ブラジルでウイルス性イボの治療 | ブラジルって、どんな国? (カンピーナス滞在日記)

ブラジルって、どんな国? (カンピーナス滞在日記)

2012年12月23日
ブラジル・カンピーナスでの生活が始まりました。
8才の息子と4才の娘の4人家族全員が、
地球の裏側でも、楽しく3年間過ごすことが目標です。
赴任準備から現地での生活・カルチャーショックを
綴っていきたいと思います。
2015年9月末、本帰国。

ブラジルで、ウイルス性のイボの治療が必要になった方のために

今日はブログを書きたいと思います。




イボとは無縁の方は、特に読んでも面白くないと思うので、

スルーしてくださいね~(笑)







結論から言うと、コハルの足の裏(両足)に2ヶ月前に

ウイルス性のイボができたのですが、無事完治しましたアップ







ただ、最初に行った皮膚科の先生の説明が不十分だったので、

イボが一旦、すごく大きくなってしまって叫び



   どうしよう・・・

   治療しに日本に帰るべき?飛行機



と1人悩んだ時期も乗り越えての、完治ですアップ




めでたい!!クラッカー




日本では、ウイルス性のイボには、

液体窒素による凍結療法一般的かと思います。

うまくいけば、1回の処置で取れたりしますよね。







ブラジルでは、子供には液体窒素は使わないんだそうです。

理由は、



     "痛いから クラッカー"



ブラジルでは、痛い治療は極力避けるんだそうです(笑)










では、どんな方法でイボを治療するのか?と言うと、




①病院で、先生がイボに麺棒で硝酸をつけ、ウイルスをやっつける。


②その後約1ヶ月間、家で毎日お風呂の後

 お母さんが爪ヤスリでイボを削る。


Duofilmというサリチル酸の入った液体

(→ 日本のイボころりと多分同じ!笑)をイボに塗る。



④粘着力のあるテーブをイボに被せる。







これ、毎日だから(笑) 実は結構大変でした。

コハルも眠いと、早く寝たくて嫌がっちゃうしね。







1回目にかかった皮膚科の先生は、

イボにテープを被せておく" 理由 "の説明が無かったので、

遊んでたらすぐ取れてしまうし、朝起きたら取れてるし、

まぁ、テープはいいか・・・と、途中から止めてしまったのですが、

どうやらそれがいけなかったらしくドクロイボが大きくなってしまいましたあせる







たまたま、同じ先生の予約がなかなか取れなかったので、

別の皮膚科医に予約を入れてもらったところ、

処置も薬も全く同じなのですが、



①テープを貼っておかなくてはいけない理由の説明。

 (サルチル酸は皮膚を柔らかくする薬。イボの部分を乾燥させないことが大事)

②乾かしてから薬を塗ること。

③薬を塗った後は、更に5分薬を乾かしてからテープを貼ること。

  (せっかく塗った薬がテープにつかないように。)

④爪やすりは使った部分は毎回捨てる。


という、前回の先生からは無かった追加説明・指導がありました。





で、言われたとおりに、そこから更に約20日間

家で毎日処置をしていたら、瘡蓋のようにポロッと取れました。


3月上旬から、2ヶ月弱、毎日よく頑張った合格





 「家でお母さんがちゃんと毎日処置した証拠だよ」





と、先生が褒めてくれて、

2ヶ月の苦労がどこかへ飛んでいきました音譜





そしてやっぱり、ポル語ができないから、

予約から診察の付き添いから、全部全部、

wadaくんにおんぶに抱っこ。

遠くサンパウロから、わざわざ通訳に駆けつけてくれるwadaくんに

本当に頭が上がりません・・・感謝、感謝です。





めでたしめでたし!