バツイチシングルマザー栄養士が管理栄養士目指す❗️

バツイチシングルマザー栄養士が管理栄養士目指す❗️

40代半ばの子ども二人いるバツイチシングルマザー栄養士の私が、挫折をしながらも、絶対国家試験管理栄養士をとると目指す

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食事で病気と聞くと多くの人は肥満糖尿病メタボリック症候群なんかを思うと思います。つまり中高年の人の栄養過多です
今回は発達や病気です。脳の発達や食事 病気と聞くと途上国か何かで栄養がすごく悪い人で子どもの脳の発達や病気が出てしまうと思うかと思われますが今回の話は先進国の話です。日本を含んだ先進国で起こっているはなしです。
食事や生まれた時の体重でIQ(知能指数)や行動が変わるということを説明します
2017年デンマークでの研究で生まれた時の体重と青年期中年期のIQ(知能指数)です
19歳・28歳・50歳でIQ(知能指数)を調べました
ふつうは生まれた時の体重は3000gぐらいなので3000g~3500gが基準とします
少しだけ小さい人2500g~3000g未満という人は少しIQが低いです
28歳・50歳になっても追い付かないのです
少し大きい人3500g~4000gという人は少しIQが高いです
その差は2.6です
ずっと差は縮まらないです
他の年齢も含めた平均3ぐらいずっと差が縮まらないです
すこし小さく生まれてしまうと、大きく生まれた人と比べてIQが3低いという状態が続きます
IQ100が偏差値50平均店ですIQ130が偏差値70くらいなので
IQの3の違いは偏差値でいうと2ぐらいの違いです
2だと大したことないと思うかもしれませんが
2500g以下未熟児のデータと比べるとIQ6も障害違ってきてしまいます
2500g以下の低出生体重児が先進国で増えてきています
特に日本で増えていて10%日本で生まれている10人に1人は2500g以下
つまり少し大きく生まれた子供より生まれなながらにしてIQが6も低いんです
心配なデータです
何故低出生体重児が増えているかというと
いくつか原因があります
出産年齢の女性のやせ
少し食事を控えて痩せていたい痩せ願望があるのが原因のひとつです
極端な栄養障害じゃなくて少し栄養が少ないだけで生涯に渡ってIQが6も下がってしまいます
注意欠陥多動性障害(ADHD)
不注意で忘れ物が多くて多動でガサガサしていて衝動的に行動してしまうという特徴を持った人です
3~5%の人がADHDだと言われています
40人クラスだと1人~2人同級生がいると思います
生まれた時の体重が軽いほどADHDになりやすいというフィンランドのデータがあります
生まれた時の体重が軽ければ軽いほど指数関数的にADHDになってしまいます
ちょっとでも低いとなる率が高くなります。低出生体重だとよくないのですがどうしたらよいかというとなぜこんなことが起こっているかといいますと
ラットで同じ脳を持つラットを再現します
低出生体重児のラットだと激しく動き回ります。やはり多動です社会性をみてみます三つ部屋があって一番左の部屋にラット一番右の部屋に物を置いてみました
一日目は自由に出入りします。二日目に物を新しいラットに置き換えると、ふつうの体重で生まれたラットは新しい方に興味を持っていきますが
低出生体重児のラットだと興味を示さないのです社会性がないという風に評価します
脳の形態ですが低出生体重児はほんの少し小さいです
脳の奥は大脳白質という神経細胞と神経細胞をつないでいる神経線維が通っていところです
大脳白質が少し小さくなってしまいます
これは人でも一緒で人のMRIですけど早く生まれて低出生体重児は大脳白質が小さくなています
どうやったら低いIQ(知能指数)や多動を治せるか
栄養が少し足りないから少ないからそういう障害がでるので
治すのも栄養で治せるんではないだろうかと思うと思いま
アメリカ合衆国の食品医療品局(FAD)という政府の機関が2014年に出した報告書です
魚をほとんど食べない人から食べる人を並べたんです
沢山食べる上位5%人は12.7ウォンス食べていました(360g/週)魚一切れ(小さめ)60g
その生まれた子供をみるとほとんど食べない人を0としてそれを基準にしてみてみると食べれば食べるほど子供のIQが上がるんです
トップ5%だと3.9高いのです
妊娠中にお母さんが魚を食べると子供のIQが3.9あがります
一般向けの報告週2回シーフード(230~340g)食べましょう
そうすると子供のIQが3.3上がりますよ
というアメリカの報告です
これは生まれる前なので
生まれてしまってから
生まれた時低出生体重児はどうしたらいいか
1992年イギリスの早産児300人に7歳時点でIQテストを実施
母乳で育った子供は人工乳で育った子どもよりもIQ8.3高かった
偏差値でいうと5~6高い
母乳で育つだけでそれだけの差ができる
母乳だけの影響かはこれだけではわからない
母乳で育てようとしたお母さんはもしかしたら食事もきをつけていたかもしれないです
2015年母乳栄養と知能・30歳の収入と相関ブラジルの研究です
子どものIQに影響しそうな
家族の月収
両親の学歴
妊娠中の喫煙
母親の年齢
妊娠前BMI
分娩様式(帝王切開が通常分娩か)
出生体重
一家の資産指数(持ち家など)
祖先(ヨーロッパ系・アフリカ系・先住民族系の割合)
上記の項目に関して補正し、母乳群と人工乳群との間で一緒になるように数学的に補正した
母乳栄養が1ケ月未満だったほとんどミルクで育てたひととその他で比較してみると
母乳で育てた期間が長ければIQがあがる・30歳の収入も高い(観察研究なのでまだあまい)
介入試験(無作為割付試験)
母乳栄養と自動の認知機能:大規模無作為割付試験
ベラルーシの赤ちゃん17000人が参加6歳時にIQテスト

2013年
生後10カ月から4歳までの健康な乳幼児133人において、大脳白質(神経細胞と神経細胞を結んでいる神経線維が沢山集まっている部分)の体積をMRIで計測しました
母乳で育った人の方が白質で大きい場所を黄色い部分
人工乳で育った人の方が白質で大きい場所を青い部分
表示しています
母乳で育てると白質が大きくなっている部分が多いんです
やっぱり母乳がいいという証拠です
母乳のどの成分がいいのか
単純化すると脂質たんぱく質炭水化物ミネラルビタミンあります
多価不飽和脂肪酸というものがあります
子どもの脳の発達にいいのではないかと言われています
その中でω(オメガ)3脂肪酸というものがあります。魚などに含まれていてドコサヘキサエン酸DHA)エイコサペンタエン酸(EPA)というものです
コクランライブラリ今まで出た論文をすべてまとめて再解析するというやり方Cocrane(イギリス本部)
早産児に対する長鎖多価不飽和の補充
正期産児に対する長鎖不飽和脂肪酸の補充
補充による有効性は認めないという結論
低体重児で生まれると、
IQが低く、多動などの問題を持つ可能性が高い
妊娠中に魚をたくさん食べたり、母乳育児だと、子どものIQが高くなる
でも、母乳中のどの成分がよいのかは不明
ラットの親指を刺激すると脳のある部分が活性化する
人差しを刺激すると先ほどとは違う脳のある部分が活化する
低出生体重児は全体的にその感覚が小さく歪(いびつ)になる
ジャックオリビアコック(フランスCNRS国際科学研究センター)

