新しい朝ドラ、さわやかで新緑の景色がまぶしいくらいに清々しくて。
主人公もピュアでフレッシュで。
これぞ朝ドラって感じですね。

半分、青いの永野芽郁さんを見た時のフレッシュさを思い出した。最近ますますキレイになって。

おちょやんは、朝ドラという枠にしてはこてっとした部分が少なくなかったけど、内容がこくて見応えがあった。

おちょやんにはまっていた私にはまぶしすぎて、直視できないくらいです。

なんとなく、今期の大河のテンションと似ているような。

それにしても、脇を固めるメンツが豪華。

最近はEテレはもちろんNHKの割合高めです。
生きるってしんどーておもろいな
千代の最後のセリフ、最高の泣き笑いでした
これ以上ないくらい、素晴らしかった

エンディングも穏やかですがすがしく、気持ちのよい締めでした。

これほど見ていて充実感のあるドラマは久しぶりで、本当におもしろかった。

1日15分っていうのもよかった。一回一回中身がぎゅっと詰まってて、重い回も引きずり過ぎず、言いたいこともストレートに伝わってきて、見応えがあった。

主題歌の泣き笑いのエピソード
最初聞いた時、すごくいい曲なんだけど大阪弁こてこてのドラマにしては大人しい印象だったが、終盤にきて、どんどんしっくりくるようになってきた。
喜劇女優の話っていうから、女優としての成長物語かと思ったら、誰かも書いていたけれど、物語の芯は千代がずっと求めてきた家族。
そして、千代の人生そのものが、まさに泣き笑いの繰り返し。芝居なんかよりよっぽど過酷な人生。
暗闇でも明るく照らしてくれるお月さんのような、どんな時にも寄り添ってくれるとても優しい曲でした。

最後、芝居を通して本音を語りあっていた千代と一平。確かに、一平と別れていなければ、栗子さんは春子を千代に託すことはしなかったかもしれない。
すべては今につながっていて、目の前にあるものが全て。
そんな風に考えられるまで時間はかかっただろうし、周りに振り回された千代の人生だからこそ、そんな境地にいたったのだと。これまでの半年の流れがあったからこそ、このセリフが深くとても説得力のある言葉となっている。

テルヲにヨシヲ、そしておかぁちゃんまで出てきて。
それはずるいわ。泣かせにきてる。

でも最後、笑顔で、あったかい気持ちで大円団を迎えられてよかった。
本当にいいドラマでした。
今日のおちょやん。
最後に千代が舞台に出てきたところで、なぜか目頭が熱くなってしまった。

千代のいきがいだった舞台。
それもできなくなるほどの思いをした、その舞台に再び立っている。

一平と夫婦だった時。
離縁を決めた後。
そして今回。

同じ演目だけど、
千代の私生活は大きく変わり、心境も変化している。
最終回のこの舞台で、千代はどんな風に演じるのだろう。