不思議な事に、今までの辛さがどこへやら?
出産の後のような?そんな感じ(笑)
お鉢巡りをしたかったけど、この時点で午後3時半、急いで下山しなければなりません。
下山は下山道を行きます。
後ろを振り返ったら、お月様が見送ってくれているよう。
この厚い雲の下は、土砂降りの雨だったそうな。
夫が雨に打たれていた時刻です。
分岐点に到着。
間違えないように!
下山道は、ずーっとこのような砂利道が、九十九折で延々と続きます。
砂利で滑って転びそうになるわ、足の付け根の痛みにプラスして、つま先も痛くなるし、登りで使い果たした体力に余力が残ってないので、足はガクガクして思うように歩けないわで、後ろから来る人にどんどん追い抜かれて行きます。
それにとうとう、あのボロ靴のガムテープが切れて、右足の底が取れてしまいました

それでも、防水用なのか中敷きがあって、地下足袋状態で歩く事はどうにかできそうです。
靴底を片手にぶら下げながら、何とも情けない気分で、これ以上底が抜けないように、ゆっくり下山します。
次男は、私と次女が遅いので、先に行っては待つを繰り返していたのですが、待たずに先に夫の待つ五合目へ行くように言いました。
だんだんと、日暮れが近づいています。
急がないと、夜になっちゃう

でも、足がゆう事をきかない。
日のあるうちに、六合目ビジターセンターまでは行かなきゃ!
あっ、ビジターセンターが見えてきた!
と思ったら…七合目公衆トイレでした

ビジターセンターは、まだ見えません。
もう、薄暗くなって来ました

何故に焦るかと申しますと、7時に登り始め、登りで6時間、下りで3時間、1時間余裕をみて10時間あれば、遅くても日のあるうちに戻れるという計算ミスだったのです。
だから、懐中電灯を持って来て無い

日が暮れたら、辺りは漆黒の闇に包まれるのです

暗くなって来ているのに、まだ戻らない私と次女を心配して、次女に半分キレ気味で夫から電話が。
私のiPhoneは、写真撮りまくりで殆ど電気の残量がゼロに近いので、役にたたず

暗くなったら、次女のiPhoneのライトが頼りなのに、夫の長電話

iPhoneの充電池がバックに入っているからと教えてもらい装着!
次男は、夫と合流できたらしい。
その頃には、辺りは真っ暗!
iPhoneのライトで、足早に進みます。
道を間違えたり、足を踏み外したら大変です!
私達の周りには、もう誰も歩いていません。
遠くに街の灯りと、山小屋の灯りが見え、満天の星空です。
迷わないように慎重に、だけど足が痛くても足早に歩かなければ、電気が切れてしまいます。
気持ちばかりが焦ります。
やっと、六合目ビジターセンターの灯りが見え、嬉しくなりました。
ビジターセンターには、これから登山するツアー客で賑わってました。
ビジターセンターの派出所で、懐中電灯はありませんか?と聞いたら無いと…。
夫から、次男に懐中電灯を持たせて、ビジターセンターへ向かわせていると電話が入りました。
私達は、iPhoneのライトで行ける所まで行こうと歩き初めました。
途中で、やはり私達のように、携帯電話の灯りを頼りに、五合目を目指す人達を見かけ、私達だけじゃなかったと思いました。
五合目の方からは、これから登山する人が次々と挨拶しながら、すれ違いました。
次男が、私達を迎えに来てくれた時は、何とホッとした事か!
頼もしく思えました。
五合目では、夫がニコニコしながら迎えてくれましたよ

一気に疲れが出て、腰から下が痛くて感覚も麻痺し、思うように歩けずフラフラです。
夫が、2km先に駐車していた車を、五合目駐車場へ移動していてくれてたので助かりました。
車に乗り込み、お腹が空いたので、御殿場のとんかつ屋さんで食事をして帰りました。
7時に五合目出発
15時に頂上到着
15時半に頂上出発
20時に五合目到着
平均所要時間を大幅に上回ってました。
長い長~い一日でした。
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