脳神経細胞の細胞と細胞の間をシナプスでやりとりしています。信号を伝えているのですがその時神経伝達物質としてグルタミン酸とかGABAというものが
低出生体重児だと興奮性の神経伝達物質であるグルタミン酸は増える
抑制性のGABAは減っています
つまり、低出生体重児は興奮性の神経細胞が増して抑制性が減っている
ラットの研究でラットの脳の視床下部に抑制性のGABAはあつまるが
低出生体重児のラットでは視床下部にGABAが集まらない
低出生体重児が多動などの障害を起こす機序として
感覚が変わってしまう
神経細胞の興奮性が増して抑制性が減る
GABA(抑制性神経細胞伝達物質)が視床下部で減る
これだけではないが多動になる一つとして考えらる
治療
母乳の有効性は明らかなので、牛乳に少なく人乳(母乳)に多く含まれる物質に着目
ラクトフェリン
牛乳だとほとんど含まれない母乳だとたくさんあります
人の脳は周りの環境から守られていてその分たんぱく質薬アミノ酸を摂ったからといって簡単に吸収されない
GABAを飲んだら注射したら脳の中で増えるかというとそんな単純なものではない増えないです
ラクトフェリンは違ってある仕組みによって血液脳関門を容易に通過して脳の中に入っていきます
だからラクトフェリンは有望な治療です
ラクトフェリンは他の研究で内臓脂肪を減らすという事がわかっていてサプリメントとして売られています
ラクトフェリン入りヨーグルトというのがすでに売られています
だから安全なんです
一般の人は食べていて子供も食べている何も問題ないだから赤ちゃんの脳障害行動障害にいいとうことが分かればすぐに応用できるという可能性を秘めてます
妊娠中や赤ちゃんの時の栄養は脳の健やかな発達にとって重要である
低出生体重児が多動となるのは、脳内の抑制性神経物質の減少が一つの原因である
母乳の有効性は明確なので、母乳中成分を用いた治療法開発を行っている
食事で病気と聞くと多くの人は肥満糖尿病メタボリック症候群なんかを思うと思います。つまり中高年の人の栄養過多です
今回は発達や病気です。脳の発達や食事 病気と聞くと途上国か何かで栄養がすごく悪い人で子どもの脳の発達や病気が出てしまうと思うかと思われますが今回の話は先進国の話です。日本を含んだ先進国で起こっているはなしです。
食事や生まれた時の体重でIQ(知能指数)や行動が変わるということを説明します
2017年デンマークでの研究で生まれた時の体重と青年期中年期のIQ(知能指数)です
19歳・28歳・50歳でIQ(知能指数)を調べました
ふつうは生まれた時の体重は3000gぐらいなので3000g~3500gが基準とします
少しだけ小さい人2500g~3000g未満という人は少しIQが低いです
28歳・50歳になっても追い付かないのです
少し大きい人3500g~4000gという人は少しIQが高いです
その差は2.6です
ずっと差は縮まらないです
他の年齢も含めた平均3ぐらいずっと差が縮まらないです
すこし小さく生まれてしまうと、大きく生まれた人と比べてIQが3低いという状態が続きます
IQ100が偏差値50平均店ですIQ130が偏差値70くらいなので
IQの3の違いは偏差値でいうと2ぐらいの違いです
2だと大したことないと思うかもしれませんが
2500g以下未熟児のデータと比べるとIQ6も障害違ってきてしまいます
2500g以下の低出生体重児が先進国で増えてきています
特に日本で増えていて10%日本で生まれている10人に1人は2500g以下
つまり少し大きく生まれた子供より生まれなながらにしてIQが6も低いんです
心配なデータです
何故低出生体重児が増えているかというと
いくつか原因があります
出産年齢の女性のやせ
少し食事を控えて痩せていたい痩せ願望があるのが原因のひとつです
極端な栄養障害じゃなくて少し栄養が少ないだけで生涯に渡ってIQが6も下がってしまいます
注意欠陥多動性障害(ADHD)
不注意で忘れ物が多くて多動でガサガサしていて衝動的に行動してしまうという特徴を持った人です
3~5%の人がADHDだと言われています
40人クラスだと1人~2人同級生がいると思います
生まれた時の体重が軽いほどADHDになりやすいというフィンランドのデータがあります
生まれた時の体重が軽ければ軽いほど指数関数的にADHDになってしまいます
ちょっとでも低いとなる率が高くなります。低出生体重だとよくないのですがどうしたらよいかというとなぜこんなことが起こっているかといいますと
ラットで同じ脳を持つラットを再現します
低出生体重児のラットだと激しく動き回ります。やはり多動です社会性をみてみます三つ部屋があって一番左の部屋にラット一番右の部屋に物を置いてみました
一日目は自由に出入りします。二日目に物を新しいラットに置き換えると、ふつうの体重で生まれたラットは新しい方に興味を持っていきますが
低出生体重児のラットだと興味を示さないのです社会性がないという風に評価します
脳の形態ですが低出生体重児はほんの少し小さいです
脳の奥は大脳白質という神経細胞と神経細胞をつないでいる神経線維が通っていところです
大脳白質が少し小さくなってしまいます
これは人でも一緒で人のMRIですけど早く生まれて低出生体重児は大脳白質が小さくなています
どうやったら低いIQ(知能指数)や多動を治せるか
栄養が少し足りないから少ないからそういう障害がでるので
治すのも栄養で治せるんではないだろうかと思うと思いま
アメリカ合衆国の食品医療品局(FAD)という政府の機関が2014年に出した報告書です
魚をほとんど食べない人から食べる人を並べたんです
沢山食べる上位5%人は12.7ウォンス食べていました(360g/週)魚一切れ(小さめ)60g
その生まれた子供をみるとほとんど食べない人を0としてそれを基準にしてみてみると食べれば食べるほど子供のIQが上がるんです
トップ5%だと3.9高いのです
妊娠中にお母さんが魚を食べると子供のIQが3.9あがります
一般向けの報告週2回シーフード(230~340g)食べましょう
そうすると子供のIQが3.3上がりますよ
というアメリカの報告です
これは生まれる前なので
生まれてしまってから
生まれた時低出生体重児はどうしたらいいか
1992年イギリスの早産児300人に7歳時点でIQテストを実施
母乳で育った子供は人工乳で育った子どもよりもIQ8.3高かった
偏差値でいうと5~6高い
母乳で育つだけでそれだけの差ができる
母乳だけの影響かはこれだけではわからない
母乳で育てようとしたお母さんはもしかしたら食事もきをつけていたかもしれないです
2015年母乳栄養と知能・30歳の収入と相関ブラジルの研究です
子どものIQに影響しそうな
家族の月収
両親の学歴
妊娠中の喫煙
母親の年齢
妊娠前BMI
分娩様式(帝王切開が通常分娩か)
出生体重
一家の資産指数(持ち家など)
祖先(ヨーロッパ系・アフリカ系・先住民族系の割合)
上記の項目に関して補正し、母乳群と人工乳群との間で一緒になるように数学的に補正した
母乳栄養が1ケ月未満だったほとんどミルクで育てたひととその他で比較してみると
母乳で育てた期間が長ければIQがあがる・30歳の収入も高い(観察研究なのでまだあまい)
介入試験(無作為割付試験)
母乳栄養と自動の認知機能:大規模無作為割付試験
ベラルーシの赤ちゃん17000人が参加6歳時にIQテスト

2013年
生後10カ月から4歳までの健康な乳幼児133人において、大脳白質(神経細胞と神経細胞を結んでいる神経線維が沢山集まっている部分)の体積をMRIで計測しました
母乳で育った人の方が白質で大きい場所を黄色い部分
人工乳で育った人の方が白質で大きい場所を青い部分
表示しています
母乳で育てると白質が大きくなっている部分が多いんです
やっぱり母乳がいいという証拠です
母乳のどの成分がいいのか
単純化すると脂質たんぱく質炭水化物ミネラルビタミンあります
多価不飽和脂肪酸というものがあります
子どもの脳の発達にいいのではないかと言われています
その中でω(オメガ)3脂肪酸というものがあります。魚などに含まれていてドコサヘキサエン酸DHA)エイコサペンタエン酸(EPA)というものです
コクランライブラリ今まで出た論文をすべてまとめて再解析するというやり方Cocrane(イギリス本部)
早産児に対する長鎖多価不飽和の補充
正期産児に対する長鎖不飽和脂肪酸の補充
補充による有効性は認めないという結論
低体重児で生まれると、
IQが低く、多動などの問題を持つ可能性が高い
妊娠中に魚をたくさん食べたり、母乳育児だと、子どものIQが高くなる
でも、母乳中のどの成分がよいのかは不明
ラットの親指を刺激すると脳のある部分が活性化する
人差しを刺激すると先ほどとは違う脳のある部分が活化する
低出生体重児は全体的にその感覚が小さく歪(いびつ)になる
ジャックオリビアコック(フランスCNRS国際科学研究センター)

