紫陽花の花が咲き始め

色とりどりに

咲き誇り

夏の到来を告げる


母の好きだった

あの紫陽花は

もう無くなってしまった

母と一緒に

逝ってしまった


もう一度

紫陽花の花を見たいと

そんな気持ちになるけれど

やっぱり

哀しく寂しい


鮮やかな色に

想いを馳せて