8月に成ると…
母の言葉を思い出す。
母は 学校の先生をしていました。
今のように 皆がほぼ平等に教育を受けられる時代では無く
それに 身分というものが
色々な事柄を 阻んでいる時代だったそうです。
向学心は有るが 家庭の複雑な事情で
上の学校に上がれない子に
苦慮していた時
国から
優秀で 向学心の有る男子を選抜せよ❗と言う
お達し。
良かれ✨と思い
母が提言したところ
その子は 目を輝かせ 応じたそうです。
母は 後に後悔します。
その応募の意図を知り
愕然とするのです。
少年飛行隊? 特攻隊?(記憶が曖昧で😅)
その事実を知り
自分には教師としての 資格は無いと
職を辞したそうです。
今は亡き母は
8月には食が細くなり
麦茶とスイカばっかりを食していた 思い出が有ります。
この話をした母は
苦しそうでした。
その先の思いは 聞けなかった。
色々な思いを抱えて 居たのでしょう。