3月に誕生日を迎えた。
私の歳に 兄が亡くなった。
兄妹という関係が とても稀薄だった。
性格も真逆
両親からの期待値も 雲泥の差。
私は好きなように 生きてきた。と
兄は考えていたようだった。
家の犠牲になり 自分らしい生き方が出来なかった。
そんな事も言っていた。
何時も心の片隅では 兄を心配していた。
そして 感謝していた。
感情の行き違いから 話さなくなって
心配がピークに達した頃
突然 兄は亡くなってしまった。
いまだに現実として 捉えられて居ないのかもしれない。
悲しい感情は 無いと思ってた。
でも
読経の中
頭の中で考えてもいないのに
涙が溢れ止まることが無いように 流れ続けた。
あれから月日は過ぎ 落ち着いたと思っていた。
自分が 兄の亡くなったその歳を迎えた今
言い様の無い 切なさに襲われている。
健康に不安が有ると 色んな感情が
沸き上がってくる。
ダメになってしまうのも 自分自身。
愛して 寄り添ってくれる人に囲まれ
私は 良いんだ❗と
心安らかに 思えるように
暮らします。