韓国では、

幼稚園でも朝から夕方まで英才教育を受ける時間を過ごし

帰宅後も、英語教室、美術教室、バイオリン、ピアノ、バレー

などなど、お教室に通うのが一般的です。

小学校に入ると、これに国語や算数の塾も加わります。

先生が家を訪問して管理してくれる教材学習も人気です。

毎日、大人以上に子供達は多忙です。

 

うちでは、幼稚園の3年間習い事はさせなかったので

小学校に入り、習い事デビューです。

 

1)英語教室

英語教室は、色々探し回った結果、

英語幼稚園に付属した語学塾に春から通わせています。

幼稚園付属の塾だなんて、レベルが低いわと

あるママさんには言われましたが、

まだまだ落ち着きの無い、小学1年生の優くんには

授業態度が悪くてもふざけても、多めに見てもらえる

幼児の扱いに慣れている、この英語塾がピッタリでした。

嫌がる事もなく、宿題も楽しいなんて言いながら

中学英語レベルのテキストを進めています。

すごいスピードで進めているけど、幼い時期の方が語学は

スムーズなのかもしれません。2年生が終る頃には

中学英語は修了予定です。最初、疑ってましたが優くんの

様子を見ていると、確かにこの調子なら出来るかも。。。

私の時代の英語のお勉強と全然違って

Nativeのように習得する教育法を韓国では採用しています。

過去形だとか進行形だとか、知らずに覚えて理解してるようです。

つづりを見て、初めて見る単語でも発音できます。うらやましい。

下手に邪魔せずに、褒めて、応援して、英語教室通いが

嫌いにならないようにサポートしたいと思います。

(週3回、各90分授業、送り迎えバス付、

教材費込みで30万ウォン)

 

2)テコンドー教室

独島・竹島の大きな写真と、韓国の国旗の前で

愛国心を叩きこむ、みたいなイメージが強くて

テコンドー教室に日本人が訪ねて行っても大丈夫かしらと

心配していたのですが

近所にあるテコンドー教室は、幸い、明るい雰囲気で

優くんの友達も一杯いるし、国旗はあるけど、独島は我が領地

っていうスローガンもありませんでした(ホッ)。

実は私の家系は、趣味で武道する人が多くて、

柔道やら少林寺拳法やら、黒帯さんだらけなんです。

優くんもかなり血を引き継いでいるようです。

もう、通い始めてから、一日中、家の中でも、道歩いていても

テコンドーの型を練習しています。

まぁ、夢中になるものがあるのは良いことです。

 

そして、私の予想以上だったのが

テコンドー教室がテコンドーだけ教える塾では無かった事。

体力増進のための運動、球技(サッカー、バレー、バスケ)、

縄跳び、マット運動、ダンス、などなど多様なプログラムがあり

体動かしたくて仕方ない男の子には最適!

 

小学校で縄跳びを毎日する活動があるようなんですが

春には1,2回

7月には5回、

そして、テコンドー教室に通ってから

8月には30回

9月にはなんと一気に120回!

ちょっと前まで出来なくてぐずってた人が

ボクサーみたいに軽く100回縄跳び飛んでるのみてビックリ。

本人もクラスで2番になったとかで自信を付けたようです。

(1番は300回、凄過ぎ)

 

出来なかった事を、努力して苦労して、出来るようになり

自信を付けるという、成功体験を一杯する事が

人生勉強なので、縄跳びを通して、一つ経験できて良かったな

って思います。

 

テコンドー教室で汗を流して

友達も作れて、運動各種の指導も受けれて

教室に行かせてる親としては大満足。

 

こんな感じだったら、幼稚園から行かせるべきだったわ。

ちょっと偏見があって、行き始めるのが遅くなりました。

 

(週3回、各60分授業、送り迎えバス付、10万ウォン)

 

3)美術教室

工作、お絵かきが、小さい時から大好きなので

春から行かせてみましたが、小さい子達の世話で

先生達が精一杯で、1年生の優くんはかまってもらえず

お教室で一人で勝手に美術活動している時間が長かったので

半年でやめました。ここは幼稚園生向きの塾だったようです。

 

毎日、優くんも多忙な韓国の1年生の生活を送っているので

これ以上の習い事は不可能なんですが

水泳も、チャンスがあれば!と思っています。