今年に入り、韓国東海岸、慶州地域で

中程度の地震が頻発しています。

しかし、韓国で発表される震度と日本の震度とでは

基準に大きなずれがあり、日本だったらニュースで

ちらっと速報が流れる程度の地震です。

人々が慌てふためき、家に戻れないとかいうほどの

地震ではありません。

(今後は分かりませんが今のところ)

 

小さな地震でも、人々が不安にかられている理由は

韓国では日本より被害が大きくなる可能性があるからです。

 

1)建物の耐震基準が相当甘い。

 古い建物、小さなワンルームアパートなどは

 日本のような大きな地震があれば崩れる事間違いなし。

 ほっそい柱数本で1階駐車場を作り、5から10階程度の

 上物が乗っかっている建物だらけなんですが

 地震が無いことが前提の建物としか思えません。

 

2)韓国はマンションが高層である事が多く一、高層階の揺れが大きい。

 私自身も21階にすんでいます。慶州震源の地震が伝わってきて

 震度1くらいだったのですが、21階で感じる揺れは震度1より大きく

 韓国の建物への不信感も加わり、恐怖感を感じました。

 

3)朝鮮半島の地震は震源が日本の地震より浅く

 同じ規模の地震でも被害が大きい

 なんて話もあるようです。地盤の固さとかなど

 地震の被害は単純に震度の大きさだけではないので

 地震の経験がなく地盤の研究なんかも不十分な韓国では

 その被害は未知数です。

 

4)東海岸には原子力発電所が集中している事と

 慶州には放射性廃棄物処理場にもあること。

 皆、福島のことを連想して心配していたので

 地震後のニュースでは原発には異常が無かったと

 しきりに報道していました。

 

4)地震に対する知識の無さ、非常時のシステム準備不足。

 実際、韓国では地震が過去にそれほど無かったのですから

 人々の準備不足は仕方ない部分もあります。

 しかし、いつも思うんですが、韓国ってまだ休戦してるだけの

 戦争が終結してないという非常事態の国ですよね。

 何で、いつもいつも、非常時に失態ばかりで頼りないんでしょう。

 安全庁なんて名前変えたの作っても相変わらずで

 小さな災害でも情報把握も遅いし、対応も遅いし、

 本当に国家レベルの非常事態が起きても、助けてなんか

 もらえそうにありませんね。お金の無い庶民なら尚更、 

 外国人結婚移住妻なら尚更ね。

 

 

こんな地震に対する準備不足の韓国ですが

私の職場である、地方国立大学で、

9年目にして初めての「地震非難訓練」が行われました。

 

ちなみに、前々からアナウンスなどありません。

急に今日の朝、10時頃、エレベーターの中に張り紙がされ、

午前11時50分からします。と書いてありました。

隣にはこのような簡単なポスターが・・・。

 

皆が行った行動はというと、

11時50分前に昼御飯を食べに学校を出る、でした。

まぁ、大学も形だけの訓練で、

その時間に放送もないし、どこに避難するかも連絡ないし

残念な初めての地震非難訓練でした。

(っていうか、10時から11時50分の間にエレベータに

乗らなかった人は訓練がある事を知らなかったかも。)

表面的で体裁ばかり気にして、

本質や中身にはこだわらないっていう韓国社会の性質

どうにかならないかなぁー。

 

韓国に大地震が起きないことを祈ります。