「産婦人科」・・・・。


泌尿器科、肛門科と並んで、

なるべくなら行きたくない科です。


でも、妊娠したとなれば仕方ありません。


幸い、地方都市にも関わらず、

車で10分ほどの所に、立派な女性病院があります。

地下1階から地上6階建て病院

隣には、同じくらいの大きさの同系列の子供病院も。


産婦人科の診察室だけで10個くらい。

大学病院とも連携しているみたいで、

高度医療を提供する拠点病院と宣伝しています。


そして、何よりもLuckyなのは、

外国人専用診療所を備えていることです。

まず1階の受付から英語を話せるStuffが常時待機。

そのStuffが受付をサポートしてくれて

英語で診察してくれる医師の元へ連れて行ってくれます。


私の場合、最近、英語より韓国語のほうが楽なくらいなので

専門用語は英語で、それ以外の単語は韓国語で

説明してもらうようにしています。

夫と必ず一緒に行くんですけど、先生の説明が

直接理解できると本当に安心します。

ベテランのおじいさん医師で、信頼のおける先生です。


こういう外国人への配慮がある病院が存在する背景は

私のような外国人結婚移住者のためって訳ではなさそうです。

(もちろん、結婚移住者も助かりますが)

韓国にはあちこちに、米軍基地アメリカがありその家族が住んでます。

普段基地で暮らしているのか、街中で米軍っぽい人達を

見かけませんが、この病院ではかなりの割合で遭遇します。

すっごくデカイ黒人女性の妊婦さんと、

東南アジアからお嫁に来た若い女性と、

外見からは外国人とは分からない日本人の私と、

並んで待合室にいたりするわけです。

インターナショナルでしょニコニコ


出産後のママと赤ちゃんのケアについて

日本と韓国では相当違うようなので心配はあるんですけど

このまま韓国での出産を計画しています。

日本で産めば、私は楽なんですけど

出産前3ヶ月、出産後も3ヶ月くらい、合計半年も

夫と別居になってしまうのは嫌だなと思って・・・。


女性は妊娠・出産を経験すればオキシトシンが分泌され

自動的に母性本能も生まれ、親としての成長が出来ます。

男性はそういう体の変化が無いから、

子供を持ったからといって、自動的に何の努力もせずに

父親としての自覚や成長は得られないんです。

男性は出産を一緒に体験し、赤ちゃんの大変な子育てを

体験することでゆっくりと時間をかけて父親になるんだそうです。

子育てはどうしてもママ一人に負担がかかりがちですけど、

パパも一緒に二人で協力して子育てするのには

男性のパパとしての成長を促すという点でもメリットがあるわけです。

韓国でよく見かける、おばあちゃんが育てるというのも

ちょっと問題ですね。子供は成長するけど、

親はママにもパパにも成りきれないって可能性がありますよね。


まっ、これは理屈で、個人個人、差があるでしょうけどね。

私もなんですけど、

Jオパは子供がどうしても欲しいというタイプでもなく、

子供好きでもなく、

私のお腹が大きくなってきているというのに

全く今のところ実感も無く、パパになれるかちょっと心配。


というわけで、韓国での出産を決意!!

日本で出産してたら、このひと、絶対パパに成れそうにない。


密かに、Jオパが出産や育児を通して

どのようにパパになっていくか、観察しちゃおうと思っています。

楽しみニコニコ