最近、病棟からのコンサルテーションが増えています。
それって、うれしいことではあるのですが、悲しい事実を知り、
現状の厳しさ・課題の大きさを痛感することにもなっております
立て続けに、治療中断の事例が2件あり、
どちらも「わかってない、やる気ない」ので指導進まなくて困っているという内容の相談。
女性のケースでは、
「一から十を暗記してもらわないと、と思わないで、ポイントを押さえた指導をしていきましょ~」
とスタッフに話して、退院までに絶対押さえておいてもらいたい事項について、作成中のパンフレットから抜粋した資料を渡しました。
とかく、全部を理解させなきゃと思ってしまうものですが、人間そんなにうまくいくわけないのです
翌日デモ器貸してほしいと電話があって、自己注射の指導開始してみるとのこと
指導ペースについては、ときどき患者さんとも話して反応を見ながら、現疾患の状況もみて、スタッフの相談に乗ることにします。スタッフにも考えてもらうことが大事だと考えてます
なんでも導くことはコンサルテーションではないので、黒子になりつつ、放置してないよ、の距離を考えていきたいです
男性のケース。
スタッフいわく、
「ああ言えば上祐だから」と、懐かしい??表現。
逢うとわかりました~~、とても自分流のつよい方のようです。
「こったらに注射の手順あったら覚えられるわけねーべや~、あんたらは簡単に言うんだ。やるほうの立場になってみれや。」
その日から自己注射の指導を始めたということでした。
ですよね~~、と共感して、
「最近一緒に練習してる人いるんですけど、おんなじこと言ってましたよ~、一ヶ月たって、ようやく慣れたって」
と返すと
「んだべ~~、そうだんだよ。」
と満足そう。
そこから、病気についてなど情報提供。
「自分の不注意だな。勝手な判断で病院行かなくなってよ。」
二日後に行くと、渡したパンフレット見ながら文句言わずに練習しているとのことでした。
患者さんに逢いに行くと、
「今日はなんだ?」なんて言いつつも、いくつか質問されて、
「また来ていいぞ。もうわかったから話すことないけどよ。」
と言ってくれました(笑)
その他の数例ですが、
ここでは書けないような、悩みを抱えた患者さん。
外来時代から知っている患者さんでしたが、病棟からのコンサルテーションがきっかけで
軌跡を聴かせてもらいました。
恥ずかしながら、医師や看護師の言葉や態度にとても傷ついていました


「誰が何と思おうとも、私は○○さんの頑張っていること、悩んでいることがよくわかったからね。」
とだけは伝えずにいられませんでした。
これからはいろんな意味で、責任もってフォローさせてもらいたいと思います。
他にも薬剤の使用方法で悩んでいる事例もあります。
が、私には率直に悩みを聴いてくれて、アドバイスくれる先生たちも少なからずいるので、
患者さんにとって、何かしらいい形にもっていけるように頑張らねば