脳神経細胞の細胞と細胞の間をシナプスでやりとりしています。信号を伝えているのですがその時神経伝達物質としてグルタミン酸とかGABAというものが
低出生体重児だと興奮性の神経伝達物質であるグルタミン酸は増える
抑制性のGABAは減っています
つまり、低出生体重児は興奮性の神経細胞が増して抑制性が減っている
ラットの研究でラットの脳の視床下部に抑制性のGABAはあつまるが
低出生体重児のラットでは視床下部にGABAが集まらない
低出生体重児が多動などの障害を起こす機序として
感覚が変わってしまう
神経細胞の興奮性が増して抑制性が減る
GABA(抑制性神経細胞伝達物質)が視床下部で減る
これだけではないが多動になる一つとして考えらる
治療
母乳の有効性は明らかなので、牛乳に少なく人乳(母乳)に多く含まれる物質に着目
ラクトフェリン
牛乳だとほとんど含まれない母乳だとたくさんあります
人の脳は周りの環境から守られていてその分たんぱく質薬アミノ酸を摂ったからといって簡単に吸収されない
GABAを飲んだら注射したら脳の中で増えるかというとそんな単純なものではない増えないです
ラクトフェリンは違ってある仕組みによって血液脳関門を容易に通過して脳の中に入っていきます
だからラクトフェリンは有望な治療です
ラクトフェリンは他の研究で内臓脂肪を減らすという事がわかっていてサプリメントとして売られています
ラクトフェリン入りヨーグルトというのがすでに売られています
だから安全なんです
一般の人は食べていて子供も食べている何も問題ないだから赤ちゃんの脳障害行動障害にいいとうことが分かればすぐに応用できるという可能性を秘めてます
妊娠中や赤ちゃんの時の栄養は脳の健やかな発達にとって重要である
低出生体重児が多動となるのは、脳内の抑制性神経物質の減少が一つの原因である
母乳の有効性は明確なので、母乳中成分を用いた治療法開発を行っている
食事で病気と聞くと多くの人は肥満糖尿病メタボリック症候群なんかを思うと思います。つまり中高年の人の栄養過多です
今回は発達や病気です。脳の発達や食事 病気と聞くと途上国か何かで栄養がすごく悪い人で子どもの脳の発達や病気が出てしまうと思うかと思われますが今回の話は先進国の話です。日本を含んだ先進国で起こっているはなしです。
食事や生まれた時の体重でIQ(知能指数)や行動が変わるということを説明します
2017年デンマークでの研究で生まれた時の体重と青年期中年期のIQ(知能指数)です
19歳・28歳・50歳でIQ(知能指数)を調べました
ふつうは生まれた時の体重は3000gぐらいなので3000g~3500gが基準とします
少しだけ小さい人2500g~3000g未満という人は少しIQが低いです
28歳・50歳になっても追い付かないのです
少し大きい人3500g~4000gという人は少しIQが高いです
その差は2.6です
ずっと差は縮まらないです
他の年齢も含めた平均3ぐらいずっと差が縮まらないです
すこし小さく生まれてしまうと、大きく生まれた人と比べてIQが3低いという状態が続きます
IQ100が偏差値50平均店ですIQ130が偏差値70くらいなので
IQの3の違いは偏差値でいうと2ぐらいの違いです
2だと大したことないと思うかもしれませんが
2500g以下未熟児のデータと比べるとIQ6も障害違ってきてしまいます
2500g以下の低出生体重児が先進国で増えてきています
特に日本で増えていて10%日本で生まれている10人に1人は2500g以下
つまり少し大きく生まれた子供より生まれなながらにしてIQが6も低いんです
心配なデータです
何故低出生体重児が増えているかというと
いくつか原因があります
出産年齢の女性のやせ
少し食事を控えて痩せていたい痩せ願望があるのが原因のひとつです
極端な栄養障害じゃなくて少し栄養が少ないだけで生涯に渡ってIQが6も下がってしまいます
注意欠陥多動性障害(ADHD)
不注意で忘れ物が多くて多動でガサガサしていて衝動的に行動してしまうという特徴を持った人です
3~5%の人がADHDだと言われています
40人クラスだと1人~2人同級生がいると思います
生まれた時の体重が軽いほどADHDになりやすいというフィンランドのデータがあります
生まれた時の体重が軽ければ軽いほど指数関数的にADHDになってしまいます
ちょっとでも低いとなる率が高くなります。低出生体重だとよくないのですがどうしたらよいかというとなぜこんなことが起こっているかといいますと
ラットで同じ脳を持つラットを再現します
低出生体重児のラットだと激しく動き回ります。やはり多動です社会性をみてみます三つ部屋があって一番左の部屋にラット一番右の部屋に物を置いてみました
一日目は自由に出入りします。二日目に物を新しいラットに置き換えると、ふつうの体重で生まれたラットは新しい方に興味を持っていきますが
低出生体重児のラットだと興味を示さないのです社会性がないという風に評価します
脳の形態ですが低出生体重児はほんの少し小さいです
脳の奥は大脳白質という神経細胞と神経細胞をつないでいる神経線維が通っていところです
大脳白質が少し小さくなってしまいます
これは人でも一緒で人のMRIですけど早く生まれて低出生体重児は大脳白質が小さくなています
どうやったら低いIQ(知能指数)や多動を治せるか
栄養が少し足りないから少ないからそういう障害がでるので
治すのも栄養で治せるんではないだろうかと思うと思いま
アメリカ合衆国の食品医療品局(FAD)という政府の機関が2014年に出した報告書です
魚をほとんど食べない人から食べる人を並べたんです
沢山食べる上位5%人は12.7ウォンス食べていました(360g/週)魚一切れ(小さめ)60g
その生まれた子供をみるとほとんど食べない人を0としてそれを基準にしてみてみると食べれば食べるほど子供のIQが上がるんです
トップ5%だと3.9高いのです
妊娠中にお母さんが魚を食べると子供のIQが3.9あがります
一般向けの報告週2回シーフード(230~340g)食べましょう
そうすると子供のIQが3.3上がりますよ
というアメリカの報告です
これは生まれる前なので
生まれてしまってから
生まれた時低出生体重児はどうしたらいいか
1992年イギリスの早産児300人に7歳時点でIQテストを実施
母乳で育った子供は人工乳で育った子どもよりもIQ8.3高かった
偏差値でいうと5~6高い
母乳で育つだけでそれだけの差ができる
母乳だけの影響かはこれだけではわからない
母乳で育てようとしたお母さんはもしかしたら食事もきをつけていたかもしれないです
2015年母乳栄養と知能・30歳の収入と相関ブラジルの研究です
子どものIQに影響しそうな
家族の月収
両親の学歴
妊娠中の喫煙
母親の年齢
妊娠前BMI
分娩様式(帝王切開が通常分娩か)
出生体重
一家の資産指数(持ち家など)
祖先(ヨーロッパ系・アフリカ系・先住民族系の割合)
上記の項目に関して補正し、母乳群と人工乳群との間で一緒になるように数学的に補正した
母乳栄養が1ケ月未満だったほとんどミルクで育てたひととその他で比較してみると
母乳で育てた期間が長ければIQがあがる・30歳の収入も高い(観察研究なのでまだあまい)
介入試験(無作為割付試験)
母乳栄養と自動の認知機能:大規模無作為割付試験
ベラルーシの赤ちゃん17000人が参加6歳時にIQテスト

