こんばんは
本日,何度更新するでしょうか。
まとまらないですが,一区切りというか…今の想いを,できるだけ素直に書いて
今後に繋げようと想います。
今年4月,私は,新たなスタートを切った。
昨年の6月までは,一般的な就活をしていました。
ハウスメーカーとか,まちづくりコンサルタント系統で。
しかし,家を作りたい訳ではなかった私は,一社,最終選考の面接まで行っていたのに
受ける前に,辞めてしまった。
もし,受けて通ってしまったら。。。その方が怖かった。
もう,「家」にしか携われないのかも。という不安。
私は,個人の家に興味はない。
そもそも家に興味が持てない。
ならばなぜ建築士の試験や受験をしているの?
と言われそうですね。
私は,これだけはずっとずっと変わらない
「動植物と人とが共生できるまちづくり」に携わりたい。
桃源郷,綺麗事。と言われかねないが,想いは変わらない。
小学生の時に,絶滅動物は人の便宜で邪魔だからという理由で,急速に数を減らし消失した。
私は,復活させたいわけではない。けれど,このままではいけない。
人の手で殺めてきた過去を,今度は人の手で救わなければならない。のではないか。
しかし,今の環境に,動植物は生きにくい世界になっているのではないか。
この軸で,どうにか自然環境系に携わる人になりたいと想っていた。
けれどどうやって?
大学進むまで応えは見つからない。
大1にビオトープの存在を知った。
大2にドイツに行った際,ビオトープというものを肌で感じた。
大3にビオトープの試験勉強をしてみた。落ちましたが。。。
違和感を覚えた。日本のビオトープとドイツの作り。説明された訳ではないが別物。
日本のは,はっきり言い過ぎかもですが,環境にいいから。動物にいいから。人にいいから。全てが切り離されて作られている印象。
ドイツのは,一体感があり,違和感がない。田舎ではない街なのに,どこかホッとなる植生。
そう,過剰に手入れがされていなかったんだ。どこかの本にも載っていたかもしれないが。
それと同時に,ビオトープについて触れた先生の研究室に配属された。
いや,希望を出した。がっつり建築の表記がある研究室。私は,住宅建築を学びたい!と想って入ったわけではなく,建築を通してでも,創作できるものがある可能性に賭けた。
大3に,初めてワークショップを経験し,まちづくりの難しさとやりがいを少し垣間見た。
幸運にも,卒論が,絶滅危惧種がいるまちの住民の意見を聴くことができた。
そこから,人の想いもあってこそのまちなんだ。まちは生きているんだ。と感じた。
幸いにも自然建築を追究している研究室であり,そういった仲間が集まる場所であり
好奇心旺盛な私は,年長者からよくしてもらっていた。
だから,初めて調査地に行った際,先生に
「院生にならないか」
とお誘いがあった。私は,嬉しくその場で返事した。
5回の調査で,先にも後にも,この一度,それも一日と半日しか先生と同行しなかった(遠征してくれなかった)のは
気が楽だったけれど,不信感も覚えたのは確かだ(実地は計14日)。(先生も忙しいからだが)
論文を書くに従い,私は,くじけてきた。
「論文の才能がない。物書きができない。意図が理解できない。」
私は,研究したいのだろうか。
しかし,住民の方々の関わりは惜しい。こんなにも素敵な人たちと出会い,土台集めに翻弄されていた一年。これから,応用?していくというのに。
院生の試験は夏に終えたが,納期は早春だった。
2月になる頃には,論文に頭抱えながら,反発心が募ってきた。
「引き戻せるのは今だぞ。」
ずっとずっと頭の中で言われていた。
院生になったら2年間,どんなに苦しくても貫き通さなければならない。
中退なんて,大学の中退とは訳が違う。
自分の意志で進んでいるのに,途中で投げ出す。それこそ大迷惑だ。
延々と回ったあと
私の周りには留学している子が多く
私も大学卒業→就職or 大学卒業→大学院
の構図だけが道ではない!
と確信した瞬間,辞退する意志を伝えに行きました。
もう一つ。
住民の方々とお話していた際,里山を課題としていたので,その中でも
「竹」をどうにかしてほしいけど,何かならないの?
から,私は竹を知りたい!
住民の方に,竹はこういう利用ができますよ~と紙や口では何とでも言える。
しかし,本当の解決策になるのか。自分が経験していないのに
人様に軽々しく,提示してもいいものか。
調査地が遠方だったことから,年5回という数値。
私は,なんとも想ってないで行った訳ではない。
もちろん,5回の中で,滅多に行けないから行ける時に,いかに知りたい材料を仕入れてくるか。
研究室でも実地でも熱心に没頭していた。
だけど,ここでもお客様意識はぬぐえない。
いや,言いに来るだけの小娘。そう想われてもおかしくない。
だけれど,住民の方々は快く私を受け入れてくれ,協力してくれ。。。
私は,この先も文面で出す勇気はなかった。
里山の管理の大変さ。身をもって知らないのに,提示し続ける忍耐,私にはない。
そしたら,必要としているものを,私も身をもって,経験を通して
伝えるモノ・コトをしていきたかった。
卒業時に勲章たるものを頂いたりした。しかし,それが一体何に役に立つのだろうか。
私自身,資格等,受験してきている。だが,目的は,その分野を学びたいキモチからだ。
資格をもって,見せびらかしたい。のではない。紙切れの,証拠よりも,確かな経験や感覚。そちらを第一優先したいのだ。
卒業と共に建築士2級を受験できる特権だけは活かし,建築の事をしり,住民の方々に適切な情報を提供できる人材になれると想った。だから,勉強していた。
竹細工もこの時と同時に,お稽古しだした。
竹の利用の一つとして。
ただ,それだけ。
の想いで,ここまで来ている。
ここまで言っておきながら
建築も竹細工も,実は好きなのだ。
不思議にも嫌にならない。
もっともっと知りたくなるんだ。
時には,飽きてしまったり,も~これ以上図面描きたくない!と想っても
なぜか向き合っている。
建築には全く疎い私ですが,いつも建築に救われています。
だから建築からアプローチしたいと想わされるんです。
そして,自分の自由自在に創れる未来を知り
愉しくなっていたら
なんと人との繋がりができ
月一で竹林の整備をさせてもらえる機会を獲得しました!
常にいるM氏と私が広い森の中の一角の真竹エリアを伐って
林床を広げています。
想えば,今年初めて竹林に入ったし
ましてや伐るなんて。お稽古の方が先に伐ったりしたので予備知識持って行ったんですがね。
そんな森を教えてくれた,S氏(私の好きな人。笑)。
彼と出会ったのも今年の4月。
彼は,建築士であり,駆け出しのログビルダー。
ん~彼と私は似通っていて,私は彼を追いかけて,彼は私を自分のように思い助言する。
だから師弟のようでもあるけれど…ちょっと違う。
だから今は上手くいかない理由も分かる(それは後に書きます)。
彼もここの場所は,今年に出逢い,週2くらいで活動しています。
彼と彼のビジネスパートナー。の作品。
ん~羅列していてまとまりないですが,後年の指針になりますように。
また,迷った時,この時点でも迷いながらも,前に進もうとする過程。
立ち戻れますように。
お目にしてくださりありがとうございました。











