3,600円に関する話は終わりました。
絶縁された利用者様、何人か担当しています。
1番長い人はもう6年の付き合いになります。
ご家族からは一度も連絡も無ければ、来た形跡もない。
私が担当する前に役所へ「今後一切かかわりません」と一筆あったのが最後。
色々な事を(本当に色々ありました。現在進行形)ヘルパー事業所さんや訪問看護さんと乗り越えてきました。
先日、ご本人(認知症バリバリですけど独居です)とお話ししていた時。
ニコニコしながら
「いつも良いヘルパーさんに来てもらって助けてもらって寂しくない。
(役所も最後まで面倒みてくれると言ってくれているし←そんなこと言われてませんが🤣)
年金あるからお金の心配もないし、私は本当に恵まれています。幸せ者です♪」
色々とツッコミどころはありますが💦
幸せと思っているなら…ま、良いか。
家族に対して酷いことをしてしまった人でも。絶縁されても、疎遠でも。その日が来るまで生きている。
認知症のその人は。
何をしたか覚えていない。後悔も反省も何もない。
家族にとったら、やりきれない発言かもしれません。
他人だからこそ、今のその人しか知らないからこそ支援できることもあります。
時々しんどいけどね。
娘でも親戚でもないよーと投げ出したくなる日もある。
認知症からくる妄想にかられて私を口撃や非難して執拗に電話してくる日もあるんです。
生命の判断をすることは、私(ケアマネ)にはできない。ご家族にはある程度できますが。
多分、次に入院するようなことが起きたら、自宅へは帰れません。入院中に役所と協議して(役所は家族や親戚と協議して)その先を決めるのかな?
病院の相談員さんとも長い付き合いになりました。
「6年前、自宅に帰るのは無理だと主治医は言っていましたが、ここまで(自宅生活を)保っておられるのは驚きです。本当にたいへんですね。お疲れ様です」
「もう、在宅ギリギリラインですけど💦なんとか事業所さんにご協力いただき、頑張ってます〜」
どんな終わりが来るのかわかりませんが、その日までベストを尽くそうと思った、ご本人と医療関係者の一言でした。
正解など、多分どこにもありません。
今出来る事をやるのみ。ここに辿り着いた。