2013年
生後10カ月から4歳までの健康な乳幼児133人において、大脳白質(神経細胞と神経細胞を結んでいる神経線維が沢山集まっている部分)の体積をMRIで計測しました
母乳で育った人の方が白質で大きい場所を黄色い部分
人工乳で育った人の方が白質で大きい場所を青い部分
表示しています
母乳で育てると白質が大きくなっている部分が多いんです
やっぱり母乳がいいという証拠です
母乳のどの成分がいいのか
単純化すると脂質たんぱく質炭水化物ミネラルビタミンあります
多価不飽和脂肪酸というものがあります
子どもの脳の発達にいいのではないかと言われています
その中でω(オメガ)3脂肪酸というものがあります。魚などに含まれていてドコサヘキサエン酸DHA)エイコサペンタエン酸(EPA)というものです
コクランライブラリ今まで出た論文をすべてまとめて再解析するというやり方Cocrane(イギリス本部)
早産児に対する長鎖多価不飽和の補充
正期産児に対する長鎖不飽和脂肪酸の補充
補充による有効性は認めないという結論
低体重児で生まれると、
IQが低く、多動などの問題を持つ可能性が高い
妊娠中に魚をたくさん食べたり、母乳育児だと、子どものIQが高くなる
でも、母乳中のどの成分がよいのかは不明
ラットの親指を刺激すると脳のある部分が活性化する
人差しを刺激すると先ほどとは違う脳のある部分が活化する
低出生体重児は全体的にその感覚が小さく歪(いびつ)になる
ジャックオリビアコック(フランスCNRS国際科学研究センター)

脳神経細胞の細胞と細胞の間をシナプスでやりとりしています。信号を伝えているのですがその時神経伝達物質としてグルタミン酸とかGABAというものが
低出生体重児だと興奮性の神経伝達物質であるグルタミン酸は増える
抑制性のGABAは減っています
つまり、低出生体重児は興奮性の神経細胞が増して抑制性が減っている
ラットの研究でラットの脳の視床下部に抑制性のGABAはあつまるが
低出生体重児のラットでは視床下部にGABAが集まらない
低出生体重児が多動などの障害を起こす機序として
感覚が変わってしまう
神経細胞の興奮性が増して抑制性が減る
GABA(抑制性神経細胞伝達物質)が視床下部で減る
これだけではないが多動になる一つとして考えらる
治療
母乳の有効性は明らかなので、牛乳に少なく人乳(母乳)に多く含まれる物質に着目
ラクトフェリン
牛乳だとほとんど含まれない母乳だとたくさんあります
人の脳は周りの環境から守られていてその分たんぱく質薬アミノ酸を摂ったからといって簡単に吸収されない
GABAを飲んだら注射したら脳の中で増えるかというとそんな単純なものではない増えないです
ラクトフェリンは違ってある仕組みによって血液脳関門を容易に通過して脳の中に入っていきます
だからラクトフェリンは有望な治療です
ラクトフェリンは他の研究で内臓脂肪を減らすという事がわかっていてサプリメントとして売られています
ラクトフェリン入りヨーグルトというのがすでに売られています
だから安全なんです
一般の人は食べていて子供も食べている何も問題ないだから赤ちゃんの脳障害行動障害にいいとうことが分かればすぐに応用できるという可能性を秘めてます
妊娠中や赤ちゃんの時の栄養は脳の健やかな発達にとって重要である
低出生体重児が多動となるのは、脳内の抑制性神経物質の減少が一つの原因である
母乳の有効性は明確なので、母乳中成分を用いた治療法開発を行っている
食事で病気と聞くと多くの人は肥満糖尿病メタボリック症候群なんかを思うと思います。つまり中高年の人の栄養過多です
今回は発達や病気です。脳の発達や食事 病気と聞くと途上国か何かで栄養がすごく悪い人で子どもの脳の発達や病気が出てしまうと思うかと思われますが今回の話は先進国の話です。日本を含んだ先進国で起こっているはなしです。
食事や生まれた時の体重でIQ(知能指数)や行動が変わるということを説明します
2017年デンマークでの研究で生まれた時の体重と青年期中年期のIQ(知能指数)です
19歳・28歳・50歳でIQ(知能指数)を調べました
ふつうは生まれた時の体重は3000gぐらいなので3000g~3500gが基準とします
少しだけ小さい人2500g~3000g未満という人は少しIQが低いです
28歳・50歳になっても追い付かないのです
少し大きい人3500g~4000gという人は少しIQが高いです
その差は2.6です
ずっと差は縮まらないです
他の年齢も含めた平均3ぐらいずっと差が縮まらないです
すこし小さく生まれてしまうと、大きく生まれた人と比べてIQが3低いという状態が続きます
IQ100が偏差値50平均店ですIQ130が偏差値70くらいなので
IQの3の違いは偏差値でいうと2ぐらいの違いです
2だと大したことないと思うかもしれませんが
2500g以下未熟児のデータと比べるとIQ6も障害違ってきてしまいます
2500g以下の低出生体重児が先進国で増えてきています
特に日本で増えていて10%日本で生まれている10人に1人は2500g以下
つまり少し大きく生まれた子供より生まれなながらにしてIQが6も低いんです
心配なデータです
何故低出生体重児が増えているかというと
いくつか原因があります
出産年齢の女性のやせ
少し食事を控えて痩せていたい痩せ願望があるのが原因のひとつです
極端な栄養障害じゃなくて少し栄養が少ないだけで生涯に渡ってIQが6も下がってしまいます
注意欠陥多動性障害(ADHD)
不注意で忘れ物が多くて多動でガサガサしていて衝動的に行動してしまうという特徴を持った人です
3~5%の人がADHDだと言われています
40人クラスだと1人~2人同級生がいると思います
生まれた時の体重が軽いほどADHDになりやすいというフィンランドのデータがあります
生まれた時の体重が軽ければ軽いほど指数関数的にADHDになってしまいます
ちょっとでも低いとなる率が高くなります。低出生体重だとよくないのですがどうしたらよいかというとなぜこんなことが起こっているかといいますと
ラットで同じ脳を持つラットを再現します
低出生体重児のラットだと激しく動き回ります。やはり多動です社会性をみてみます三つ部屋があって一番左の部屋にラット一番右の部屋に物を置いてみました
一日目は自由に出入りします。二日目に物を新しいラットに置き換えると、ふつうの体重で生まれたラットは新しい方に興味を持っていきますが
低出生体重児のラットだと興味を示さないのです社会性がないという風に評価します
脳の形態ですが低出生体重児はほんの少し小さいです
脳の奥は大脳白質という神経細胞と神経細胞をつないでいる神経線維が通っていところです
大脳白質が少し小さくなってしまいます
これは人でも一緒で人のMRIですけど早く生まれて低出生体重児は大脳白質が小さくなています
どうやったら低いIQ(知能指数)や多動を治せるか
栄養が少し足りないから少ないからそういう障害がでるので
治すのも栄養で治せるんではないだろうかと思うと思いま
アメリカ合衆国の食品医療品局(FAD)という政府の機関が2014年に出した報告書です
魚をほとんど食べない人から食べる人を並べたんです
沢山食べる上位5%人は12.7ウォンス食べていました(360g/週)魚一切れ(小さめ)60g
その生まれた子供をみるとほとんど食べない人を0としてそれを基準にしてみてみると食べれば食べるほど子供のIQが上がるんです
トップ5%だと3.9高いのです
妊娠中にお母さんが魚を食べると子供のIQが3.9あがります
一般向けの報告週2回シーフード(230~340g)食べましょう
そうすると子供のIQが3.3上がりますよ
というアメリカの報告です
これは生まれる前なので
生まれてしまってから
生まれた時低出生体重児はどうしたらいいか
1992年イギリスの早産児300人に7歳時点でIQテストを実施
母乳で育った子供は人工乳で育った子どもよりもIQ8.3高かった
偏差値でいうと5~6高い
母乳で育つだけでそれだけの差ができる
母乳だけの影響かはこれだけではわからない
母乳で育てようとしたお母さんはもしかしたら食事もきをつけていたかもしれないです
2015年母乳栄養と知能・30歳の収入と相関ブラジルの研究です
子どものIQに影響しそうな
家族の月収
両親の学歴
妊娠中の喫煙
母親の年齢
妊娠前BMI
分娩様式(帝王切開が通常分娩か)
出生体重
一家の資産指数(持ち家など)
祖先(ヨーロッパ系・アフリカ系・先住民族系の割合)
上記の項目に関して補正し、母乳群と人工乳群との間で一緒になるように数学的に補正した
母乳栄養が1ケ月未満だったほとんどミルクで育てたひととその他で比較してみると
母乳で育てた期間が長ければIQがあがる・30歳の収入も高い(観察研究なのでまだあまい)
介入試験(無作為割付試験)
母乳栄養と自動の認知機能:大規模無作為割付試験
ベラルーシの赤ちゃん17000人が参加6歳時にIQテスト

