警告の記事をお目にして頂いた方には失礼しました。

再度書き直します。

私はハンブルクに6日から居るので9日?と11日?(時差8時間あるのと,こっち来てから日付感覚ないのですみません)の地震では,ホストファミリーのダイニングにテレビもPCもなく情報が少なくて,判然つきません。

ですが東北で多くの方が亡くなり,関東圏でも被災地の多くの方々が不安で過ごして居る事は母親,姉から聞いてます。

私の両親(埼玉),姉ファミリー(千葉),兄(東京)は皆,無事でした。

震災時,ハンブルクを散歩中に川辺でボーッとしていて,ふと
「時が止まっているようだ。でも私はなんでココに居るんだろう」
と思いました。素敵な町を感じてユッタリとした時間を過ごしていました。

しかし半日過ぎた頃には,家族や友人への安否・安全を確認すると共に,大学教員からの恐ろしい状況を伝えられました。

ある教員は,神奈川の大学の体育館に避難し夜を過ごし

ある教員は,調査の為に宮城県に調度行っていたそうです。
その教員は,被災地の自治体の結束の強さや震災直後にも関わらずコンビニでのレジ待ちは日本人らしい律儀な態度でいたそうです。そして,交通機関も麻痺しているので,レンタカーで関東に戻ったとメールで伺いました。


寝る前も朝も私はハンブルクから関東に住む家族・友人にメールしたり,一日中携帯で日本の情報を見ています。

みんながどんなに怖い想いをしたか感じる事が出来ず,今ここに居るから何もできなくて辛くて苦しい想いです。そう考えるだけでも,涙溢れてきます。

泣いていても状況は変わらず,ホストファミリーのお家に居ても,気が病む為に今日もハンブルクの町を散歩してきました。

ニュースで拝見しましたが,
エンターテイメントの復興の目処について,正直呆れました。
こんな時にエンターテイメントの復興?ライフラインの復興の話も大変なのに,トピックを挙げないで欲しいと感じました。
言葉荒いですが衣食住およびメンタルが第一に考えるべきでしょ。恐ろしい想いしている人たちに失礼ですしモラル疑います。

お金持ちの人,そうでない人の事もどうでもいい。
みんな平等に電力や食料を必要としている。
どうか力を合わせて,今は安全を第一にお過ごしください。
私も来週末には帰国したら,私なりにやれる事をします。


散歩していても気が晴れず,現状を明確に把握出来ていない不安感で,買い物に賑わっている人を横目に,今日もベンチでボーッとしていました。
「やはり自分の目で確認したい。とてもserious problemだから何かしたい気持ちになれない。むしろ浮いた気持ちになる方が不自然だと思う。」

でもホストファミリーやルームメート,こっちで出会った日本人の男の子には心配かけないように,気をつけようと強く思います。

英語も苦手な私は,不安感を伝えられなくて心細いし,日本人の男の子に,頼りたいけど,これ以上迷惑かけたくない。
帰国まで強くいよう。と決心しました。

日本人の男の子は名古屋出身で,来年まで日本に帰国しないけど
「こっちでボランティア活動しようと思うけどどう思う?上手くいくか分からないけどやれる事をしようと思うんだけど。」
と言ってくれました。
私も彼についてやってみます。ハンブルクでも出来る限りの事して帰りますね。

二次被害にも,くれぐれもお気をつけてください。



最後になりましたが,この震災で亡くなられた方々に,心から御冥福をお祈りしております。

お目にして頂きありがとうございました。
一刻も早く安堵できる日が訪れるように,ただただお祈りしております。



追記
I don't feel like doing anything.
I don't find what to do.

I feel sick.because I worry about a large number of Japanese persons.
I want to go back in Japan...

12.03.2011 20:15(in Hamburg)