名曲と呼ばれる曲は、何年経っても色褪せない。
歳を重ねても、時代が変わっても、
いつ聞いても心に響く。

例えばビートルズ。
もっと言えばクラシック、童謡なんかもそう。
本当に不思議です。

曲なんて無数にあるはずなのに
新しい曲も常に生まれているはずなのに
皆求めるものは同じなのか。

こんなにたくさんの人がいるけど
良いと思う感覚は
基本的には似通っているのか。

ネットがつながって、世界が近くなって
いろんな人のいろんな意見を知ることができて
自分は意外と多数派なんだと知って
少し安心して、少しがっかりして

昔は井の中の蛙でもよかった。
でも今はきっとそれだけじゃ物足りなくなってる。


最初の話に戻りますが

今はそんな名曲に出会わない時代。
もう出尽くしたのでしょうか。

今はそういう時期なのでしょうか。

ミュージシャンの人たちは、
たくさんの選択肢があって好みが分散したから、
一般大衆向けというか、万人ウケする曲というよりも
、より自分達が作りたい曲をつくるようになったのか。

なんとなく、一昔前は、目線は広い空を向いていた。
まだ先はみえないけれど、多少抽象的だけど、未来には希望があった。

今はパソコンの画面に焦点が合っている感じ。どうしても今を描くものが多い気がして。

そして、今の時代に選ばれた人たちが、ジャニーズとかAKBとかだから。

大人はついていけてないんですね今の音楽に。
吸収の早い子供達によって、今の流行が作られている。

あー共感できないのはそのせいか。

でもそれは必要なことなのだ。

大人になると、
社会人になると、
予定調和が心地よくなって
そして家族ができて
安定を求めるようになって

若い頃にしかできないことって
長い人生を考えると
すごく貴重なことなのだ。