー!!

 

私の大声に一瞬肩をビクリとさせたヒロシが蹴ったボールは、ゴールポストの角の当たり

 

勢いを付けて、子供達の方へと向きを変えた。

 

危ない!!!

 

私は後先考えずに、走り出して子供を護るように、ギュッと抱きしめた。

 

その時、後頭部に激しい衝撃を受けた私はそのまま暗闇の世界へと引きずり込まれた。

 

「「ユメミ!!!」」

 

遠くで、ヒロシとガルシアが叫んだ声が聞こえた気がした。

 

私は、ヒロシ達に急いで騎士団の病院へと運ばれて、聖樹さんの元に連絡が入った。