カポエイラ体験 | ブラジルって、どんな国? (カンピーナス滞在日記)

ブラジルって、どんな国? (カンピーナス滞在日記)

2012年12月23日
ブラジル・カンピーナスでの生活が始まりました。
8才の息子と4才の娘の4人家族全員が、
地球の裏側でも、楽しく3年間過ごすことが目標です。
赴任準備から現地での生活・カルチャーショックを
綴っていきたいと思います。
2015年9月末、本帰国。

ブラジルの格闘技"カポエイラ"の

体験レッスンに行ってきました。



ブラジルに住んでいる間に、

ブラジルでしかできないことをやりたい!

と、常々思っていて・・・



やってみたいことは色々あるのですが、その中でも

ずっとやってみたかったカポエイラを、遂に!!

体験してきました。



カポエイラはもともと、ポルトガルによる植民地時代に

アフリカからブラジルに連れてこられた黒人奴隷の人たちが、

看守に隠れてダンスに見せかけて体を鍛えた

というのが始まりなんだだそうです。



今でも、どちらかというと "貧しい人がやるスポーツ"

というイメージがあるらしく、

今まで、ポル語の先生だったり、ダンスを習っている人だったり、

出会う度に、色んな人に「カポエイラ教室を知らない?」と聞いてきましたが、

ここカンピーナスでは、なかなか見つかりませんでした。



冬休み期間中、クルービでのコハルの新体操の曜日が変わり、

その間、退屈してしまう退屈星人コウちゃんを

どうしてあげたらいいのか、あれこれ考えていたところ、

同じ時間帯にコウちゃんの年齢のサッカー教室がある!ということが分かり、

更に同じ時間にカポエイラのレッスンもやっている!ということが分かり、

親子3人、同じ時間帯に、クルービ内でそれぞれレッスンが受けられる?!



何て好都合?にひひ



ということで、遂に!!(笑)

念願のカポエイラを体験する日が来た訳です。



新しい環境に飛び込む時って、日本にいてもドキドキします。

更に、ポル語オンリーの世界だと、もっとドキドキします。


ただ、1年半経った今、ポル語が "なんとな~く" 聞き取れるようになって、

相変わらずぐちゃぐちゃのポル語だけど、

知ってる単語で何とか意思を伝えられるようになって、

ポル語オンリーの新しい環境に、1人で飛び込む勇気も出てきたし・・・



チャンスがあったら躊躇はしないアップ


飛び込んでしまえー!笑



レッスンが始まったら男の人ばっかりで、

あれっ?私、やっちまった?ニコニコと思ったりしましたが、

後半、とっても上手な女の人が来て、安心しました(笑)



カポエイラって、円の中に2人入って、演技?(実際は蹴りは当てないから)

するのですが、円の中に入る時は、2人向かい合わせの状態で

しゃがんだ状態から側転で入るのね・・・目



普段そこそこ運動はしていても、側転をする機会は無いからあせる

できて嬉しかったけど、"うわぁ、失敗するかも!"って思いながら

やりました(笑)



結構楽しかったので、9月から始めようかな~と思ってます。アップ



さぁ。明日はW杯準決勝!ブラジルVSドイツですね。


ネイマールがあんなことになってしまって、

切ない気持ちでいっぱいです。


色んなことがどうなったのか知りたくて、

"普段は全く見ない"ポル語の番組をかぶりつくように見てみたり、

ポル語のニュースサイトを急にマメに見るようになった今日この頃。



新しいポル語の単語(=主にサッカー用語)、いっぱい覚えました(笑)


自国開催のワールドカップが、ブラジル人プレイヤーにとってどれだけ特別か。

その舞台で、準決勝、決勝まで戦って、優勝するのが夢だったネイマール。

検査結果が分かり、チームドクターがネイマールに状況を伝えた瞬間、

彼は号泣した・・という記事を読んだ時、切なくなりました。


ここまで勝ち進んで来れたというのに・・・

あんな形でピッチを去ることになってしまって、

ネイマールの悲しい気持ちを考えたら、ホントに沈んだ気持ちになります。


病院からの涙を浮かべながらメッセージも、見ていて辛かった。


ネイマールがピッチに立てないのは本当に残念だけど、

チームメイトからのメッセージは暖かい!

ブラジルは今、かなり団結していると思います。



明日は、何としてでも、ブラジルに勝って欲しい!



Vai Brasil!!!