2013年
生後10カ月から4歳までの健康な乳幼児133人において、大脳白質(神経細胞と神経細胞を結んでいる神経線維が沢山集まっている部分)の体積をMRIで計測しました
母乳で育った人の方が白質で大きい場所を黄色い部分
人工乳で育った人の方が白質で大きい場所を青い部分
表示しています
母乳で育てると白質が大きくなっている部分が多いんです
やっぱり母乳がいいという証拠です
母乳のどの成分がいいのか
単純化すると脂質たんぱく質炭水化物ミネラルビタミンあります
多価不飽和脂肪酸というものがあります
子どもの脳の発達にいいのではないかと言われています
その中でω(オメガ)3脂肪酸というものがあります。魚などに含まれていてドコサヘキサエン酸DHA)エイコサペンタエン酸(EPA)というものです
コクランライブラリ今まで出た論文をすべてまとめて再解析するというやり方Cocrane(イギリス本部)
早産児に対する長鎖多価不飽和の補充
正期産児に対する長鎖不飽和脂肪酸の補充
補充による有効性は認めないという結論
低体重児で生まれると、
IQが低く、多動などの問題を持つ可能性が高い
妊娠中に魚をたくさん食べたり、母乳育児だと、子どものIQが高くなる
でも、母乳中のどの成分がよいのかは不明
ラットの親指を刺激すると脳のある部分が活性化する
人差しを刺激すると先ほどとは違う脳のある部分が活化する
低出生体重児は全体的にその感覚が小さく歪(いびつ)になる
ジャックオリビアコック(フランスCNRS国際科学研究センター)

脳神経細胞の細胞と細胞の間をシナプスでやりとりしています。信号を伝えているのですがその時神経伝達物質としてグルタミン酸とかGABAというものが
低出生体重児だと興奮性の神経伝達物質であるグルタミン酸は増える
抑制性のGABAは減っています
つまり、低出生体重児は興奮性の神経細胞が増して抑制性が減っている
ラットの研究でラットの脳の視床下部に抑制性のGABAはあつまるが
低出生体重児のラットでは視床下部にGABAが集まらない
低出生体重児が多動などの障害を起こす機序として
感覚が変わってしまう
神経細胞の興奮性が増して抑制性が減る
GABA(抑制性神経細胞伝達物質)が視床下部で減る
これだけではないが多動になる一つとして考えらる
治療
母乳の有効性は明らかなので、牛乳に少なく人乳(母乳)に多く含まれる物質に着目
ラクトフェリン
牛乳だとほとんど含まれない母乳だとたくさんあります
人の脳は周りの環境から守られていてその分たんぱく質薬アミノ酸を摂ったからといって簡単に吸収されない
GABAを飲んだら注射したら脳の中で増えるかというとそんな単純なものではない増えないです
ラクトフェリンは違ってある仕組みによって血液脳関門を容易に通過して脳の中に入っていきます
だからラクトフェリンは有望な治療です
ラクトフェリンは他の研究で内臓脂肪を減らすという事がわかっていてサプリメントとして売られています
ラクトフェリン入りヨーグルトというのがすでに売られています
だから安全なんです
一般の人は食べていて子供も食べている何も問題ないだから赤ちゃんの脳障害行動障害にいいとうことが分かればすぐに応用できるという可能性を秘めてます
妊娠中や赤ちゃんの時の栄養は脳の健やかな発達にとって重要である
低出生体重児が多動となるのは、脳内の抑制性神経物質の減少が一つの原因である
母乳の有効性は明確なので、母乳中成分を用いた治療法開発を行っている
食事で病気と聞くと多くの人は肥満糖尿病メタボリック症候群なんかを思うと思います。つまり中高年の人の栄養過多です
今回は発達や病気です。脳の発達や食事 病気と聞くと途上国か何かで栄養がすごく悪い人で子どもの脳の発達や病気が出てしまうと思うかと思われますが今回の話は先進国の話です。日本を含んだ先進国で起こっているはなしです。
食事や生まれた時の体重でIQ(知能指数)や行動が変わるということを説明します
2017年デンマークでの研究で生まれた時の体重と青年期中年期のIQ(知能指数)です
19歳・28歳・50歳でIQ(知能指数)を調べました
ふつうは生まれた時の体重は3000gぐらいなので3000g~3500gが基準とします
少しだけ小さい人2500g~3000g未満という人は少しIQが低いです
28歳・50歳になっても追い付かないのです
少し大きい人3500g~4000gという人は少しIQが高いです
その差は2.6です
ずっと差は縮まらないです
他の年齢も含めた平均3ぐらいずっと差が縮まらないです
すこし小さく生まれてしまうと、大きく生まれた人と比べてIQが3低いという状態が続きます
IQ100が偏差値50平均店ですIQ130が偏差値70くらいなので
IQの3の違いは偏差値でいうと2ぐらいの違いです
2だと大したことないと思うかもしれませんが
2500g以下未熟児のデータと比べるとIQ6も障害違ってきてしまいます
2500g以下の低出生体重児が先進国で増えてきています
特に日本で増えていて10%日本で生まれている10人に1人は2500g以下
つまり少し大きく生まれた子供より生まれなながらにしてIQが6も低いんです
心配なデータです
何故低出生体重児が増えているかというと
いくつか原因があります
出産年齢の女性のやせ
少し食事を控えて痩せていたい痩せ願望があるのが原因のひとつです
極端な栄養障害じゃなくて少し栄養が少ないだけで生涯に渡ってIQが6も下がってしまいます
注意欠陥多動性障害(ADHD)
不注意で忘れ物が多くて多動でガサガサしていて衝動的に行動してしまうという特徴を持った人です
3~5%の人がADHDだと言われています
40人クラスだと1人~2人同級生がいると思います
生まれた時の体重が軽いほどADHDになりやすいというフィンランドのデータがあります
生まれた時の体重が軽ければ軽いほど指数関数的にADHDになってしまいます
ちょっとでも低いとなる率が高くなります。低出生体重だとよくないのですがどうしたらよいかというとなぜこんなことが起こっているかといいますと
ラットで同じ脳を持つラットを再現します
低出生体重児のラットだと激しく動き回ります。やはり多動です社会性をみてみます三つ部屋があって一番左の部屋にラット一番右の部屋に物を置いてみました
一日目は自由に出入りします。二日目に物を新しいラットに置き換えると、ふつうの体重で生まれたラットは新しい方に興味を持っていきますが
低出生体重児のラットだと興味を示さないのです社会性がないという風に評価します
脳の形態ですが低出生体重児はほんの少し小さいです
脳の奥は大脳白質という神経細胞と神経細胞をつないでいる神経線維が通っていところです
大脳白質が少し小さくなってしまいます
これは人でも一緒で人のMRIですけど早く生まれて低出生体重児は大脳白質が小さくなています
どうやったら低いIQ(知能指数)や多動を治せるか
栄養が少し足りないから少ないからそういう障害がでるので
治すのも栄養で治せるんではないだろうかと思うと思いま
アメリカ合衆国の食品医療品局(FAD)という政府の機関が2014年に出した報告書です
魚をほとんど食べない人から食べる人を並べたんです
沢山食べる上位5%人は12.7ウォンス食べていました(360g/週)魚一切れ(小さめ)60g
その生まれた子供をみるとほとんど食べない人を0としてそれを基準にしてみてみると食べれば食べるほど子供のIQが上がるんです
トップ5%だと3.9高いのです
妊娠中にお母さんが魚を食べると子供のIQが3.9あがります
一般向けの報告週2回シーフード(230~340g)食べましょう
そうすると子供のIQが3.3上がりますよ
というアメリカの報告です
これは生まれる前なので
生まれてしまってから
生まれた時低出生体重児はどうしたらいいか
1992年イギリスの早産児300人に7歳時点でIQテストを実施
母乳で育った子供は人工乳で育った子どもよりもIQ8.3高かった
偏差値でいうと5~6高い
母乳で育つだけでそれだけの差ができる
母乳だけの影響かはこれだけではわからない
母乳で育てようとしたお母さんはもしかしたら食事もきをつけていたかもしれないです
2015年母乳栄養と知能・30歳の収入と相関ブラジルの研究です
子どものIQに影響しそうな
家族の月収
両親の学歴
妊娠中の喫煙
母親の年齢
妊娠前BMI
分娩様式(帝王切開が通常分娩か)
出生体重
一家の資産指数(持ち家など)
祖先(ヨーロッパ系・アフリカ系・先住民族系の割合)
上記の項目に関して補正し、母乳群と人工乳群との間で一緒になるように数学的に補正した
母乳栄養が1ケ月未満だったほとんどミルクで育てたひととその他で比較してみると
母乳で育てた期間が長ければIQがあがる・30歳の収入も高い(観察研究なのでまだあまい)
介入試験(無作為割付試験)
母乳栄養と自動の認知機能:大規模無作為割付試験
ベラルーシの赤ちゃん17000人が参加6歳時にIQテスト

