新しい相棒となった 

SUZUKI GSX-S1000F 逆車

《以下ジスペケと呼びます》


スポーツツアラーの名の通り、走る、曲がる、止まる と言った基本性能抜群でとても乗りやすいバイクです。🥳🥳

ただ、もちろんイイ事ばかりじゃ有りません。🥺🥺

今回もバンディット1250F



《以下バンFと呼びます。》との比較になりますが、ご容赦ください。🙇🙇


悪い所 嫌いな所 弱点


①うるさい。

良い編で良いサウンドだと褒めましたが、裏返すと《うるさい》。

ガレージから出して、暖機運転しようとすると、ご近所迷惑になりそうな音量です。

逆輸入車だから規制が甘い??

又、トンネル内の反響も迷惑ですね~。

よくあるハー◯ー軍団とトンネル内で出逢った時の不快感?と同じ?

折角のイイ音なので、もう少し音量だけ抑えて欲しかった。🤨🤨

静かでもイイ音って有りますよね?


②アクセルレスポンスが良すぎる。

これも良い編の裏返しです。

レスポンスが良すぎて、一定のアクセル開度を保持してスピードを保つのが難しい。

気を緩めるとギクシャクしたアクセルワークになりがちです。

後でも出て来ますが、サスの硬さの影響でギャップを踏んだ時に、その反動でアクセルが捻れてしまう事が有ります。

これは怖い!🥶🥶


③アクセルが重い。

②の現象を抑える為か、アクセルが重いです。

長時間の高速道路の巡航では、アクセル開度を保持しようとすると、手首が疲れてきます。

アシストグリップもつけましたが、戻り力に負けてしまいます。




④クラッチが重い。




ワイヤー式クラッチですが、結構重いです。

バンFの時から、1,2速以上のギアは、クラッチを握らないクラッチレスでギアチェンジしていました。

ジスペケも何かアシストされているのか、クラッチレスでもスコスコとギアチェンジ出来ます。

が・・発進停止が続き半クラッチが増えると、少しキツいですね。🤔🤔


⑤ミラーが見づらい。

デカイミラーがハンドルからはみ出してついていますが、その割に後方視界が悪いです。

デザインのせいでしょうか?

バンFはカウルからミラーが生えていたので、前を向いているだけで、視界の端にミラーが入っていました。

ジスペケはハンドルからミラーが生えているので、視線移動と共に顔をそちらに向けないと見えません。

補助ミラーを着けないと死角が有り、後続の白バイが発見出来ませんヨ。


⑥とにかく乗りごごちが悪い。(硬い)

これが最大の欠点だと思います。

他の人のインプレでも、コレは多数指摘されてます。

リアサスはソコソコですが、フロントサスが特に硬く、少しのギャップでもガツガツ拾います。

最初に乗った時から感じていたので、すぐに前後共にプリロードは最弱から1戻し、

フロントサスの減衰力は、伸び・圧側共に最弱、リアの伸び側も最弱に設定したのですが、この硬さです。

特に突き上げが酷く、ギャップにかかった時にはハンドルから手が外れそうになりそうになります。

又その時の反動がにアクセルワークにも影響して、一定のスピードコントロールがしづらいです。🥴🥴

バンFはとても乗りごごちが良く、いわゆる「しなやかな足」で、ギャップを上手く吸収してくれて、しっとりとした乗りごごちでした。🥰🥰

グリップを握る必要も無く、軽くグリップに手を乗せているだけで、何処までも走れる感じでしたが、同じ場所を通った時の両者の違いには驚きました。

タイヤもバンFと同じ、ミシュランのロード5です。


このタイヤは非常に柔らかくて、乗りごごちが良く、バンFでは2セット使いましたが、大変お気に入りでした。このタイヤでこの乗りごごちでは納得出来ません。
シートは柔らかくて良いので、何とか長時間乗ってもイケそうですが・・😬😬

今後、前後のサスセッティングが必要ですね~。


⑥防風効果がもう一つ。

後付でMRA製のスクリーンが着いていますが、高速でのウインドプロテクションは不十分ですね。



バンFでは、ほぼヘルメット上部まで風は当たりませんでしたが、ジスペケは肩から上は風直撃です。

高速で上体を伏せても、余り変わりませんでした。

バンFとの差が残念ですネ。

試しにバンFからの移植として、コレもつけてみました。

ウインドプロテクションは少し上がりましたが、スクリーンの風圧による揺れがひどく強度に若干不安があるので外しました。

長時間の高速道路巡航では、風圧による上半身に疲れが出ると思います。

プーチあたりのロングスクリーンに替えて見るのもイイかもです。🤔🤔


⑦乗り降りしづらい。

スタイル重視のせいか、タンデムシートが高くなっています。

乗車時や降車時には、かなり足を跳ね上げないとシートやトップケースを蹴ってしまいます。☹️🙁

補助的にタンデムシート上に荷物を乗せた場合は、かなり厳しいですね。

股関節を柔らかくして、足が上がるようにしなくちゃ です。


⑦手首が疲れる。

若干の前傾姿勢に加えて、アクセルの重さ、繊細なアクセルワークの必要性、ギャップからの反発の抑制など、結構手のひらと手首にかかる負担が多いです。

結果、長時間乗ると手首に疲労を感じると思います。🥺🥺


⑧積載性が極端に悪い。

これは当初から解っていた事ですが、ノーマル状態ではほとんど積載出来ません。

タンデムシートも小さいので、ネット等の利用にも限界が有りそうです。

今回、バンFから移植したトップケースだけでは不十分ですね。



バンFのサイドパニアに入っていた小物類、(工具類、予備ヒューズ、パンク修理キット、発煙筒、AIDキット等は、コレに入れて両サイドに着けました。)

ツーリング時の荷物積載には、工夫が必要ですね~。

今の所、主だった悪い点、不満点はこれ位です。


不満点の箇所は、調整や部品交換で対応出来る事は、出来るだけ改善したいですし、運用で解決出来る方策も考えて行きたいと思います。


これから長いお付き合いをする為に、改善を重ねて行こうと思います。


総合的に

バンディット1250FとGSX-S1000Fを比較すると、ツーリングバイクとしてはバンディット1250Fのほうが優れたバイクだと思います。🥰🥰

やはりバンディット1250Fはとても良いバイクです。🥰🥰

但し軽量で機敏なGSX-S1000Fで、今まで行けなかった険道や醜道も走れると思うとワクワクします。🤩🤩


両者を例えて言うと

バンディット1250F は穏やかな性格で優雅な貴婦人。


GSX-S1000Fは、前途有望な少しヤンチャな若者ファイター。

ですかね。


ヤンチャ坊主を手懐けるのも又、楽しみですね。

以上、現在までのジスペケインプレでした。🙇🙇