長年連れ添った名機

バンディット1250F  



色んな所を7年あまり走り回り、実に147,810km走行し、今回引退しました。

本当は、ずっと乗り続けたい気持ちだったのですが、引退を決めた理由が色々有ります。

まずは、私自身の身体的理由。

やはり老いには勝てず、年々体力的に弱ってきました。えーんえーん

一旦走り出すと、快調そのものです

が・・・

一旦降りると・・・

①停車時の取り回しが辛くなった事。

元々、車重が重くフルパニア状態では280kg位はあったと思います。

休憩時の駐車時等の取り回しがキツくなってきました。

②センタースタンドがかけられなくなった事。

ツーリング後のメンテナンスで、センタースタンドを上げて作業するのですが、フルパニア状態ではセンタースタンドが上げられなくなりました。

サイドパニアを外して、やっとこさセンタースタンドがかける事ができました。

③引き起こしが出来なくなった事。

ここ2年間で不覚にも3回立ち転けしましたが、何れも自分一人で起こせませんでした。

誰かの協力を得てやっと起こせました。

ツーリング先の携帯電波の届かない山中で、立ち転けしたらどうなるか?

ゾッとしますよね。ガーンガーン


そして車体の老化?

①エンジンからの微振動が酷くなった事。

エンジンからの微振動が増え、ハンドルグリップ、ステップ、シートに不快な振動を感じる様になった事。

ハンドルグリップに関しては、ウエイトを軽くしたり重くしたり試しましたが、回転域によってどうしても消えませんでした。

結果、長距離乗ると白蝋病に似た症状が出る様になってしまいました。

又、オイル添加剤にモリブデンを入れたり、シャフトをゼロポイント製にしたりしてみましたが、何れも効果は気分的な物程度でした。

②各部所の劣化が進行しつつ有る事。

いくらメンテナンスをしていても、ゴム類やホース類の劣化は進行していくもの。

フロントフォークのダストシールや、ホース類のヒビ割れは避けられず、交換が必要な物が多数出てきました。

ここまでノントラブルで来ていましたが、長距離ツーリング中に、突然何らかのトラブルが発生するリスクは格段に高まって来ました。

現状維持するには、それなりのメンテナンス費用が必要でしょう。

オーバーホール等でソコソコは延命出来るとは思いますが、やはり3年後5年後の体力を考えると乗り続けるのはキツイかな?


以上の理由により、半年位前から後継機を探すべきかなと思っていました。

そして後継機を探す準備もし始めました。

が、バンディットに敵うバイクは中々有りません。

さて、後継機候補とは?ウインクウインク