2013年
生後10カ月から4歳までの健康な乳幼児133人において、大脳白質(神経細胞と神経細胞を結んでいる神経線維が沢山集まっている部分)の体積をMRIで計測しました
母乳で育った人の方が白質で大きい場所を黄色い部分
人工乳で育った人の方が白質で大きい場所を青い部分
表示しています
母乳で育てると白質が大きくなっている部分が多いんです
やっぱり母乳がいいという証拠です
母乳のどの成分がいいのか
単純化すると脂質たんぱく質炭水化物ミネラルビタミンあります
多価不飽和脂肪酸というものがあります
子どもの脳の発達にいいのではないかと言われています
その中でω(オメガ)3脂肪酸というものがあります。魚などに含まれていてドコサヘキサエン酸DHA)エイコサペンタエン酸(EPA)というものです
コクランライブラリ今まで出た論文をすべてまとめて再解析するというやり方Cocrane(イギリス本部)
早産児に対する長鎖多価不飽和の補充
正期産児に対する長鎖不飽和脂肪酸の補充
補充による有効性は認めないという結論
低体重児で生まれると、
IQが低く、多動などの問題を持つ可能性が高い
妊娠中に魚をたくさん食べたり、母乳育児だと、子どものIQが高くなる
でも、母乳中のどの成分がよいのかは不明
ラットの親指を刺激すると脳のある部分が活性化する
人差しを刺激すると先ほどとは違う脳のある部分が活化する
低出生体重児は全体的にその感覚が小さく歪(いびつ)になる
ジャックオリビアコック(フランスCNRS国際科学研究センター)

脳神経細胞の細胞と細胞の間をシナプスでやりとりしています。信号を伝えているのですがその時神経伝達物質としてグルタミン酸とかGABAというものが
低出生体重児だと興奮性の神経伝達物質であるグルタミン酸は増える
抑制性のGABAは減っています
つまり、低出生体重児は興奮性の神経細胞が増して抑制性が減っている
ラットの研究でラットの脳の視床下部に抑制性のGABAはあつまるが
低出生体重児のラットでは視床下部にGABAが集まらない
低出生体重児が多動などの障害を起こす機序として
感覚が変わってしまう
神経細胞の興奮性が増して抑制性が減る
GABA(抑制性神経細胞伝達物質)が視床下部で減る
これだけではないが多動になる一つとして考えらる
治療
母乳の有効性は明らかなので、牛乳に少なく人乳(母乳)に多く含まれる物質に着目
ラクトフェリン
牛乳だとほとんど含まれない母乳だとたくさんあります
人の脳は周りの環境から守られていてその分たんぱく質薬アミノ酸を摂ったからといって簡単に吸収されない
GABAを飲んだら注射したら脳の中で増えるかというとそんな単純なものではない増えないです
ラクトフェリンは違ってある仕組みによって血液脳関門を容易に通過して脳の中に入っていきます
だからラクトフェリンは有望な治療です
ラクトフェリンは他の研究で内臓脂肪を減らすという事がわかっていてサプリメントとして売られています
ラクトフェリン入りヨーグルトというのがすでに売られています
だから安全なんです
一般の人は食べていて子供も食べている何も問題ないだから赤ちゃんの脳障害行動障害にいいとうことが分かればすぐに応用できるという可能性を秘めてます
妊娠中や赤ちゃんの時の栄養は脳の健やかな発達にとって重要である
低出生体重児が多動となるのは、脳内の抑制性神経物質の減少が一つの原因である
母乳の有効性は明確なので、母乳中成分を用いた治療法開発を行っている
食事で病気と聞くと多くの人は肥満糖尿病メタボリック症候群なんかを思うと思います。つまり中高年の人の栄養過多です
今回は発達や病気です。脳の発達や食事 病気と聞くと途上国か何かで栄養がすごく悪い人で子どもの脳の発達や病気が出てしまうと思うかと思われますが今回の話は先進国の話です。日本を含んだ先進国で起こっているはなしです。
食事や生まれた時の体重でIQ(知能指数)や行動が変わるということを説明します
2017年デンマークでの研究で生まれた時の体重と青年期中年期のIQ(知能指数)です
19歳・28歳・50歳でIQ(知能指数)を調べました
ふつうは生まれた時の体重は3000gぐらいなので3000g~3500gが基準とします
少しだけ小さい人2500g~3000g未満という人は少しIQが低いです
28歳・50歳になっても追い付かないのです
少し大きい人3500g~4000gという人は少しIQが高いです
その差は2.6です
ずっと差は縮まらないです
他の年齢も含めた平均3ぐらいずっと差が縮まらないです
すこし小さく生まれてしまうと、大きく生まれた人と比べてIQが3低いという状態が続きます
IQ100が偏差値50平均店ですIQ130が偏差値70くらいなので
IQの3の違いは偏差値でいうと2ぐらいの違いです
2だと大したことないと思うかもしれませんが
2500g以下未熟児のデータと比べるとIQ6も障害違ってきてしまいます
2500g以下の低出生体重児が先進国で増えてきています
特に日本で増えていて10%日本で生まれている10人に1人は2500g以下
つまり少し大きく生まれた子供より生まれなながらにしてIQが6も低いんです
心配なデータです
何故低出生体重児が増えているかというと
いくつか原因があります
出産年齢の女性のやせ
少し食事を控えて痩せていたい痩せ願望があるのが原因のひとつです
極端な栄養障害じゃなくて少し栄養が少ないだけで生涯に渡ってIQが6も下がってしまいます
注意欠陥多動性障害(ADHD)
不注意で忘れ物が多くて多動でガサガサしていて衝動的に行動してしまうという特徴を持った人です
3~5%の人がADHDだと言われています
40人クラスだと1人~2人同級生がいると思います
生まれた時の体重が軽いほどADHDになりやすいというフィンランドのデータがあります
生まれた時の体重が軽ければ軽いほど指数関数的にADHDになってしまいます
ちょっとでも低いとなる率が高くなります。低出生体重だとよくないのですがどうしたらよいかというとなぜこんなことが起こっているかといいますと
ラットで同じ脳を持つラットを再現します
低出生体重児のラットだと激しく動き回ります。やはり多動です社会性をみてみます三つ部屋があって一番左の部屋にラット一番右の部屋に物を置いてみました
一日目は自由に出入りします。二日目に物を新しいラットに置き換えると、ふつうの体重で生まれたラットは新しい方に興味を持っていきますが
低出生体重児のラットだと興味を示さないのです社会性がないという風に評価します
脳の形態ですが低出生体重児はほんの少し小さいです
脳の奥は大脳白質という神経細胞と神経細胞をつないでいる神経線維が通っていところです
大脳白質が少し小さくなってしまいます
これは人でも一緒で人のMRIですけど早く生まれて低出生体重児は大脳白質が小さくなています
どうやったら低いIQ(知能指数)や多動を治せるか
栄養が少し足りないから少ないからそういう障害がでるので
治すのも栄養で治せるんではないだろうかと思うと思いま
アメリカ合衆国の食品医療品局(FAD)という政府の機関が2014年に出した報告書です
魚をほとんど食べない人から食べる人を並べたんです
沢山食べる上位5%人は12.7ウォンス食べていました(360g/週)魚一切れ(小さめ)60g
その生まれた子供をみるとほとんど食べない人を0としてそれを基準にしてみてみると食べれば食べるほど子供のIQが上がるんです
トップ5%だと3.9高いのです
妊娠中にお母さんが魚を食べると子供のIQが3.9あがります
一般向けの報告週2回シーフード(230~340g)食べましょう
そうすると子供のIQが3.3上がりますよ
というアメリカの報告です
これは生まれる前なので
生まれてしまってから
生まれた時低出生体重児はどうしたらいいか
1992年イギリスの早産児300人に7歳時点でIQテストを実施
母乳で育った子供は人工乳で育った子どもよりもIQ8.3高かった
偏差値でいうと5~6高い
母乳で育つだけでそれだけの差ができる
母乳だけの影響かはこれだけではわからない
母乳で育てようとしたお母さんはもしかしたら食事もきをつけていたかもしれないです
2015年母乳栄養と知能・30歳の収入と相関ブラジルの研究です
子どものIQに影響しそうな
家族の月収
両親の学歴
妊娠中の喫煙
母親の年齢
妊娠前BMI
分娩様式(帝王切開が通常分娩か)
出生体重
一家の資産指数(持ち家など)
祖先(ヨーロッパ系・アフリカ系・先住民族系の割合)
上記の項目に関して補正し、母乳群と人工乳群との間で一緒になるように数学的に補正した
母乳栄養が1ケ月未満だったほとんどミルクで育てたひととその他で比較してみると
母乳で育てた期間が長ければIQがあがる・30歳の収入も高い(観察研究なのでまだあまい)
介入試験(無作為割付試験)
母乳栄養と自動の認知機能:大規模無作為割付試験
ベラルーシの赤ちゃん17000人が参加6歳時にIQテスト

2013年
生後10カ月から4歳までの健康な乳幼児133人において、大脳白質(神経細胞と神経細胞を結んでいる神経線維が沢山集まっている部分)の体積をMRIで計測しました
母乳で育った人の方が白質で大きい場所を黄色い部分
人工乳で育った人の方が白質で大きい場所を青い部分
表示しています
母乳で育てると白質が大きくなっている部分が多いんです
やっぱり母乳がいいという証拠です
母乳のどの成分がいいのか
単純化すると脂質たんぱく質炭水化物ミネラルビタミンあります
多価不飽和脂肪酸というものがあります
子どもの脳の発達にいいのではないかと言われています
その中でω(オメガ)3脂肪酸というものがあります。魚などに含まれていてドコサヘキサエン酸DHA)エイコサペンタエン酸(EPA)というものです
コクランライブラリ今まで出た論文をすべてまとめて再解析するというやり方Cocrane(イギリス本部)
早産児に対する長鎖多価不飽和の補充
正期産児に対する長鎖不飽和脂肪酸の補充
補充による有効性は認めないという結論
低体重児で生まれると、
IQが低く、多動などの問題を持つ可能性が高い
妊娠中に魚をたくさん食べたり、母乳育児だと、子どものIQが高くなる
でも、母乳中のどの成分がよいのかは不明
ラットの親指を刺激すると脳のある部分が活性化する
人差しを刺激すると先ほどとは違う脳のある部分が活化する
低出生体重児は全体的にその感覚が小さく歪(いびつ)になる
ジャックオリビアコック(フランスCNRS国際科学研究センター)

脳神経細胞の細胞と細胞の間をシナプスでやりとりしています。信号を伝えているのですがその時神経伝達物質としてグルタミン酸とかGABAというものが
低出生体重児だと興奮性の神経伝達物質であるグルタミン酸は増える
抑制性のGABAは減っています
つまり、低出生体重児は興奮性の神経細胞が増して抑制性が減っている
ラットの研究でラットの脳の視床下部に抑制性のGABAはあつまるが
低出生体重児のラットでは視床下部にGABAが集まらない
低出生体重児が多動などの障害を起こす機序として
感覚が変わってしまう
神経細胞の興奮性が増して抑制性が減る
GABA(抑制性神経細胞伝達物質)が視床下部で減る
これだけではないが多動になる一つとして考えらる
治療
母乳の有効性は明らかなので、牛乳に少なく人乳(母乳)に多く含まれる物質に着目
ラクトフェリン
牛乳だとほとんど含まれない母乳だとたくさんあります
人の脳は周りの環境から守られていてその分たんぱく質薬アミノ酸を摂ったからといって簡単に吸収されない
GABAを飲んだら注射したら脳の中で増えるかというとそんな単純なものではない増えないです
ラクトフェリンは違ってある仕組みによって血液脳関門を容易に通過して脳の中に入っていきます
だからラクトフェリンは有望な治療です
ラクトフェリンは他の研究で内臓脂肪を減らすという事がわかっていてサプリメントとして売られています
ラクトフェリン入りヨーグルトというのがすでに売られています
だから安全なんです
一般の人は食べていて子供も食べている何も問題ないだから赤ちゃんの脳障害行動障害にいいとうことが分かればすぐに応用できるという可能性を秘めてます
妊娠中や赤ちゃんの時の栄養は脳の健やかな発達にとって重要である
低出生体重児が多動となるのは、脳内の抑制性神経物質の減少が一つの原因である
母乳の有効性は明確なので、母乳中成分を用いた治療法開発を行っている
食事で病気と聞くと多くの人は肥満糖尿病メタボリック症候群なんかを思うと思います。つまり中高年の人の栄養過多です
今回は発達や病気です。脳の発達や食事 病気と聞くと途上国か何かで栄養がすごく悪い人で子どもの脳の発達や病気が出てしまうと思うかと思われますが今回の話は先進国の話です。日本を含んだ先進国で起こっているはなしです。
食事や生まれた時の体重でIQ(知能指数)や行動が変わるということを説明します
2017年デンマークでの研究で生まれた時の体重と青年期中年期のIQ(知能指数)です
19歳・28歳・50歳でIQ(知能指数)を調べました
ふつうは生まれた時の体重は3000gぐらいなので3000g~3500gが基準とします
少しだけ小さい人2500g~3000g未満という人は少しIQが低いです
28歳・50歳になっても追い付かないのです
少し大きい人3500g~4000gという人は少しIQが高いです
その差は2.6です
ずっと差は縮まらないです
他の年齢も含めた平均3ぐらいずっと差が縮まらないです
すこし小さく生まれてしまうと、大きく生まれた人と比べてIQが3低いという状態が続きます
IQ100が偏差値50平均店ですIQ130が偏差値70くらいなので
IQの3の違いは偏差値でいうと2ぐらいの違いです
2だと大したことないと思うかもしれませんが
2500g以下未熟児のデータと比べるとIQ6も障害違ってきてしまいます
2500g以下の低出生体重児が先進国で増えてきています
特に日本で増えていて10%日本で生まれている10人に1人は2500g以下
つまり少し大きく生まれた子供より生まれなながらにしてIQが6も低いんです
心配なデータです
何故低出生体重児が増えているかというと
いくつか原因があります
出産年齢の女性のやせ
少し食事を控えて痩せていたい痩せ願望があるのが原因のひとつです
極端な栄養障害じゃなくて少し栄養が少ないだけで生涯に渡ってIQが6も下がってしまいます
注意欠陥多動性障害(ADHD)
不注意で忘れ物が多くて多動でガサガサしていて衝動的に行動してしまうという特徴を持った人です
3~5%の人がADHDだと言われています
40人クラスだと1人~2人同級生がいると思います
生まれた時の体重が軽いほどADHDになりやすいというフィンランドのデータがあります
生まれた時の体重が軽ければ軽いほど指数関数的にADHDになってしまいます
ちょっとでも低いとなる率が高くなります。低出生体重だとよくないのですがどうしたらよいかというとなぜこんなことが起こっているかといいますと
ラットで同じ脳を持つラットを再現します
低出生体重児のラットだと激しく動き回ります。やはり多動です社会性をみてみます三つ部屋があって一番左の部屋にラット一番右の部屋に物を置いてみました
一日目は自由に出入りします。二日目に物を新しいラットに置き換えると、ふつうの体重で生まれたラットは新しい方に興味を持っていきますが
低出生体重児のラットだと興味を示さないのです社会性がないという風に評価します
脳の形態ですが低出生体重児はほんの少し小さいです
脳の奥は大脳白質という神経細胞と神経細胞をつないでいる神経線維が通っていところです
大脳白質が少し小さくなってしまいます
これは人でも一緒で人のMRIですけど早く生まれて低出生体重児は大脳白質が小さくなています
どうやったら低いIQ(知能指数)や多動を治せるか
栄養が少し足りないから少ないからそういう障害がでるので
治すのも栄養で治せるんではないだろうかと思うと思いま
アメリカ合衆国の食品医療品局(FAD)という政府の機関が2014年に出した報告書です
魚をほとんど食べない人から食べる人を並べたんです
沢山食べる上位5%人は12.7ウォンス食べていました(360g/週)魚一切れ(小さめ)60g
その生まれた子供をみるとほとんど食べない人を0としてそれを基準にしてみてみると食べれば食べるほど子供のIQが上がるんです
トップ5%だと3.9高いのです
妊娠中にお母さんが魚を食べると子供のIQが3.9あがります
一般向けの報告週2回シーフード(230~340g)食べましょう
そうすると子供のIQが3.3上がりますよ
というアメリカの報告です
これは生まれる前なので
生まれてしまってから
生まれた時低出生体重児はどうしたらいいか
1992年イギリスの早産児300人に7歳時点でIQテストを実施
母乳で育った子供は人工乳で育った子どもよりもIQ8.3高かった
偏差値でいうと5~6高い
母乳で育つだけでそれだけの差ができる
母乳だけの影響かはこれだけではわからない
母乳で育てようとしたお母さんはもしかしたら食事もきをつけていたかもしれないです
2015年母乳栄養と知能・30歳の収入と相関ブラジルの研究です
子どものIQに影響しそうな
家族の月収
両親の学歴
妊娠中の喫煙
母親の年齢
妊娠前BMI
分娩様式(帝王切開が通常分娩か)
出生体重
一家の資産指数(持ち家など)
祖先(ヨーロッパ系・アフリカ系・先住民族系の割合)
上記の項目に関して補正し、母乳群と人工乳群との間で一緒になるように数学的に補正した
母乳栄養が1ケ月未満だったほとんどミルクで育てたひととその他で比較してみると
母乳で育てた期間が長ければIQがあがる・30歳の収入も高い(観察研究なのでまだあまい)
介入試験(無作為割付試験)
母乳栄養と自動の認知機能:大規模無作為割付試験
ベラルーシの赤ちゃん17000人が参加6歳時にIQテスト

2013年
生後10カ月から4歳までの健康な乳幼児133人において、大脳白質(神経細胞と神経細胞を結んでいる神経線維が沢山集まっている部分)の体積をMRIで計測しました
母乳で育った人の方が白質で大きい場所を黄色い部分
人工乳で育った人の方が白質で大きい場所を青い部分
表示しています
母乳で育てると白質が大きくなっている部分が多いんです
やっぱり母乳がいいという証拠です
母乳のどの成分がいいのか
単純化すると脂質たんぱく質炭水化物ミネラルビタミンあります
多価不飽和脂肪酸というものがあります
子どもの脳の発達にいいのではないかと言われています
その中でω(オメガ)3脂肪酸というものがあります。魚などに含まれていてドコサヘキサエン酸DHA)エイコサペンタエン酸(EPA)というものです
コクランライブラリ今まで出た論文をすべてまとめて再解析するというやり方Cocrane(イギリス本部)
早産児に対する長鎖多価不飽和の補充
正期産児に対する長鎖不飽和脂肪酸の補充
補充による有効性は認めないという結論
低体重児で生まれると、
IQが低く、多動などの問題を持つ可能性が高い
妊娠中に魚をたくさん食べたり、母乳育児だと、子どものIQが高くなる
でも、母乳中のどの成分がよいのかは不明
ラットの親指を刺激すると脳のある部分が活性化する
人差しを刺激すると先ほどとは違う脳のある部分が活化する
低出生体重児は全体的にその感覚が小さく歪(いびつ)になる
ジャックオリビアコック(フランスCNRS国際科学研究センター)

脳神経細胞の細胞と細胞の間をシナプスでやりとりしています。信号を伝えているのですがその時神経伝達物質としてグルタミン酸とかGABAというものが
低出生体重児だと興奮性の神経伝達物質であるグルタミン酸は増える
抑制性のGABAは減っています
つまり、低出生体重児は興奮性の神経細胞が増して抑制性が減っている
ラットの研究でラットの脳の視床下部に抑制性のGABAはあつまるが
低出生体重児のラットでは視床下部にGABAが集まらない
低出生体重児が多動などの障害を起こす機序として
感覚が変わってしまう
神経細胞の興奮性が増して抑制性が減る
GABA(抑制性神経細胞伝達物質)が視床下部で減る
これだけではないが多動になる一つとして考えらる
治療
母乳の有効性は明らかなので、牛乳に少なく人乳(母乳)に多く含まれる物質に着目
ラクトフェリン
牛乳だとほとんど含まれない母乳だとたくさんあります
人の脳は周りの環境から守られていてその分たんぱく質薬アミノ酸を摂ったからといって簡単に吸収されない
GABAを飲んだら注射したら脳の中で増えるかというとそんな単純なものではない増えないです
ラクトフェリンは違ってある仕組みによって血液脳関門を容易に通過して脳の中に入っていきます
だからラクトフェリンは有望な治療です
ラクトフェリンは他の研究で内臓脂肪を減らすという事がわかっていてサプリメントとして売られています
ラクトフェリン入りヨーグルトというのがすでに売られています
だから安全なんです
一般の人は食べていて子供も食べている何も問題ないだから赤ちゃんの脳障害行動障害にいいとうことが分かればすぐに応用できるという可能性を秘めてます
妊娠中や赤ちゃんの時の栄養は脳の健やかな発達にとって重要である
低出生体重児が多動となるのは、脳内の抑制性神経物質の減少が一つの原因である
母乳の有効性は明確なので、母乳中成分を用いた治療法開発を行っている